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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

15-08-2005 / Monday

_ 昨日寝ていないので、眠い。今日も寝るわけにはいかないので、なんだか頭が海綿状態。ぼわっぼわっとしている。なんかですね、結構、今、たいへんなので。怒るとか苛つくとかそういう方向ではなく、なんだかひたすら悲しく、さびしい。まあ疲れているのだろうなあ。ようがんばりましたなあー、と言ってもらいたいだけなんだと思う。

_ 海外から電話があるとどきりとする。

_ とど。

1.通帳を忘れたので、入金作業繰り延べ。郵便局はそのあたり、融通がまったく利かない(利いたらたいへんだ)。

2.今日こそデジタルカメラを買う。

3.SDカード×2

4.おみやげ関係

5.書類、作り直し。

6.お墓参り

_ ねこの家族4人組?が、足下に寄ってきた。なにか話したいことがあったみたいなのだけど、とても急いでいたので、にゃ、とだけ言ってごまかす。すまないことをしたと思った直後に、クロネコが前を横切る。別のけしずみ色のねこが追いかけていたのだけど、そのけしずみねこは、私の顔を見て、「わっ、どうしよう…」という雰囲気でクロネコを追いかけるのをやめた。こういうことが立て続けにあると、私としては現象を解釈せざるを得ないのだが、よくないことが起こりませんようにと祈るより他にない。時間がない。


15-08-2010 / Sunday

_ 終戦記念日。

児童文学と戦争あるいは終戦というと、「だれも知らない小さな国」だ。佐藤さとるのコロボックル物語のシリーズは、小学生だったわたしにとっては、文字通りのバイブルで、なにもかもここから学んだといってもよいくらいだった。戦争が終わって日本は復興期を経て、高度経済成長時代に向かう。コロボックル山もその計画に巻き込まれ、高速道路建設のため、山の中腹を削ってトンネルが掘られようとする。そこでコロボックルたちは「せいたか童子」であるせいたかさんに協力を求める。せいたかさんは、コロボックルたちの力を使うアイディアを出す。山の所有者や村の偉い人たちの夢の中に登場して、夢をコントロールして、計画を変更しなければと思わせるのである。ご先祖さまやいろいろな「山のカミ」の口吻で、脅しをかけるのである。

流行り?の公開中の映画のあらすじを目にするたびに、コロボックルたちの作戦のことを思い出す。この作戦のことを思い出すたびに、終戦後の日本の急成長や開発のことも思い出し、今、あのコロボックル山はどうなっているのかなと思うのである。こびとさんが大好きで大好きで、一人でいるときに、今、さっと後ろを振り返ったら、逃げ遅れたふとっちょのエノキノヒコが見えるかなと思って大きくなった。床下の小人さんも世の中に出てきた今、佐藤さとるのコロボックル物語も再度、脚光を浴びて欲しいと思ったり思わなかったりする。


15-08-2011 / Monday

_ 逃げようとする子供を捕まえてだっこして立ち上がろうとしたら、思いっきり膝の裏の筋がぴきーっと音を立てた(かのように思われた)。そのときはまだ立てたし歩けたのだが、翌日、左足のふくらはぎが二倍くらいの太さになっていた。肉離れらしい。暑いし、いすに座ってもなにしても痛くて痛くて、いろいろとたいへんでした。とりいそぎ、生存報告のみですみません。なんだか全体に弱くなってますね。。みなさまもどうぞお元気でお過ごしくださいますように。

_ 終戦記念日。


15-08-2017 / Tuesday

_ 日記、随分と書かなかったんだな。。。

少し状況が変わって、8月上旬に子どもを迎えに行った。こちらへ帰って来てからは、子どもの学校が始まるまで一緒に通勤。相変わらずの悪天候だったので、基本的には平日も週末もずっと家にいた。週末は近所の市民プールへ泳ぎに。正直なところ、水はあまりきれいではない。ゴーグルなしではとても泳げない。でも、25メートルでコースが8つもあるプールは、当地では珍しい。片側が大人の胸くらい、片側が1.8メートルほどと深さが傾斜していることもあって、われわれはもっぱら人が少ない深い方のはしで遊ぶことが多い。そうしているうちに、子どもは、犬かきとも古式泳法とも言えない不思議な独自な泳ぎを体得した。それでずっとふたりでぐるぐるとプールを泳いでいる。

プールサイドの日の当たる側には外国人(われわれも含む)、日の当たらない側や屋根のあるところには現地の人が主に陣取る。そういうこともあって、われわれは真っ黒に日焼けをしている。外国人たちは、水に入らない時間のほうが長く、プールサイドでトランプをしたり雑誌を読んだり、そういう感じで長い時間を過ごす。地元の人は、集中的に遊んで、さっと帰る。外国人の中には、いかにも怪しい人物もいる。50代半ばの男性は、いつも野球帽とサングラス。1.5リットルの水のペットボトルを小脇に抱え、定位置である日の当たる側の一番端のデッキに座る。決して、泳がない。しかし、浅い側の水には入る。入るときには、遊びに来ている地元の子どもたちを背中に乗せたり、腕につかまらせたりする。そして、いつの間にか、消える。消えたと思ったら、売店でアイスやスナックを買ってきて、子どもたちと食べたりする。そしてまたいなくなる。同じような年頃の女の子を持つ身としては、どうしても行動確認をしておきたくなるような雰囲気のある人で、よく注意してみると、周りで同年代の子どもを連れている外国人たちも、警戒アンテナを張り巡らせていることがわかる。プールは楽しいし、親子で楽しく遊べる場所だから、わたしも行くのは大好きなのだけど、この男性のことが少し気にかかっている。聞けば、主な日本人や外国人で小さい子どもがいる人は、みなこのひとのことを知っていて、やはりウォッチしているのだという。直感に従い、この人が来たときは、必ず子どもと一緒に深いところへ移動するようにしている。

外国に住んでいると、えっと思うことが多々ある。例えば、先日、某西側国大使館付近の高級住宅街所在の民家に強盗が押し入り、家人全員を射殺した犯人が市街地に向かって逃走中につき警戒されたし、という知らせが来た。そのため、その日の夜は市街地にあるアパートの周囲は全員、屋内に退避したり早々と店じまい、帰宅したりで、とてもシーンとしていた。翌朝、街はいつもの賑わいを取り戻していた。しかし、犯人はまだ捕まっていないという。へえ、そうなの・・・と、職場の秘書さんと話していると、彼女が「あれは怨恨だから、他の人が危険な目に遭うことはないよ」と。えええ、そんなものなの?「恨みがあったからの話だから、もうその人を殺してしまったら、それでいいのよ」という。はあ~。いいのだろうか、それで。。でもそれだったら、誰が犯人なのか、すぐにわかるよね?警察はどうして捕まえないの?「知らない」とのこと。海外にいたら常に警戒を怠らずにとはよく言われることだけど、今回のことを経験してみれば、そうは言っても警戒のしようがないのではとも思ったり。8月は安全情報のことを考えることが多かったような気がする。


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