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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

14-09-2009 / Monday

_ 母には毎日電話。格安の国際電話のかけ方でかけるものだから、大声を張り上げないと、向こうには聞こえないらしい。母たち三姉妹は昨年から宝塚観劇にはまっている。今回も、出発前にベルサイユのばらのチケットを代理購入した。このチケットを取りに行きがてら、中山寺を参詣。帰りに新装開店した阪急百貨店を冷やかした。次の宝塚観劇は、カサブランカの予定。わたしも一緒に行く。母に電話した後は必ず、今日も声を聞くことができたとセンチメンタルな気分に襲われる。そしてまた明日の朝まで、声を聞くことができるだろうかと、一日中不安がってしまう。まるで神経衰弱だ。

_ あれ、昨日書いた日記が消えているような。。なんでかな。

到着後の数日は夫の実家で過ごし、その後、街に戻って普通の生活。勝手が違うので、それほど活動的になったわけではないのだが、それでも毎日、少しずつ進めている。予定していたことのうちのひとつは、どうもうまくいきそうにない。それをどのように解決するか、思案中。夫と過ごす時間が思うように取れず、これじゃあ日本と某国とで離れているのと変わらん、と言われる。これまで一人の生活で、わがままし放題、なんでもかんでも自分中心のスケジュールで動いてきた。日本での内輪のお祝いの会のときに、恩師に、「相手あっての結婚生活、いままでと同じに振舞っていてはだめ。つねに相手のことを考えるように」といわれたのに、気がつけばいつのまにかマイペースどころか、まるで夫などいないかのように一人の生活時間を中心に過ごしている。長い独身生活を送ってきて、相手に依存しない生活はできるようになっているかもしれないが、それが過ぎてまるで結婚していないみたいになってしまうのはやはりまずい。もっと相手のことを考えるようにしなければと深く反省。今朝など、夫と電話で話したのだけど、とても暗い声で申し訳なかった。


14-09-2016 / Wednesday

_ 先週の半ばから子どもを連れて国際学会へ。初日は開催地に住んでいる凸凹大学時代からの古い友人と、日本から来た共同研究者の友人たちと久しぶりに会って、会食。朝は8時の飛行機だったので、お昼は現地の友だちと一足先に会って、日系スーパーでお寿司のパックを買って食べたりなんかした。おいしかった~。わたしたちが住む街のお寿司屋さんのとはもう全然違っていて、おいしい。しかも安い!夕方、日本の友人たちと合流して、夜は中華。これもおいしかった~。というわけで、この日から日頃の食生活の貧しさなどすっかり忘れてしまうような、食生活が始まった。翌日の学会初日は例によって、まだ自分の発表の準備に費やして、昼食はみなで。午後はもうひとつのパネルセッションのメンバーと打ち合わせ。夜は子どもとふたりでホテルで食事。翌朝のパネルはなんとかがんばっていい感じの発表となった。メンバーに感謝。お昼はまたゴージャスな昼食で満腹。慌ただしく、ポスターセッションの準備をして、最初のお客さんに共同研究者が説明を始めたところで、わたしは退場。預けていた子どもをピックアップして子どもとふたりで、大昔、わたしが大好きだった山間の観光地へ移動。ひさびさの観光地はシーズンオフが始まったところで、まだ慌ただしい様相を呈していた。それでなのか、予約していたホテルがダブルブッキング!これがケチのつき始めで、最後までとにかくいろいろたいへんだった。でも全体的には日ごろ、一緒に遊ぶ時間が少ない子どもとずっと一緒にいられることができて、わたしにとってはそれが一番だった。5日間、たっぷりと静養。昨日は午後、旧友の家に戻り、たくさん日本語の文庫本をもらって、9時ごろ戻ってきた。子どもは楽しかった休暇が終わって、家に帰るタクシーの中では早く学校に行って、みんなにお土産をわたしたいとうきうきしていたのが、寝床に入るころには、もっともっといろんなことをしたかったと泣き出した。わたしにもそういう気持ちがわかる、わかるよ。とくに最後の日は、旧友の家の近所に住む日本人の女の子がたまたま遊びに来てくれて、短いけれど、とても楽しい時間を過ごした。それで余計に、さみしい気持ちが募ってきたのだと思う。子どもを寝かしつけながら、いろいろな話をまたして、なんとか子どもを夢の国へ送り出した。それからわたしも思い出に浸りながら、荷物の整理。やっとひと段落ついてから、ゆっくりとお茶を飲んで、これからのことを考えながら、さあ日常に戻ろうと思ったのだった。お金が飛ぶように消えていって、本当にたいへんだったけれど、いい区切りがついたかな。明日っから、またがんばろう!


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