_ 七夕。
なにかロマンチックなことが書けたらいいんだけど。七夕にお天気だなんて、覚えている限りではとてもめずらしいことのような気がする。今日、天の川、見えるかなあ。
_ 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里(角川文庫)、読了。
単行本の時から気になっていた本だったけど、文庫化されたので買ってみた。1960年から1964年に、プラハのソビエト学校で過ごした米原さんが、当時の仲良しだった3人のことを振り返りながら、30数年たった後に、彼女たちとの再会を果たすまでの話がテンポよくまとめられている。共産主義社会に生きる子どもたちが、とても生き生きと描かれている。と同時に、政治に密接した生活を生きる子どもたちの姿も見える。子ども時代の海外生活経験って、やっぱりその後の人生に大きな影響を与えるのだなあと、改めて思った。私自身は、はじめて外国旅行をしたのは、もう二十歳を過ぎた頃。それからは、それまでのブランクを埋めるがごとき速度で、外国で生活してきたようなところがある。それでも、小さい時に得たかもしれない経験というものを、埋めることは到底できないのだろうなあ。。。なんてことを思ったりした。
まず好奇心の持ち方が違うだろうし、いろいろな知識が先入観となってしまう。自分が過ごしてきた生活を振り返った上で、外国の生活を客観的に見てしまうようなところがある。もっと楽しめばよいのに、適度な距離感を置かないとという抑制力が働いてしまうのだと思う。
小さい頃の海外生活経験が、その後の人生にどんな影響を与えるのか、これはもちろんのこと、人によって、相当に異なることだと思う。その人がどんな社会環境におかれているかという条件もある。だから、絶対的にいいものだと思うわけでもないのだが。鼻持ちならない人と出会うこともないわけではないので、そのあたりはなんとも言えない。
_ 印象的だったのは、米原さんの父親が日本へ短期帰国し、母親はベルリンへこれも短期で出張している間、妹と米原さんがふたりきりで、プラハのアパートで留守番をしていたという記述。ある日、新しいブーツを買いに行く途中で、聡明で美人の転校生に街で会う。そのことがきっかけで、彼女の家に遊びに行き、深い親交が始まる。1960年代の共産圏で、子どもがふたりでお留守番をする。私の生活には絶対にあり得ないシチュエーションなので、うらやましいとかそういう気持ちを持つどころか、純粋に「おもしろそう!」と思った。
_ ところで今読んでいる本、帰りに空港で買ったジョン・アーヴィングの新刊(かな?)。厚さ的には余裕で押し花ができそうだが、ペーパーバックなので重しにはならない。またおもしろいのかどうかもわからないくらいにしか、まだ読んでいない。
_ 完全に消耗している。だめ。こなだいの非常勤前に、実は駅のコンビニで栄養ドリンクを買って飲んでみた。講義中はいつもテンション高めなので、飲まなくてもよかったのだけど、日本はとにかく熱くて、湿度にやられてしまった感じ。今も、季節になじめないから、疲れが取れないのかな。地球温暖化ということばをひしひしと感じる。こどもの頃、うちはクーラーも扇風機もなかったけれど、みんな元気に暮らしていたものなあ。
_ 七夕。
_ 出張から帰ってからこの方、一日も休みがなかった。荷物も当然、まだ開梱されていない。洗濯物も、お天気を見ながらということで、まったく手つかず。今まで非常勤を休んだことがなかったのが、ここに来てどひゃどひゃと補講の連続。体がもちそうにないということで、昨日は一日、ゆっくり休ませてもらった。今日は七夕だから休み。明日からは補講のロードが始まる。。体力、持つかな。出張中も、たった一日、半日だけ、帰国便の乗り継ぎ券を買いに行くために、休みを取っただけで、あとは8時からほぼ12時間ずっと仕事だった。せめてあともう5日ほどあったら、よかったのだけどなあ。。
_ 夏ばてらしく、完璧に、食欲減退。喜ばしいことではあるが、むちゃくちゃ、しんどい。
_ 保育園の玄関先に、大きな笹がふたつ立てられていて、ゲートのようになっている。大きい組の子らが書いた短冊を読んでいると、なかなかおもしろい。やっぱり、「仮面ライダーになりたい」とか「プリキュアになりたい」と書く子もおれば、自分でもうしっかり字を書いて、「やきゅうせんしゅなりたい」とか「さっかーせんしゅになりたい(これは女の子が書いていた)」というのもある。うちの子はちなみに、なにか願いごとはありますかときいてみると、「うーん、だんごむしさんにあいたい」と言っておりました。毎日、蚊に喰われながら、ダンゴムシさんの繁殖活動を観察して、自分ではようさわりませんので、わたしにさわらせておいて、「あ、丸くなった」などと観察結果を述べるのが好きなようです。先日は、雨の中、傘を差して道路の植栽の下に屈み込んでいたら、年配の方に声をかけられた。大学で幼児教育を研究されているとのことだったので、先生なのでしょう。現在執筆中の本の中で、参考写真に使いたいから写真を撮らせてほしいのですがいかがですかと頼まれた。了解して、またふたりで雨の日のダンゴムシさんの生態を観察した次第です。
子どもはダンゴムシも好きですが、やっぱり相変わらずフェイバリットはオオカミさんで、まだまだオオカミ問答は続いています。今日はオオカミさんと一緒に昼寝をして、カレーを食べたそうです。本当にオオカミさんが見えているのであれば、まあちょっと対策が必要かもしれませんが、そう考えて楽しんでいるだけなのであれば、別に心配する必要もないかと思っています。河合隼雄さんが子どものウソのことを書いておられましたね。もう昔に読んだので、また読み返したいなあ。
オオカミが出てくる本だと、「いやいやえん」が好きだなあ。あとはロッキー・チャックとかピーター・ラビットのオオカミどんですね。また図書館で借りて読んでみよう。
_ 保育園の玄関先に、大きな笹がふたつ立てられていて、ゲートのようになっている。大きい組の子らが書いた短冊を読んでいると、なかなかおもしろい。やっぱり、「仮面ライダーになりたい」とか「プリキュアになりたい」と書く子もおれば、自分でもうしっかり字を書いて、「やきゅうせんしゅなりたい」とか「さっかーせんしゅになりたい(これは女の子が書いていた)」というのもある。うちの子はちなみに、なにか願いごとはありますかときいてみると、「うーん、だんごむしさんにあいたい」と言っておりました。毎日、蚊に喰われながら、ダンゴムシさんの繁殖活動を観察して、自分ではようさわりませんので、わたしにさわらせておいて、「あ、丸くなった」などと観察結果を述べるのが好きなようです。先日は、雨の中、傘を差して道路の植栽の下に屈み込んでいたら、年配の方に声をかけられた。大学で幼児教育を研究されているとのことだったので、先生なのでしょう。現在執筆中の本の中で、参考写真に使いたいから写真を撮らせてほしいのですがいかがですかと頼まれた。了解して、またふたりで雨の日のダンゴムシさんの生態を観察した次第です。
子どもはダンゴムシも好きですが、やっぱり相変わらずフェイバリットはオオカミさんで、まだまだオオカミ問答は続いています。今日はオオカミさんと一緒に昼寝をして、カレーを食べたそうです。本当にオオカミさんが見えているのであれば、まあちょっと対策が必要かもしれませんが、そう考えて楽しんでいるだけなのであれば、別に心配する必要もないかと思っています。河合隼雄さんが子どものウソのことを書いておられましたね。もう昔に読んだので、また読み返したいなあ。
オオカミが出てくる本だと、「いやいやえん」が好きだなあ。あとはロッキー・チャックとかピーター・ラビットのオオカミどんですね。また図書館で借りて読んでみよう。
_ ね [テスト。]