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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

19-08-2005 / Friday

_ なんか手一杯、目一杯。今朝、最後の調査経費の入金があったので、それを引き出してしかるべき手続き。自分のも入れて、4つの科研に関わっていて、そのうちのふたつで会計をしていると、もうお金など見たくもなくなったりする。あと、簡単に、先に行っている人から電話で状況のブリーフィングがあって、頭がくらくらした。それが終われば部屋の片付けとかパッキング…のはずだったのだけど、スーツケース騒ぎで、近所のジャスコへいく羽目に。で帰ったら、ちょうど入れ替わりのMさんから電話。今朝、帰国して、今はもう私の部屋にきているとのこと。で、近況報告。で、今朝、スーツケースを買ってきた話をしたら、「なんだい、いつからスーツケースを使うようになったんだい」と軽く指摘される。で、目が覚めた。まーったく、買う必要がなかった。冷静に振り返るに、昨日はかなりハードな一日だったので、完璧に頭が働いていなかったのだろうなあ。だって、雨季じゃないのだから、別にスーツケース、いらんかったやん。まったく、なんて視野狭窄になっていたのか。もうワタシは、だめなんじゃなかろうか。。ほんとに、いらんかったかもしれない。しばし落ち込む。今回はやることなすこと、ぜーんぶ、裏目。どこまでわるいことが続くのか、まあ、ちょっと楽しくもなるよ。裏目は続くよどこまでもで、編み目を数えるのもしんどなってきた。

_ うわっ。。。


19-08-2009 / Wednesday

_ 過日、いつも大入り満員の駅前の本屋で、ぼんやり書架を眺めていて、「小公女」を見つける。わたしが読んだのは、ポプラ社だったか金の星社だかの子ども版。でも挿絵がとても印象的な版で、目を閉じなくともその絵柄が今でも浮かんでくる。新潮文庫版は、伊藤整訳。懐かしさに耐えかねて、買ってしまった。以来、学校の行き帰りに読んでいる。ミンチン先生のなんといじわるなことよ。「小公女」の中で一番好きなのは、やはり屋根裏部屋に魔法使いがやってくる場面。そしてセーラが無事に窮境から救い出されるところ。どんなときも凛として居住まいを正し、やけになることのない少女である。うそくさいと思われる場面もあるけれど、基本的にはわたしはこのお話がなぜか大好きなのである。セーラが好きというのではなくて、いろんな人がいたはるなあ。。という感慨が深いからかもしれない。つまりは100年くらい前の世間と今の世間とで、いろいろと変化・進化した部分もあるのだが、人間に関しては、さほど変化はないのではないかということである。でも、基本的に、読むとなんだかぶつぶつ言っていないでがんばろうという気になるから、毎日、あきもせずに繰り返し読んでいるのかもしれない。


19-08-2012 / Sunday

_ 気が付けば、一ヶ月近くが過ぎていました。。この頃、朝晩の気温が、少しだけましになってきたというか、夕方、自転車で橋の上を通ったりすると、思いがけず、ひいやりとした空気を感じたりすることがある。立秋を過ぎて、お盆も過ぎて、送り火も済んだ。もう秋の気配がすぐそこまで来ているのだろう。でもまだまだ残暑は厳しそうだ。

人にいうと、びっくりされるのを通り越して、ある種の虐待とちゃうのん!?とまで言われたこともあるのだが、この夏、我が家はクーラーがなかった。物理的にはエアコンは存在する。ところが、祇園祭の次の日から、突然、稼働しなくなってしまった。厳密には、暖房機能は使えるようである。冷房機能、除湿機能が全然だめになってしまったのだった。壊れたからといって、すぐに買い換えができるわけでもなかった。修理といっても、10年選手のエアコンだから、恐らく、買い換えたほうが安く付くだろう。というわけで、必然的に、扇風機に頼るしかなくなってしまった。扇風機だって、10年選手なんだけど、本当に今年の夏は全力で働いてくれた。

子どもはいつもよりも30分早く、保育園にに登園、お迎え時間も、無料でお願いできるぎりぎりまで預けることとなった(一定の時間を過ぎると一時間あたり数百円の実費がかかる)。朝は5時くらいに起きて、軽く、ラジオ体操とヨガをしたあとは、前の日の残り湯の水風呂に入った。それでなんとか朝、家を出るまでならば、体は冷えている。子どもは土曜日も保育園に行き、休みの日は一日三回、お風呂で水遊びをした。あるいは、図書館や大型モールを自宅がわりにしたりした。ほんとに暑い夏で、タフな毎日だったからか、逆に今のところは、病気もしないで元気にしている。

そういえば、冷蔵庫の製氷機能も壊れているため、冷たいものも、ほとんど飲まなかった。ちょっと気の利いたところで買い物したときについてくる冷却剤を、ときどき、布にくるんだりして首に巻いたりと言うことはあった。麦茶も、大きな薬罐で一度に大量に沸かし、基本的にそのまま放置しておいて、生ぬるいのを飲んでいた。子ども用には、ペットボトルに詰め替えて、冷蔵庫で冷やしておいたが、冷たいのをそのまま与えることはなくて、水道水で割ってから出していた。

そんなわけで、計らずとも、行動エコの友だちなどと同じくらい、暑い夏を過ごすこととなった。しかし個人的には、絶対、来年はクーラーのある夏を過ごしたいと思っている。だって、やっぱり暑かったんだもん。


19-08-2016 / Friday

_ わたしたちは家でNHKを見るために、当地の衛星テレビ会社と契約をしている。だから概ね、海外に住んでいる人でも見たいと思う番組は見ることができる。しかしこの時期、オリンピックだけは見られないのである。ニュース番組の中でも、肝心のところはなんとかという写真配給会社の固定写真だけがぱっと出る。金メダルとかを取る瞬間をみたいという気持ちがないわけでないのだが、2年前の冬のオリンピックのときに、その失望感みたいなものの洗礼を受けたので、今は諦観しているのである。オリンピックの特別番組編成のため、ニュースの時間もバラバラ。そのかわり、まだ海外では放送されていなかったドラマなどがまとめてみられるようになった。最初は「京都鴨川食堂」。あさが来たのあとでは、ちょっと難ありの関西弁が耳について、もうひとつ楽しめず。でも子どもはなぜか気に入ったようであった。そして今、親子して毎晩、テレビの前に座ってみているのが、「奇跡の人」である。これはほんとうにおもしろい。すごいテレビ番組だ。なんといっても主役の人がすごくいい。名前が全然覚えられないんだけど、ダメダメっぷりとか、なにもかもすごい。ビデオがほしい。おそらく、いつかきっと街角の海賊版DVD屋に入荷するのだろうけれど、本当にいいなあ~と思ってみている。なにがよいのか。もう全体になにもかもだ。先日、雨が降って、カフェから帰れなくなったときに一度見逃してしまったのが、返す返すも悔やまれる。とにかくなんとしてでももう一度みたいなあと思った。宮本信子の淡々とした語りもいい。いつかまたじっくりと見たい。子どもはこのお正月に「富士ファミリー」を見て以来、片桐はいりさんの大ファンである。先日も、武道家の甲野さんと片桐さんの対談番組があった。眠い目をおしてがんばってみていた子ども。NHKって、やっぱりコンスタントにいい番組を作り続けているものだなあと、海外にいると改めて思う。コウケンテツの料理旅行番組もよい。とてもよい。コウケンテツの一見、さわやかふうの暑苦しさとふつうのお兄ちゃん風の雰囲気も、とてもよい。と、受信料は払っていませんが、わりとよくNHKを見ているわたしです。もっともNHKの契約料金は、パッケージ料金に含まれていないため、エクストラに余計に払っているんですよね。それを合わせたら、日本の受信料とほぼ同額を払っているわけですから・・・。でもそれもこれも含めて、バナナゼロが見られるだけでも、幸せです。おしまい。


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