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  1. ね (01-22)
  2. ニゲラ嬢 (01-20)
  3. Psxbvzkc (03-29)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

20-01-2004 / Tuesday

_ この期に及んで着ていく上着に悩みまくり、母と相談の上、朝からデパート経由できてしまった。結果:欲しい色はすべて売り切れ。いらんのをすすめられても、買う気になるわけがない。というわけで、あともう一日だけ悩んでなんとかしようと思っています。木曜日は朝から会議やし。自己評価レポート、日本語文は完成。英語文で苦労中。自分の評価を自分で書くことはほんと難しい。

_ 会計からの残額報告が信じられないほど間違っていて、びっくりする。慌ててクレーム。ものの5分で回答が来たのだけど、そんなに簡単な計算ミスで、一桁違う報告を受けた身になって欲しいものよ…などと理不尽なことを一応思ってみた。とげとげしているのかな。

_ 今日のお洋服:

黒のボートネックザックリセーター/ヨモギ色のシャツ/黒のコードュロイ(コール天のことですな)パンツ

感想/旅行中のコーディネイトを試してみた。動きやすい。


20-01-2008 / Sunday

_ あんじょう、養生しています。どうもありがとう。

_ 久方ぶりに、ものすごいお天気の日曜日となった。土曜日の夕方、もうとにかく夕日がきれいで、思わずカメラを持ち出して、ベランダから見える夕日を写真に撮ったほど。今朝は早起きをしようと思っていたのに、うっかり7時半に起きた。すぐに掃除洗濯ベッドを整えて、軽く朝ごはんを食べて、出発。出掛けに電話して、名物のお菓子を予約しておいた。いつもの道を軽快に走った。やがて、小さな街へ。お菓子を受け取って、いつもの聖地にバイクを止める。今日は、お願いごとに来たのだ。おばあさんにお願いをして、大きな木の下の聖なる場所へ移動。ゴザを広げて、さっそくお香を炊いてもらう。ちょっとした自己紹介とお願いの内容を伝える。ここまで、新しく習っている別の某国語でできたのがうれしいよー。で、さっそく祈祷が始まる。その後、聖なる場所に置かれている花を3つ、おばあさんが新聞紙に包んでくれた。今日の真夜中12時にこの花を散らした水で、水浴びをすること、さらば願いごとは叶うであろう。

大切に押し頂いて、墓所に入り、しばし瞑想。聖地のとなりにある小さな食堂で、静かにご飯を食べた。オレンジジュースにいろいろな果物を小さく切ったものが入っているのが、ここの特徴。

それからひたすら街道を南下。走ったことのない道、おととし初めて来たときに、通った道を思い出しながら、走る。ときどき道端にバイクを止めて絵を描く。すると、遠くから、畑で仕事をしている人がわざわざ仕事の手を止めて、何をしているのかとやってくることがある。絵を描きながら、素性を適当に話す。それで、注文して買ってあるお菓子を適当に取り出して一緒に食べて、いろいろな話をさらに聞きだす。仕事なんだか、どこまでが趣味なんだかよくわからないけれど、適当に楽しい会話を楽しむ。

またひたすらに疾走して、3時ごろ帰宅。乾いていた洗濯物を取り込んで、色落ちするかなと思って別においていた洗濯物を洗濯、水浴びをしてから、ようやく明日締め切りの文書を開く(笑)。そう、今日のわたしの行動は、お天気がよいことにすべてを理由にした逃避行動であったのです。が、小一時間で書類書きは終わったので、インターネットやに来て、直ちに送信。で、ちょっとのんびりしているところです。

明日も晴れるかな。


20-01-2009 / Tuesday

_ ところで、オバマ氏の就任式をどうしてもみたかったので、わざわざそのためにホテルに泊まりに来ました。ねずみがテレビのアンテナ線とケーブルを齧ってしまってから、はや1年半。。未だにテレビなし生活をしています。友達の家に泊まりに行ってもよかったのですが、長風呂に浸かりたかったのでありました。夫になる人の家に泊まりにいくという方法もないではないのですが、先方がそうしろといってくれて、わたしもそれが便利だなと思っても、第三者の人がやはり許さなかったりします。みんなよくみているものです。ただでさえ目立つ外国人なので、気をつけています。もう道ばたで買い食いもしなくなりました。あそこの嫁は、あんなところであんなものを食っていたと、言われるのも申し訳ないので。なので今日は、ゆっくりと部屋でテレビをみたりなんかしています。夕方、自分の家でご飯も食べてきたので、あとは寝てしまわないように、気をつけるだけです。

_ 体がついて行かず、じっとしていた。暑さはどうともないのだが、なんかいろいろたまっている仕事が追っつかず。返事を書きたいメールもたくさんあるのだが、手が回らず。

ふたりで役場に出かけて、わたしと役人とでけんかしてしまった。恥ずかしい思いをさせたに違いないのに、あまりの悔しさに泣き出したらば、とても親切にしてくれた。こういうときに、そっか、夫婦って、ひとりでいやな思いをしたら、ちゃんと慰めてくれる人がいる人がいる状況なのか、と思ったり。ありがたいことであった。というか、もう役人とけんかしないようしないといかん。帰国の前の日に、古い先生や古い友人たちとだけで、小さな集まりを開いてもらった。お祝いもいただいて、夜の冷たい空気の中を歩いた。

帰りの飛行機の中で、沢木耕太郎。オリンピックの話のほう。レニ・リーフェンシュタールって、なんだか煮ても焼いても食えない人のように読める話に思えたり。ヒトラーのことを本当はどう思っているかなんて、墓場に持って行くよりない話だったのだろうと思う。

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_ ラギ [在米の姉は、パレードをみるためにゲート内に入り込んだらしいです(汗)。同行していた息子の存在を思い出したのは少し後に..]

_  [ありがとうございます。 毎日、ほんとうに飛ぶように時間が過ぎていきます。]


20-01-2010 / Wednesday

_ 入院中、合計四日間、手術直後から授乳やらのために大学病院へ通っていたということもあり、今頃になって疲れが出始めた。疲れというのか、いわゆる産後の肥立ちが悪いという状態であるらしい。担当医の話では、手術の際、出血が予想以上に多く1500mlもあったそうだ。そういう中、病院に通えたのは気が張っていたからにほかならないだろう。入院中はそれでも上げ膳据え膳だったし、深夜の授乳は新生児室に預けてあるので、看護師さんがしてくれた。日中は母子同室ではあるけれど、とくに疲れることもなかった。退院した翌日、かいわそうな夫を連れて某国料理店へお昼ご飯を食べついでに少し買い物。その翌日はまた必要なものを買いに少し買い物。そして昨日は出生届を提出に市役所へ。出産一時金の差額請求、児童手当、乳幼児医療助成等々の手続きを全部済ませたら、昼前に出かけたのに、市役所を出たのはもう5時前だった。戸籍係で子どものミドルネームのことでたいへんややこしいやりとりがあったからである。こちらはきちんと某国在外公館に電話して書き方を指示してもらっていて、その説明をしたのに、何故か法務局に電話して問い合わせるなどという。ミドルネームに関する説明は、出生届の備考欄に記載することになっていた。これは某国に限らず、欧米諸国の諸在外公館ないしは、欧米諸国等々にある日本の在外公館で出生届を提出する人が通常、ミドルネームがあることを説明し、日本名と外国名とで異なる名前となることをあらかじめ知らせておくための措置である。備考欄へのその記述に対して、法務局からの回答がまたふるっていた。公の文書に余計なことを記載してはならぬ、それは恐らく慣例であろう、出生届には不必要な記載をしては絶対ならぬ、などというものであった。そのため、戸籍係はわたしの説明、というか某国在外公館が過去にも何百何千という事例を扱うに際して出していた指示を、単なる慣例だから日本の法に反している、と却下した。

わたしの方としては、それではとにかく一度、戸籍係さんが在外公館の出生届担当者に電話して、もう一度説明を受けてください。そして、あなた方は日本の法に反したことを慣行としておこなってきた、間違いですと言ってみてくださいとはいわなかったけど、まあもう一度だけ聞いてみてくださいと、お願いするしかなかった。その上でもう一度、法務局に問い合わせてくださいともお願いした。結果、詳細は省略しますが(いやほんまに疲れましたよ。。あの不毛なやりとりに)、日本の法務局からは「以降は市町村役場の担当係の判断に委ねる。法務局は関知しない」という回答を得たとかで、出生届には余事記載としてミドルネーム等々に関する説明が記載されるはこびとなった。いや、たいへんでした。

そういうことがあったからということではないのだけど、とにかくとても体の調子が悪く、夫が来てくれていなかったらどうなっていたのかなと思わずにはいられない状態となった。

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_ Psxbvzkc [ http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.ht..]


20-01-2011 / Thursday

_ なんというのか、あっという間に年が明け、大いにタイミングを逸してしまいましたが、明けましておめでとうございます、寒中お見舞い申し上げます。本年もぼちぼちとがんばって生きていければと思っています。よろしくお願いいたします。

_ なにしてた〜ん、と問われてもなんともいいようがないくらいに、いつものように暗く過ごしていた。「マーチ家の父」を図書館で借りて以来、すっかりと近所の図書館での読書にはまってしまい、子どもと散歩がてらに図書館にでかけては、山ほど本を借りてきた。秀逸だったのは、「巡礼コメディ旅日記」、ハーペイ・カーケリング。あまりにもおもしろかったので、一回返却して、また借り直したほど。今のわたしに必要なのは、なにか巡礼的なものなのかと思うところがあったのか。きっとそうなのだろう。この道程は、去年の春ごろだったか、NHKで再放送をみてすっかり夢中になった「サンティアゴ青春巡礼」と重なるから、ゴールはサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂。巡礼というのは、マーチ家の娘さんたちが登場する本編のほうでも、一章のタイトルになっていた。自分の来し方と重ね合わせてみると、この短い時間に「巡礼」というキーワードと何度も巡り逢わせたことの不思議をおもわずにいられなくなった。

去年の秋、出張を終えて帰国する直前、大学から連絡があった。わたしの雇用経費が出ている資金が予想外に早く尽きかけている、出張終了と同時に一旦辞職するか(パートなりアルバイトなりをみつけてくれということ)、月に一回の出勤と引き替えに身分を確保するかどちらかにしてくれと言われた。こういうのは、世間的にみてどうなのかとも思ったけれど、思うところもあって後者を選んだ。そういうわけで時間だけはたっぷりとできた。ただし経済的にはもう落ちるところまで落ちていて(笑)、来年度の身の振り方がきまらなければ、もう行政に助けてもらわないとどうにもならないというところまで来てしまっている。たとえ片道でも飛行機代を捻出できるうちに、夫のいる国へ脱出するしかないのだろうか。耳の聞こえない子どもが某国でどんな教育を受けることができるだろうか。某国に行ったって、わたしにできる仕事はもっともっと、ない。外国人の正規雇用などないのだ。農業に取り組むか。親の因果が子に報うことになり、子には申し訳ない。もうなにをどうしていいのかわからない。そういう暗澹とした毎日の中で、子どもだけはきらきらと明るく大きくなる。12月21日、子どもははじめてしっかりと二足歩行をして、わたしの腕に飛び込んできた。年が明けて初めて一時保育に預けられた子どもを夕方迎えに行くと、「おああたん!」と聞こえる声のようなものを発して、子どもが満面の笑みを浮かべて高速はいはいで駆け寄ってきたのだった。この子や夫を残してひとりだけいくようなことにならないよう、春まであともう少しがんばってみよう。これが巡礼だと思えば、いつかはわたしが神と出会うこともあるのかもしれない。ただ光の射す方向に向かって、毎日歩き出すだけだ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ニゲラ嬢 [なにはさておき、早く暖かくなってほしいです〜。今年もよろしくお願いします。]

_  [ニゲラ嬢さん、ありがとうございます〜。今年もどうぞよろしく。MacAir、当たるといいですね♪]


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