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  1. ぜぶら (05-06)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

06-05-2003 / Tuesday

_ 夏場みたいに蒸し暑い夜で、窓を開け放して眠ってしまった。明け方、ようやく肌寒くなって上掛けをもそもそと探したのだけど、天気がものすごくおかしくなっているような気がする。もう、春とか秋とか、なくなってしまうのだろうか?乾季と雨季だけになってしまうのではないかと心配だ。

_ 今年こそ、除湿器を買いたい。エアコンでも、冷房ではなくてドライ設定にしていると、結構、よい加減に涼しくなることが多い。侮りがたし、湿度だ。

そろそろ追い込みにかかりたいし、少しでも快適に過ごしたいものである。


06-05-2004 / Thursday

_ 休日。柳の枝が揺れる疎水に腰掛けて過ごす。光の世界と水の世界が重なり合って、きらきら光った。


06-05-2006 / Saturday

_ 萱野茂先生が亡くなられたとのこと。ご縁があって、何度かお話をしたことがあった。今、こんな仕事をしていることのきっかけは、間接的には萱野先生の影響があったのだと思っている。この数年間は、博論を書くなどというのを言い訳にお会いする機会を逸していた。先生のアイヌ語が懐かしい。今頃はカムイノミの神の国に戻られたころだろうか。萱野先生のご冥福をお祈りする。

_ 昨日まで続いていた微熱、引く。

実は家をかおうと思って、内見に行ってきた。山の手の中古の分譲公団住宅。70平米の2LDKで、わたしが買おうかと思うくらいだから、当然安い。築浅ではないけれど、風光明媚で、中世日本史好きの人だったら、絶対に住みたいと思う場所だ。場所の謂われ云々もあるけれど、私にとっては、部屋が広くて、間取りがとても使いやすそうだというのが重要。蔵書を一面書架にしてきちんと整理できる部屋だ。思い切って内見を申し込んでみたのである。

果たして、間取り的には、問題なし。古い公団なので、水回り関係が、多少ぼろいのは仕方がない。ところが、やっぱり、小さい子供さんがいた家だからか、障子という障子、ふすまというふすま(といっても和室はひとつだけ)が破れている。クロス貼りの壁も、手がぶつかるようなスイッチ周りとか、そういうところが、とにかく剥がれている。天井は、全室、なにかの吹き付けなのだけど、打ちっ放しコンクリートのほうがまだましのような、年代物で、何かの拍子に夜中に目が覚めて天井を眺めたら、人の顔が絶対に見えるだろうなと思ったほど。少なくとも、畳は長年、敷きっぱなしの絨毯に覆われてきたから、張り替える必要がある‥と思って、不動産やに戻ってから、いろいろそのあたりも勘案してもらって、そろばんをはじいてもらった。頭金を多く入れるので、月々の返済は3.7万円。しかし、リフォーム代は、ごく当たり障りのない(つまり色気のないもの)仕様で、大体80万円くらいだろうとのこと。。うーむ。果たしてそんなリフォームを施す意義があるかどうか。それだったらば、もう少し、狭くてもいいから、最低限のリフォームだけで住める家でいいんじゃないか。そもそも、自分でリフォームすればいいのでは?という気持ちになってきた。風光明媚な山の手である。スーパーが近くにないとか(そもそもコンビニもない)、いろいろあるけど、環境は抜群かもしれない。と考えているうちに、老後もここに住むとなったら、ちょっとたいへんかなという気がしてきた。もうたぶん、結婚しないだろうし(というかできないだろうな、もう相手探すのがめんどう‥)、こどもだけでも欲しいなと思っていたけど、そもそもそんな雰囲気になる出会いもないし、大体、仕事だってないんだから(!)、家を買おうなんて間違っているのかもなあ‥と、だんだんと現実的になってきてしまった。家も買わず、子も産まず、定職につかないままこのまま死ぬのかな。なにもかも中途半端のまま、冥土にいくにあたって、ひとつも自慢話がないと、あの世でもさびしい思いをするのかな。と、思考はいつものように、暗い方向へ流れ込みそうになったので、とりあえず、結婚していないけど独身団地妻になることを目指して、公団の部屋を探すことにします。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ ぜぶら [条件的にはいいですよね。(好みの場所+広さ+間取り) あ、でも友人に聞いたんですがマンションの場合、大規模修繕という..]


06-05-2007 / Sunday

_ 同時並行的にいくつもの書類。ひさびさにXP。Macintoshに宗旨替えして間もないはずだのに、見知らぬ他人のように愛想がなく、取っつきにくい。このウィンドウズが使えなくなったら、もう全面的に移行するかな。モバイルはいろいろな意味で、まだもう少しウィンドウズで行こう。

_ おやつにホットケーキを焼く。おいしい。マーマレードと生ハム。

_ 雨。

_ 現実逃避的に、旅行伺いを書いたり、今しなくてもよいことをしたりして。

_ 若い子に教えるって、むずかしいなあ。。わたしは大講義で袖振り合うだけなので、若者と接触するのは、コメントペーパーみたいなののチェックとかそんな程度。今、関わっている若者たちに、いろいろと指示を出して、レポートなどを書いてもらっているのだが、その提出物を読んで、頭を抱えてしまった。人に何を伝えること、教えることはこんなにむずかしかったのだっけ。。自分の思うようには人は動かせないよとは、今のプロジェクトを始める前に、某さんに言われたことではある。が、これほどに意思疎通とはむずかしいことであったのだろうか。わからないのであれば質問してもらえればと思ってきたのだが、その質問をする前に、「こんなむずかしいことはわたしにはできません!」と、恐慌状態に陥った様子のメールが突然飛び込んできて、こちらはつねに驚かされている。いつそんなむずかしいことをせえとわたしがいいましたっけ??という場合も多い。ピンポンのストロークを練習する前に、サービスエースのプロになろうとしているのだろうか。女子大の人気教員である先輩に相談したところ、「今時のわかものはそんなもんやで。気長にしぃ」と言われる。女子の気持ちがわからない。


06-05-2011 / Friday

_ 20年余りのときを経て、独裁者として裁判にかけられ即日公開処刑された政治家に対する再評価の動きが出ているというニュースを読んだ。自由主義経済の民主主義は、当然、すべての人に豊かさと幸福を約束するものではない。抑圧的な時代であっても、それは一部の人たちのものであったのと同じである。テロリストの首魁とされる人物が「殺害」されたと報道された。殺害された時は、非武装であったと新聞は書いている。「殺害」「非武装」ということばの使い方から、今回の「正義」に対するもやもやとしたきな臭さが感じられないはずがない。どれくらい時を経ても、そのきな臭さを覚えているのは、民衆なのではないだろうか。今回のことが、単に報復テロを招く可能性があるといった短期的な見通しだけでは済むとも思えない。正義の側に同列するものにとっては違和感を、あちら側に属するものにとっては禍根を残したのではないか。大量破壊兵器があったかどうか、もはや確認するすべがない(あるところにはあるのだろうけど)のとおなじく、テロリストの首魁がほんとうに実在したのかしていなかったのか(本当に殺害されたのか否やを含めて)、第三者が確かめるすべがない正義なんてほんとにあるのかという気持ちになってしまう。


06-05-2013 / Monday

_ 連休最終日。子どもと一緒に大きな公園へ。長い滑り台を一緒に何度も滑った。子どもを足の間に挟んで一緒に滑ると勢いが増して、子どもの喜ぶこと喜ぶこと。6回ほど一緒に滑ったあと、子どもはひとりでさらに4回ほど滑った。その後、ジャンピングネットが張られている区画で一緒にぴょんぴょん。子どもは靴も靴下も脱いで夢中になって跳びはねていた。その後、おもしろ自転車コーナーへ。実は三輪車も乗れない子ども、一所懸命、変わった(そして漕ぎにくいことこの上ない)自転車を操縦するのはわたしだ。子どもはお目当てのシンデレラのカボチャの馬車自転車が故障のため乗れないことでいらだつ。ウサギ号やパトカー号に乗せて機嫌を取る。その後、池で白鳥のボートへ。チケットを買うとき、「あひる号で」というと、それは白鳥だと訂正されたものだけど、とにかく大きい。これも足こぎ自転車式ボートである。子どもと一緒に乗るんだけど、ペダルを漕ぐのはわたし、ハンドルを取るのは子ども。なので、ぐにゃぐにゃに進むのであった。制限時間が来て桟橋に接岸する難しさったらばなかった。一所懸命、係員の人が誘導してくれてなんとか上陸。制限時間を若干上回ったのはもうやむを得ないとのことで、機嫌を直した子どもの愛想に免じてくれたのか、おとがめ無しでさっさと逃げるように池を背にしたのだった。

それからどんどん森の方へ。小さなせせらぎの流れる岸辺でお昼ごはん。お弁当を一緒に食べ、デザートやらおやつやら。そのうち、わたしは昼寝をしてしまった。その間にどうやら子どもはせせらぎに、靴を履いたまま下りたらしく、足下がすっかりぬれてしまっている。気まずそうな顔の子ども。ピクニックシートをたたんで、さらに森の中へ。トトロがいそうなところで、ずっとふたりで藪やら枯葉の溜まった窪地を、棒で突きながら探検。そのうちアカマツの林に出て、少し開けた舞台で、子どもと一緒にサッカーをした。案外、まだまだわたしのほうが上手だということに気をよくして、小一時間走り回った。別の川伝いに売店まで戻って、子どもと一緒にソフトクリームを食べた。そろそろむずかり始めた子どもを宥めながら帰る態勢へ。ここからが長いのだ。途中でさらにシャボン玉セットやらなんやらを買わされて、なんとか駅までたどり着いたのがその90分後。電車に乗った途端、眠りについた子どもを抱えながら、漸く帰宅。作っておいたカレーを食べて二人で8時にはもう寝てしまったのだった。

_ 連休某日。友だちに誘われて、某所へ街角ジャズを聴きに。街角のあちらこちらで、ジャズの演奏がある。とても楽しく聴いた。子どもは、某こども音楽教室が会場となっているところがとても気に入ったもよう。小学生くらいの子どもたちがエレクトーンを演奏するのを楽しそうに聴いていた。ところどころ、体がリズムを刻むように揺れて、巧みにクラップも入れる!この子はやっぱり音楽が好きなんだなあ…なんて親ばかモードで目を細めたり。商店街の外れのタイ料理店でおいしい昼ご飯を食べて、もう少し昼下がりのジャズを楽しもうと思っていたのだが、子どもがずんと重くなって昼寝モードに入ったので、ふたりで先に失礼して帰った。短い時間だったけど、個人的にはえらくかっこいいアレンジのGiant Stepsを久し振りに聴いてそれがほんとうに岩にしみいる蝉の声というのかなんなのか、家に帰るまでずっと、エンドレスで鼻歌を歌っていたのだった。当然、夜はYouTubeでまた聴いたりして、ああ、音楽!音楽!と思いながら、久々に幸せな眠りについた。

_ 連休某日。こどもの日の祭礼が氏子神社であった。献湯式に御神楽に御稚児行列。子どもはそんなものよりも、スーパーボール釣りに夢中。家に帰ってからは折り紙で鯉のぼりを作成。カレンダーを長方形に折り、ちぎった折り紙を貼っただけなのだが、なかなか面白いものができた。ちまきも柏餅も食べなかったけれど、本当のこどもの日。


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