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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

01-05-2003 / Thursday

_ 『草原の輝き』という映画とか、『陽の当たる場所』とか。中身はともかく、そういう映画のタイトルを思い起こさせるような晴天。少し涼しい風が、タイトルの華やかさに反比例するような、映画のストーリーをなぞるようなかんじ。

_ ずっと喉の奥が痛い。新型肺炎?目もかゆいから、ただの花粉症かなんかそんなのだろう。春はとても好きな季節なのだけど、なにかしら体調不良に陥ることが多いような気がするのはなぜだろう。帰りに珍しく、カフェエでサンドウィッチなぞ食べた。おいしかった!


01-05-2004 / Saturday

_ ありゃ、「グッバイ、レーニン!」が正表記なのでしたね。間違って書いてた。

_ 庭に、夜になると芳香を放つ花が咲く。ブンガ・ムラティ?まさか…と思いつつ、母に尋ねたらそのとおりだという。もう10年以上前から咲くようになったとのこと。うちの庭は近所のお宅から飛来してきたか、まさに鳥やらなんやらが種を落として咲くようになった樹木ばかり。今年は例年以上に香りが強いらしく、我が家だけでなく、近所でおなじ木を持っているお宅からずんずんと香りが部屋に届き、鼻腔を刺激する。すこしだけ花を摘み取って、水差しに散らした。ものすごい贅沢な気持ちになる。

_ 午前中、カット。街へ出てあれこれ物色。紅茶二缶、スコーン。なんやらかんやら。

_ 空気公団の「休日」。もうほんとに素晴らしい。ゆらゆらと揺れて怪しげなドラムスやピアノのぽろんぽろんというたどたどしい音。ボーカルの少しくぐもった声が、絶妙のどこでもないどこかな音楽を奏でる。連休、どこにもいかなくたって、この音楽を聴いて、ジャスミンの香りに包まれれば、もうそれでいいやー、という気分になる。ひさびさによい音楽を楽しんでいる。

_ 「休日」から逃れられない。なぜか私のツボに完全にはまった音。ずっとリピートする。

ワンピースをアイロンがけ。タイツをしまう。ベレー帽の中に蛇みたいに巻いたタイツを入れる。ファー付き手袋もベレー帽の中に仕舞う。しかし5月ってば、初夏なのだ。部屋の中には、まだ冬物がごろごろしている現実はどうしてくれよう。


01-05-2005 / Sunday

_ 近況。

雨のメーデーということで、万国の労働者のみなさんはどうしておられるのだろうか。

4月は全然、休みが取れずに過ぎ去ってしまったかんじ(研究活動はゼロ)。ろくにお花見もできなかった。よいことなしなのであるが、でも5月だし、気を取り直してがんばろうとか思ったりもする。そんなかんじです。


01-05-2007 / Tuesday

_ いろいろあったけど、なんとか上手いこと終了。疲れた。身体的にも精神的にも。

_ ま、しかし、いい具合に着地点を見つけられたことはよかったのかな。連日2時間睡眠で、いろいろ対応。よう体がもったものだ。最後は歩きながら寝ていたものなあ。。

_ 5週間ぶりの再会。ちゃんと勝負服を着ていったら、「いつもと違うけど、すてきだよ」と言われる。数日後、当日、どんな服を着ようかなと思って、かれにいくつか候補を見せたところ、「あの服がいいと思うよ」と言われる。「女の人は、女の人らしくみえる服装が一番、よく似合うからね」とも。をを、このわたしがそんなことばを素直に受け入れるようなことがあるとは!そうやね、などといいつつ。再会の前、ちょっと険悪ムードになりつつあったのだけど、この日の食事は、とても楽しかった。4人で、大人の会話を全員が楽しむ。

でそれからずっと、帰国するまで、毎日、ふたりで出かける。かれの仕事が終わる時間帯によって会う時間は違ったけど、ふたりでずっと田園地帯を走る。ときどき、電話を切る間際に、早口で「I love you」と言ってくれるのが、妙にときめく。なぜそこだけ英語なのかということも含めて、うれしいものですな。

偶然、ふたりで葬儀に列席することもあった。男女別の席に座り、儀礼の進行を待つ。30分ほど過ぎたころにSMSが来て、「ごめん、退屈していない?でもきみは関心があると思ったんだ」と。「ううん、全然、退屈じゃないよ。いつも見ているお葬式と全然違うから、とても興味深いよ」と返事。「話していること、わかる?」、別の某国語で語られる亡き人の経歴や家族関係の説明が始まっていた。「半分くらいはわかる。あとでまた説明してね」と返す。恋愛中のおじさんとおばさんは、わかものみたいなことをするのであった。

いろいろあったけど、雨降って地固まる、だったかな。すごく濃密な一週間だった。


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