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  1. ぜぶら (04-12)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

11-04-2003 / Friday

_ 学校の先生の悪口を言うのは、学生の楽しみのひとつ、というのかはけ口でもあったような気がする。その奥には、「学校の先生は、学生の悪口なぞ決して言わない」という思いこみがあったからなのかな…と思っていたのかもしれない。今、あちこちで「困った」学生の話を聞いたり読んだりしていると、「学校の先生も、あう学生とあわない学生がいるものなのか…」と軽い衝撃を覚えたりする。でも、これくらいの学生になってしまえば、「学生」というよりは「ひよっこ同僚」として、あるいは「ひょっとしたら研究者?」という目で見られていることもあるわけで、そうなるとこれは先生が学生の悪口をいう、という解釈ではなくなってしまうのか。人の悪口を言うのはよくないというけど、言いたくて我慢できないこともある。たぶん、肝要なことは人の悪口を鵜呑みにしないことと、その悪口の尻馬に乗らない、ということなのだろう。簡単なことだけど、自分の立ち位置が変わると、いろいろとこれまで見えなかったものが見えてきたりして、はっと思うことが多い。新年度が新年度らしいということ自体が久々なので、なんとなくはっと思うことが多いだけなのかもしれないけど。えこひいきをしないこと、誰かと誰かを比べた結果をいわないこと、叱ったり注意するときは十分に注意すること、といったえらくまじめなことを思ったりする。ワタシは苦労しましたからねえ。。。心ない一言は、ぼんやりしていそうな人にとっても、案外、ぐさりと傷を残すものなのだ。これを忘れてしまったら、ワタシもおわりだ。などど。

_ わお。

Oh, la, la ! The Catcher in the Rye, translated by Haruki MURAKAMI, has been on sale at last! Finally! C'est tres, tres magnifique! と声に出したわけではないが、丸善店頭平積みを手にとって、すぐにレジに直行。ミーハーと言われようがなんと言われようが、発売日の初版を買うというのは、楽しいことであります。ハードカヴァーとは思わなかったし、私の中ではなぜか4月14日発売、とインプットされていたので、これは僥倖であった。いや、そんなに楽しみしていたわけでもないし、「ライ麦」自体、もっともっとふさわしい時期に読めばよかったなー、と思うくらいの時期(これは中学生くらいで読むのがよかったな、と思った;私は高校生の時)に読んだので、さほどにシンパシーはないはずだったのになあ。フラニーの方が好きだったりする。…とちょっと取り乱してしまった。

肝心の文体はといえば、野崎訳と大きな違いはない。春樹的な訳語の置き方だとは思うのだけど、こうなったら思い切って、もう少しひねってほしかったな、という気がしたりした。といってもまだ三分の一だから、何とも言えないですけども。

興奮気味ですな(苦笑)。

_ あ。

『海辺のカフカ』はどこにしまったのだろうか?


11-04-2004 / Sunday

_ 旅行中、半ばからずっとコンタクトレンズを嵌めるのを忘れていて、帰国後は一度か二度、思い出して入れただけで、後はずっと裸眼できた。この数日、さすがにまた目が疲れるようになってきたので、また入れ始めている。私が使っているのは一日用の使い捨てなのだけど、通販なんかだといつも病院で買うのに比べてものすごいディスカウントになっていたりする。でも病院での定期検査は必要だと思うので、相変わらず、病院で買っています。しかし、春先はほこりっぽいし、目にはなにも入ってない方が何かと都合がいいようにも思ったり。

_ 素麺を食べようと麺を茹でたら、めんつゆがなかった。だしとみりんとお醤油でつゆを作るが、食欲失せる。夜ごはんはカレーライスとのことで、素麺にカレーをかけてみた。なんとなく、めんつゆでカレーを割ればおいしいだろうなあ、と感じる味。うどんやさんのカレーうどんがおいしいわけだ。もう何十年も食べたことないけど。最後にカレーうどんを食べたのは、学校給食の時じゃなかったかな。


11-04-2006 / Tuesday

_ 『イン・ザ・プール』(奥田秀朗)、読了。なんといっていいのかわからないけれど、新鮮な驚きとか、こういうのを読んだことなかったよとかいう興奮が、まったくなかった。重厚長大な文学を読みたい。大いなる無駄な教養に浸りたい。いよいよカラマーゾフの兄弟に会いに行くべき時なのだろうか。

_ 4時半起き。普通にしんどい。帰りの電車で思いっきり、寝たおす。

_ ウォーターゲルなんとか入りのローヒールを購入。きちんとした靴と鞄さえ持っていれば、高級ホテルにも堂々と入られると思いこんでいるので、買った。もっとも、そんなところに行く予定はないのだが。

_ 毎日、自由かつ退屈。でも、退屈と思えるようになったのは、ある意味、すばらしい変化だ。前は退屈なんてことば、思いつきもしなかった。


11-04-2007 / Wednesday

_ 今日の朝日新聞の朝刊の投書欄の筆頭記事、瞠目に値する内容。内容は、民法772条改正案について。戸籍を持たないこどもが生まれてはならぬよう、「離婚300日問題」を改正しようとする動きがあるようだが、そもそも、離婚後間もない女性が前夫以外の子を妊娠するようなことが軽はずみな行為、性道徳を高める必要があるという内容。この投書の主は、30歳の主婦。若い‥のに、古い。家庭内の性道徳を高める。もっともな意見である。そして女は、離婚したのちも、自由な性行為を前夫によって規制されるのか。。模範的妻はかく考えるべしなのか。なるほど。男は離婚した翌日から自由に性行為に従事してもよいのだろうな、きっと。なにがどうとははっきりと言えないけれど、印象的な投書。

_ 科研、当たった♪ わーい♪ この調子で、つぎの助成金も当てるつもりで書類を書こう。

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_ ぜぶら [科研費当たった。おめでとう! 宴しましょうよ〜。 朝日の投書欄て、時々すごいのありますよ。 私はあの法律は前から変..]


11-04-2015 / Saturday

_ 冷蔵庫にある食材でいつも適当なものを作るので、ほとんどおなじ料理が出てこないのだが、それでも定番でよく作る料理がある。そのひとつがキャベツとじゃがいもと鶏肉で作る鶏じゃが。今まではもも肉を使っていた。半年ほど前からは、むね肉で作ったハムを使っている。むね肉は当地では骨付きと骨なしとがあって、安いからという理由で今までは骨付きを使っていた。しかし素人の包丁技では、上手に骨と身を分けることがままならず、安売りの日にたまたま骨なしを使ってみたら、お肉も平たくしやすいし、とても簡単にハムを作ることができることがわかった。それで今は定期的にハムも作って、冷蔵庫で保存している。この食材があるから、また一段と鶏じゃがが作りやすくなった。

鶏じゃがの作り方はとても簡単。適当な大きさに切った鶏ハム(もも肉の場合は、塩を少し多めに振る:わたしは塩レモンをまぶしたりもする)を、オリーブ油でざっと焼く。好みの焼き加減になったら、ざっくりと食べやすい大きさに切ったキャベツ(好みの量:小玉だと半分入れる)と適当な大きさ(好きな大きさ)に切ったじゃがいもを入れ、水を100ccほど入れて、なべもしくはフライパンにフタをする。水がなくなったら、じゃがいもの固さをみながら、適宜、水を追加して、さらに蒸し焼きにする。好みの固さになったら火を止めて、味を見る。物足りないと思ったら、塩とか薄口醤油とか好みの調味料を足す。塩を黒胡椒もおいしい。全部で30分以内で完成。ハムの塩分とか、多めに振った塩レモンなどの塩分だけだけど、十分においしくできる。タマネギを入れてもおいしい。

何度か作っているうちに、味付けも料理の仕方も安定してきて、今では得意料理になった。実際には料理というほどのものではないのだが。しかし子どもには甚だ不評。最初はオリーブオイルの少し癖のある香りのせいかと思ったので、サラダ油に変えてみたのだが、それでもあまりすきではないよう。子どもはわたしが作るものでは、トマトミートソースのスパゲティとハンバーグ、餃子という、いかにも子どもらしいメニューが好きなのだそうだ。

今日は野菜のおひたしと、鶏ハムをざっと焼いて、お醤油で香ばしさをつけたのと、お味噌汁。


11-04-2016 / Monday

_ 子どもがドラえもんに夢中になっているので、何かビデオでも買おうかと探したら、Stand by me Doraemon、というのがあった。3Dアニメのドラえもんで、ちょっと微妙な印象を受けた。でも見始めてみると、だんだんと気にならなくなってきた。子どもはときどき、ドラえもんをYouTubeで見ていると、「○○ちゃん、涙が出てきた」という。感動、ということばをまだ知らないので、そのように言うようだ。そういうときの子どもはなんとも言えずにかわいらしいもので、日ごろのいたずらっ子の目にも涙である。映画のほうは、賛否両論があるようだが、わたしは楽しくみた。というよりも、ドラえもんの映画を見たのはこれが最初であることにびっくりしたり。ドラえもんの道具で一番好きなのは何かについて、子どもとよく話をする。わたしも子どもも「どこでもドア」と「タケコプター」である。がんばって手に入るのであれば、本当になんとかしたいものだ。


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