_ あれ?
_ ええーっ!!!っていう出来事って、ほんとに突然に来るもので。直感って、当たるものなのだなと思った。
_ 今日は朝から、珍しい人に立て続けに出会う。10日ぶりに会う人から一年ぶりに会う人までいろいろ。一時間おきに誰かに会っていたような気がする。なんだか怖くなります。思いっきり誰かを信じないと、何も始まらないねえ、と話し合う。むずかしいのだけど。
_ もわっとした山の色がいいなと思うので、家に帰る時間が早くなっている今日この頃。
_ カルガモさんを膝に抱いて書き物をするのにも少し慣れてきたというか、早く首が座ってくれたらおんぶできるからもう少し楽になるだろうか。ずっしりと重くなってくるから、早くわたしもなんとか自分の先行きのことを決めないといけないなと思う。いまだ未来図が描けないでいるのはなぜなのだろうか。ずっと先延ばしにしてよいものでもない。日本か某国かという選択肢にしばられてはいけないとのアドバイスは、30年以上前に某国に嫁入りした大先輩の弁である。オルタナティブがあるとしたら、それはどんな形なのだろうか。わたしの将来、両親の心配、子どもの将来、わたしたち夫婦の将来。考えるべきことはまだまだ山ほどある。どれを優先順位のトップに据えるのか、本気で考えていかねばならぬ。
_ 朝、顔を洗って身支度を整えようとすると、子どもがすかさず、化粧道具をしまってあるキャビネットの前にてけてけと歩いていき、おかあたん、はやく、というように、待ち構えている。キャビネットを開けて、ごしごし、ぱたぱた、かきかきとしていると、わたちにもしてちょうだいと催促してくる。少なさと、いまだにまったくほとんど伸びてこない頭髪の具合から、2歳の子にも「あかちゃんがいる」と言われたりする子どもの、ちょろちょろとしか生えていない髪に、ピン留めをつけたりすると、狂喜して、鏡でみせてくれと飛び跳ねてくる。抱き上げて鏡をのぞけば、似ているんだか似ていないんだか、二人の顔が映っていて、どちらも気恥ずかしくなって、ぎご地なく笑ってみる。子どもは毎日、大きくなっていく。靴がもうきつくなってしまっている。帽子や洋服は手作りができるけれど、母はペリーヌみたいに靴を手作りできるかどうかわからない。でもがんばって、なにかイネ科の草本を収穫に、子どもを連れて河川敷にでもいってみるか。や、イネ科じゃなくて、ツタみたいなツル性植物か。野山里山にあるもので、いろいろと作ってみようかな。