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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

13-07-2004 / Tuesday

_ ああー。しらんかったよ。こんなにややこしいことをせなあかんわけ?

何回か書いたことあるけど、そろばん一級。頼むから合計だけ合ったらいいことにしてほしい。もうひたすら足し算で計算して、なんであかんのん?!買い物しただけで、逐一、これを入力せんならんちゅうわけ?しかも部署が違うから、見えている画面が全然ちゃうねんけど、いちいち、その端末まで行って入力すんのん?

もう、ぜーっんぜん、わからへん。しかも会計のひと、もうかえらはったがな。これは私には無理な仕事だ。そして、たぶん、これを専門にする人がいないと時間がどんどんなくなる。。。。。。。。。。。

_ なんでも進歩したらええちゅうもんと違うような気がするねんけど、あかんのん?

_ 今日、電車に乗っているとき、ふと車外の田畑の風景に目を向けると、小さな農作業小屋の中に、おじさんが二人並んでいる。入り口のところがお店風になっていて、どうも取れたて野菜を売っている風情。周囲は絵に描いたような田園風景で、農作業小屋以外には、もっと小さな農具を仕舞っておくような犬小屋みたいなのしかない。おじさんふたりはこれもまた絵に描いたようなつば広の麦わら帽子を被り、首から白い手ぬぐいをぶら下げている。瞬時にこれだけのことが見えるほどに遠視なんだ。

でもなんだかとてもよい風景をみた。おじさん二人がとてものんびりしていたところがよかった。どんな話をしているのかなあ。

「トマス・ピンチョンはやっぱり読みにくい」「トリン・ミンハの映画は何度見てもわからんね」とかだったらシュールだなあとか考えながら、目を瞑った。


13-07-2006 / Thursday

_ 思いっきり、散文詩のレジュメを書いてしまい、しかももう送ってしまい、ブルーになっています。。わたしはやはりあほに違いない。

_ むかっとしてしまったので、桃を食べる。

_ 査証申請の手紙がこなくて、いらいら中です。もう随分まえにひな形を送っているのに、今日まで梨の礫だ。

ムンバイのテロ、ひどいなあ。カシミールでずっと続いているテロが思うように宗教対立にならないということで、経済・証券の中心地を狙ったらしい。実は今年の夏は、ムンバイに行く予定にしていたから、いろいろと今後のことが気になる。宗教の名の下にテロ行為をおこうなうという発想からして、宗教人あるいはふつうに宗教を信仰している人ではない。新聞やその他のメディアでも、そのあたりの指摘をもっとはっきり書いてもらったほうがいいのだが。

_ またしてもえらい低気圧で、頭が痛い。眠い。いくらでも眠れる。

_ ひとつ非常勤が終わったので一人でお祝いをしようと思い、イタリアンでもと思って歩いているうちに、イタリアン・ファッションのお店へ。別にブランドものでもなんでもなく、縫製もタイとかベトナムとか中国。デザインfromItalyということらしい。わさわさとみていると、とても感じのよいワンピースを見つける。こないだ買った青いワンピに比べると、いかにも大人。少女趣味ゼロで、大人向け。だけど、きちんと甘さのあるデザイン。試着してみたら妊婦みたいに見えた。店員さんが幅広ベルトを合わせてくれたら、まるで大学の非常勤講師に見える。こういう服、まったく一着ももたずに今日まで来たので、そのまま購入。形から入るというのも、実は重要だったのかなと、今更ながらに。


13-07-2009 / Monday

_ 二日に一度、近所の図書館まで散歩。大体、二キロくらいある。ゆっくりとした坂を上りきってから、古い門前町の町並みに入る。古い禅寺や神社。神社には昔、白馬がいた。今は、白馬の写真が残されている。神社の裏手の、子どものころ、駆け回っていた路地。表札の名前が同級生の名前に掛け返られている。子ども心に立派な民家だなと思っていた大きな旧家などがいつのまにか近代的なつくりの家になっていたり、コンビニになっていたりする。時々、神社でおまいり。図書館までの小さな商店街。時計屋さんとか果物屋さん、同級生に代替わりしている。お肉屋さんは、今でも竹の皮にお肉を包んでくれる。図書館では一冊、すぐに読めるものを読んでから、本を借りる。家に帰ってからお昼を食べることもあれば、途中でそばやうどんを食べることもある。お昼からは借りてきた本を一気に読む。休暇は昨日で終わり。また明日から忙しい毎日。


13-07-2010 / Tuesday

_ ずっと探し求めていた絵本とレコードのコンビネーション。童音社の「おはなしコンサート」というシリーズであることがわかった。今考えれば、なんとあほだったんだろう。。インターネットを駆使すれば、もっともっと早い段階で情報にたどりつくことができて、オークションなどで状態のよい12巻セットを購入できたのだと思う。実際、今年になってからの記録をみてみても、そういう落札が何度もあったようだ。今、出ているのは12巻のうち3巻が欠品のセット。探し求めているものが、どういうものであったかがわかって、少し落ち着いた。全巻がそろっているかは不明だけれど、国会図書館にも入っているみたい。復刊どっとこむにも登録されているようだから、いつかきっと復刊されることを願いつつ、記憶の音と絵との再会を楽しみにしている。よい状態のものが見つかれば、すぐにでも買いたいけれど、きっとレコードを聴きながら泣いてしまうだろうなあ。今、一休さんに歌ってあげる歌はほとんどそのレコードの歌であるか、わたしが小さいときから知っている歌ばかり。その小さいときから知っている歌は、母がわたしに歌ってくれていたのだろう。母が歌う歌とわたしが歌う歌が同じであることに気がついて、しばし胸が熱くなった。

_ あれこれ手を尽くしてもどうしても離乳食を食べてくれないので、先週半ばからしばらく休んでいた。わたしが書けない病にかかっていたということもあり、余裕もなかったからだ。昨日、小さな落雷の音を聞きながら、わたしは無添加の野菜ジュースを飲んでいた。一休さんがじっと見ている。ふと思い立ち、一休さん用の小さな手造りグラスに1センチほどジュースを入れて、お湯で4倍に薄めてみた。離乳食用のスプーンで口に近付けたところ、初めて口を開けてくれた。いつものように、口からそのまま吐き出すこともなく、飲んでくれる。よし今だと思って、冷凍しておいたカボチャのペーストとおかゆをダッシュで電子レンジであたためた。茶漉しに鰹節を入れて、ポットのお湯で簡単一番だしを取り、おかゆとペーストを溶いた。一休さんは、少々、難しい顔はしていたが、全部食べてくれた。今日食べてくれたからといって、明日も食べてくれるかどうかはまだわからないけれど、よかったよかった。小さい子は毎日、成長が見て取れるところがよい。たくさんほめられて、得意げにしつつも照れ笑いをしている一休さんを抱っこして、雨上がりの公園を少し歩いた。アジサイの葉っぱがぴかぴかに光っていて、一休さんに教えてあげようと思ったら、もうぐっすりと眠っていた。如月さんにも連絡してあげなくては。


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