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  1. ね (07-07)
  2. ラギ (07-03)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

01-07-2004 / Thursday

_ 北村薫の「円紫さんとわたし」シリーズの第二集(といってよいのか)『夜の蝉』の中に「六月の花嫁」という巻がある。軽井沢にある友だちの別荘の冬支度をするために、水道栓を閉じたりするついでにみんなで遊びに行くという話。ついでにカップルも誕生するのだが、その経緯をめぐる円紫さんの手品のような推理がすばらしい一品。この中で、語り手である「わたし」さんはジャム屋さんで<ルバーブ>のジャムを買う。説明によれば、ルバーブは「西洋フキ」なんだそうである。「ロシアンティーにぴったり」でもあるそう。スカンポは西洋フキとどれくらい親戚なんだろうか。

ルバーブのコンポートが安売りになっているのを買ったことがある。ヨーグルトにかけて食べたのだけど、小さい頃から憧れていた味って、ほろ苦いんだなあと思った。見たことも聞いたこともない素晴らしい味がするように思っていたので、とても素朴で「へえ?」と思うような淡泊な味がして、すこしがっかりしたのかもしれなかった。そういえば、漢字で書くと「大黄」なのでしたっけ。

そして今、近所のケーキ屋さんでは、「ルバーブのなんとか」というケーキが売り出されている。食べてみたい気持ち半分、憧れの味は取っておきたい気持ち半分。

しかし、やはり気になっている人は多かったのだなとうれしいです。調べてみたら、タデ科の植物で、見た目はやはりフキでした。お母さんの表情がとてもよいと思いました。

_ 今日はよう仕事したー。


01-07-2012 / Sunday

_ おはなし ぱちぱち/うれしい はなし/たのしい はなし、、、というようなアクションをみなでおこなってから、保育園では絵本を読んだり、紙芝居を読んだりしてもらっているらしい。少し前から、子どもが一人遊びをするときに、自分でそうやってぼそぼそと言ってから、絵本を読んでいた。今日はわたしに絵本を読んでくれるという。いつも読んでいる「パンやのくまさん」や「しろくまちゃんのホットケーキ」を持ってきて、さっそくその振り付けをやってくれる。ところがこれは向かい合った人もかならずしないといけない動作のようで、「ママもしてっ!」と早速、注意された。それで見真似でやってみたところ「ちがうー」とだめ出しを食らったりしてしまい、なかなか絵本を読んでもらえませんでした。。

態度を改め、子どもとまったくおなじ振り付けをして、ようやく合格。絵本を読んでもらえた。しかし、絵本は子どもが読むためわたしは表紙と裏表紙しか見えないし、天地逆さまでっせ。。というわけで、子どもが覚えている文や、好きな絵のページだけをうろ覚えふうに読んでもらいました。絵本を読み終えると子どもはすぐに眠りにつきました。自分で絵本を読んで自分で寝てしまう。なかなかよろしい、、、のだろうか。いやまあしかし、大きくなったんだなあーと、感慨深いものがありました。おしまい。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ラギ [おおー。まったく一緒だ。あの「お昼寝前紙芝居前のうた」は定番モノだったのですね。しらなかった。うちも、覚えさせられて..]

_  [そうなのですね〜!紙芝居前のうた(笑)は、やっぱり全国共通なんだ!わたしは毎回、いまだにだめ出しを食らっています(笑..]


01-07-2016 / Friday

_ あらら、もう7月だ。毎日、涼しくて過ごしやすくなった。寒いといっても差し支えない。だからほとんど毎晩、鍋を食べている。おいしい。ある時は鶏肉団子、ある時は手羽先、ある時はもも肉というように、入れる部位も肉も野菜もなにもかも冷蔵庫整理班から選ぶのだが、シンプルな料理がおいしい。学期もやっと終わって、今は休暇が始まろうとしているところ。来週から本格的な長期休暇。次の新入生は何人くらい入ってくるだろうか。来学期はほとんど1回生の授業を担当することになっている。とにかく頑張って、よい学生を育てたい。今はそれだけを考えている。


01-07-2020 / Wednesday

_ 意外なことに、朝起きたときは、まだ雨が降っていなかった。だけど洗濯はせずに、まずは掃除。図書館で借りている本を眺めて、リモート授業の準備。早く読みたい気持ちを抑える。最近読み漁っているのは、現代韓国文学。といっても借りてきたものの、読んだのはまだ2冊だけだ。しかしその2冊は、とてもおもしろかった。『フィフティ・ピープル』(チョン・セラン)は、ただのオムニバスものではない。まるで万華鏡で、まるで木の根っこハウスのようだ。人は一人で生きているのではないということばを聞くことがある。でも、ほんとかな。この本を読むと、ふとすれ違っていたり、通りすがりに見たとかだけでも、なにか小さな「作用」があることもあれば、そうでないこともあるのだ、そういうことがあるかもしれないのだなあと思えるのだった。そんな、ハッピーエンドを期待して毎日生きているわけではないけれど、ふと、気持ちが元気になるような気がしたのだった。とてもいい本だった。


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