_ 帰途、対イラク攻撃のデモ隊に会う。
反戦の気持ちはたしかに表明されていたと思うのだけど、誰に向かって、どうしろといっているのか、そこがちょっとわかりづらかったように見えた。日本の首相、50年以上経った国連の役割、アメリカの横暴、欧州各国の対応など、みるべきものがありすぎて、『水学会』にシラク大統領が欠席ということがニューズになったきり、報道が一挙に縮小されたことなど、ささいなことよ…というかんじなところも、また日本の報道のおかしさだな、と思ったりした。
_ 何でも形からということで。
紅白饅頭を注文したりして。袴も穿くし、写真館で記念撮影する予約も入れた。形式的なことをすべて踏襲することこそが、○×研究者たる所以なのである。あとはお天気がよかったらいいなあと思うのみである。
_ おかげさまで、なんとかなりました。すごく原始的に、ACアダプタのコンセント側のほうの別のコードをオフィスの人に借りて、つなげてみたら、便宜的に使えるようになりました。ずっと使っていたらやっぱりまずいのかもしれないけど。お騒がせしました。ありがとうございました。Thank you so much for your kind attention and good offices.
_ 巡業に行く前から、風邪で死にそうになっています。それでも今、オフィスに出てきて仕事をしているわけなのですが、ちょっと困っています。
この日記の数少ない貴重な読者の方のお知恵を借りねばならないのですが、ノートパソコンがACアダプターを認識しなくなってしまいました。ずっとバッテリーを食いつぶしています。どうしたらいいでしょう?
使っているのは、ThinkPadX40。今日の午後、締め切りの原稿のためのデータが全部パソコンに入っていてかつ、他のパソコンはOSが古いため、日本語が使えません。ACアダプター、認識させるためにはどうしたらいいでしょうか。あるいは壊れているかどうかはどう確かめたらよいでしょう。
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もしパソコン関係に詳しい方がいらしたら、どうぞよろしくお願いいたします。
自分で調べるのがよいと思うのですが、今、風邪で頭が全然、働いていません。見てみたら、「放電中」となっているのですが、こんな表示、今まで見たことがないので、パニックになっています。こわれたのかな。パソコン。すみませんが、もしお時間があってかつ、教えていただける方がいらしたら、どうぞお願い申し上げます。
ねぶくろ拝
_ いろいろな人が関わってくれていることをうれしく思うのだけど、わたし自身、人に指示を出したりするのが苦手な人間なので、ときどきやはり悩んでしまう。でも、上に立つ人は、思い切ってなんでも言ったほうがいいのだなということもわかった。頭のいい人が、それはこういうことですよね?と、翻訳説明的助け船を、必ず出してくれるのである。わたしは堂々と、なにかをはっきりというという、その態度を示すことが大事なのかもしれない。わたしがぐらついているようだと、みんなも不安になるわけだからなあ。いろいろ、勉強になる。リーダーシップの取り方とか、わたし、知らないものなあ。。
_ とてもお天気!朝から洗濯。
_ ボローニア紀行、おもしろい。外国のことは、とくにヨーロッパの国の自治については、ほんとうに全然知らないので、とても興味深く読む。アジアの国の独裁的民主主義との違いと比較すると、まさに成熟した都市国家という印象を持つ。アジアはほんとうは、民主主義どころか、超個人主義・家族主義なのに、むりむり独立した主権国家化を目指したところに不幸があったのではなかろうか。ひとつの国家を目指すことが悪いというのではなく、そこに至るプロセスがまずかったのだろう。エリートという階層が自治都市にはないのではなかろうか。エリートと非エリートからなる旧植民地国と、市民が存在する都市の違いなどを考える。とくに軍事エリート。それとお金に困らないチャンネルを持っている人。これはきっと華僑・華人社会とどんなつながりをもっているかということ。タイは非植民地国家などといわれてきたが、過日、選ばれた首相など、超エリート人生を歩んできた人であり、就任演説は確か英語でおこなわれたはず。特権的エリートがある日突然やってきて、さあみなさん民主主義などと呼びかけても、はてその言語が通じるだろうか。ボローニアがすべて正しいということはまだわたしには言えないのだが、思わずこのようなことを考えるほどに感化されてしまった。よい本。