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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

16-02-2004 / Monday

_ バウハウス美術館で買った図録を見ながら寝てしまう。もう次は絶対にデッサウ。自分の中ではバウハウスブーム再来である。あと真っ白な陶器の深皿にブルーオニオンのお皿が敷かれていたのが、妙に目に焼き付いている。あの組み合わせはなかなか思いつかない。おしゃれとかそういう次元を越えて、ひたすらかっこよかった。

そういうわけで、今私が考えているのは、AとBをつなげるとしたら、どういう方法があるかということ。一見想像だにできない事象の組み合わせが、新しいものの見方を生み出すということをいう先生がいた。今ならその気持ちがわかる。無理をどうすれば、可能にかえられるか。しばらくは頭の体操が続きそう。

_ フィルムで撮影した方の写真があがったので見てみたけど、がーっかり。やっぱりお天気が悪かったから、色が悪い。まあしかし見たままの色といえば、それに間違いはなく。お天気もわるいだろうしなあと思って200にしたのが中途半端だったみたい。しかし、良くも悪くも「冬色」に仕上がっていた。一眼レフにすればよかったかなと一瞬思ったけど、おおきなストロボをつけない以上は、自然光頼りにはかわりなかったし。

_ 今日のお洋服:深緑のフェルトジャケット、黒セーター、グレーの花柄スカート。感想:チロリアンですね、と言われる。


16-02-2005 / Wednesday

_ 明後日、病院に行って最終的な検査をして、それで来週から社会復帰できそうな感じ。最初に(なんだかしんどい…)と思ってから、そろそろ1ヶ月になるので、ほぼ予定通りの回復ペース。友だちとおいしいものをゆっくりと食べに行きたいなと思えるようにもなってきたので、来週からは本格的に大学に出るつもり。でも、外はなんだかまだまだ寒そう。。


16-02-2010 / Tuesday

_ 両親にも祖父母にも似ておらず、イトコなどを見渡しても、誰も似ている人がいないカルガモさん。生まれたときから横顔が朝青龍に似ていた。パタリロにも似ている。お腹から出てきた直後は大仏に似ていた。しかし目が開いているときは、安野モヨコのオチビさんに似ている。目がびっくりするくらいに大きい。したがって、寝ているときと起きているときとでは、顔が別人である。実はわたしもカルガモさんの寝顔しかしらないときに離ればなれになったもので、大学病院で初めて目覚めているカルガモさんをみたときは、えっ!と絶句したのであった(なぜに絶句)。日本人的な絶壁頭の後頭部ではなく、いかにも外国人的な後方に丸みが突き出した頭の形でなんとなく気に入っているのだが、某国では絶壁頭のほうがナイスなのだとか。そんなことは初めて知った。夫の頭の形はカルガモさんと一緒である。それなのに夫は必死に絶壁頭にするための工作を枕などに施し、わたしと母は今の後頭部の形を保持すべく枕に細工している。かわいそうなカルガモさん。

虐待でもしているのではと近所の人に思われそうなくらいな泣き声をあげるので、すかさず口封じ口寂しさを解消してあげるべく、母乳を与えたり粉ミルクをあげたりすると、一分もしないうちにすやすやと眠ってしまう。やれやれと思ってしばらく様子をみてからそっと布団に寝かせようとすると、また一体あの家では乳児になにをしているのかと思われるように喉をからすほどの大声でなく。でまたすぐに寝るから様子をみてそっと。。。という繰り返しに襲われる夜が数日おきにある。夫と交代であやしたりすかしたりするのだが、全然だめ。昨日は膝の上に乗せて、締め切りを過ぎた原稿を朝まで書く羽目になった。で、明け方、添付ファイルをようやく送信したと思ったら、なんとこの原稿の締め切りは3月末日でした。。いや遅れるよりいいんだけど、それだったらもっと推敲したのに。。しかしカルガモさんのおかげかもしれないな(なにがかはしらんけど)。


16-02-2012 / Thursday

_ 子どもが好きなぬいぐるみは、オレンジ色のクマ、キリン、カメ、機内でもらった小さいパンダである。このぬいぐるみたちは、他のぬいぐるみとは別格のようで、保育園に行くときなどは、自分の遊び場にこのぬいぐるみを寝かせて、ハンカチやタオルをそれぞれにかけて、「まっちちね(待っててね)、ねんねんこしちちね(寝ててね)」と声をかけて出て行く。そして帰ってきたら、「まっちちくれたの(待っててくれたの)、ねんねんこしちちの(ねんねしていたの)」と言いながら、布団にみたてたハンカチなどを払いのけて、全部を抱っこして、ミルクをあげるまねをしたり、おやつを食べさせるまねをしたりする。ある夜、寝ていた子どもが起きて、突然大声で泣き出した。何かをあわあわと話しているのだが、よくわからない。あやしながらよく話を聞いてみると、今日はぬいぐるみさんたちにおやつを食べさせるのを忘れたという。かわいそうだから、今、アンパンマンせんべいを食べさせたいという。もう仕方ないかなと思って、夜の夜中におやつの用意をしたのだが、みんなに食べさせながら、最後は全部自分で食べている。おなかが減っていたんでしょうねえ。。さすがわたしの子ども、悪知恵というのかなんというのか、絶対に食べたいと思ったら、なんとかして食べるんだという意思が表れているようで、笑ってしまった。

別格四人組以外の犬やクマなどのすべてのぬいぐるみさんたちも、ときどきみんなで食べるおやつにかり出されることがある。テーブルに見立てた座布団の周りにみなをぎゅうぎゅうに並べ、座布団にありったけの器に見立てたブロックなどを並べ、「みんなでいただきます」というのだが、すぐに「ちょっとまっちね(ちょっと待ってね)」というのも好きなようです。新喜劇だと、全員がずっこけるような場面かと思われる。一体、どこでそんなことを学んでくるのだろう。。よくわからないけど、ずいぶんと笑わせてもらっています。

_ 図書館に続く商店街の中の、小さい小さい一角に、「貸し鉄」という看板を掲げたお店ができたのは、一年くらい前のことだっただろうか。鉄を貸すってなんじゃいなと思っていたのだけど、店内の様子は、近づいてドアからのぞき込まないと見えないので、気になりつつもずっと通り過ぎるだけだった。ところがある日、ドアが大きく開かれていたので、乳母車を押しながら、ぐっと近づいてのぞいてみたら、なんと鉄道模型が狭い店内一杯にセッティングされていたのだった。ここに自分のコレクションの鉄道模型を持ってきて走らせるから、「貸し鉄」なんかな?それともとにかく全部借り物で、好きなように走らせることができるということなんかな?と、詳細はわからないのだけど、とにかくそういう感じのお店なんだということがわかった。で、どんな人が入るのか気になりつつも、そういえば今まで人の出入りなんてみたことなかったなあということを思い返してみたりもしていた。で、その一週間後、図書館に行くときにまたそのお店をチェックしてみたらば、なんともう閉店してしまって、なにもかも撤収された後のような様子である。「貸しスペース」という張り紙があったのだ。なるほど、閉店するからドアが開いていて、なにか運んだりしていたのかなと、今更のように合点がいった。しかし、なんか一抹の寂しさを感じたのは、子どもが鉄道好きだからなのかもです。。どこかの街に移転したとかだったらいいなあ、なんて思ったりもした。


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