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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

24-09-2003 / Wednesday

_ デスクトップがどうやら、ご臨終の模様。

こんなときに限って、壊れるものなのだなあ。やっぱり、DELLでも買い直した方がいいだろうか?

ここまで打つのに、5分くらいかかる重さって、なんなのでしょう?

_ 助かった。

Intelのサイトからアクセレーターとなんとかというのをインストールしたら、前より(というか本来、これくらい速かったのだろうなあ)軽くなった!助かった。。。

_ パソコンとは本来的には、かくも静寂なる物体であったのかと驚く。今まではなんだったのか?


24-09-2004 / Friday

_ Kirsty MacCollの事故って、やはり謎めいていたんだな。

_ あらっ!なんと今日は、金曜日だったのか〜。

今日、会議のとき、カレンダーの印刷が間違っていると思っていたんだよねー。しかし、水曜日と木曜日はどこへいったのだろう?まったく解せぬ。というか、曜日の感覚なしに会議に出ていたことに驚き。

フラワーアレンジメント、ほめられる。たまにはほめられないと、張り合いないもんなー。

庄野潤三、読了。悪口とか愚痴とか、一切、書かずに一週間を過ごしてみようかと考えてみる(こういうこと書いた瞬間に嘘くさくなる時点で、無理)。

_ 客員研究員の先生と定例会議で話。私の研究(とやら)が、ちょうど今、カンガルー国が国際研究?チームのメンバーを集めている某課題にぴったりなのでぜひあぷらいせよ、とのお話をいただく。私のだめなところは、(だめな研究をしている)という自覚があるにもかかわらず、どんな研究をしているのかと聞かれると、楽しそうに説明してしまうところだ。そしてまた、ほとんど誰も手をつけていない分野の研究なので、「そりゃあ、なんと!」という印象を与えてしまうわけである。誰だって、自分のやっていることはおもしろいと思っているに決まっているのだから、説明するときはちょっとうきうきしてしまうもん。研究は楽しいと思います。いや、厳密にいえば、私が関心をもっていることはたいへん興味深い事象である(はずである)。しかしながら、対外的な「宣伝技法」がへたくそなので、もうどうしようもないわけだ。論文、書くの、へたくそすぎる。


24-09-2006 / Sunday

_ 某くんたちふたりのお疲れ会を三人でひっそりと。われわれはボスを共有しているのだが、学年が少々離れていることもあって、今まであまり話をすることがなかった。ようやくゆっくり話。深夜近くまでふたりの苦労話を聞く会。すっきりしましたーといって、部屋に引き上げていったふたり。自分もとおってきた道。がんばれとはいわず、静かにビールを注ぐ。


24-09-2011 / Saturday

_ 久しぶりに湯船に浸かった。あ〜、極楽!結局、物療はしないことにした。医療費の余裕がもうなかったということもあるし、先生の予想以上に回復のペースがよかったらしく、毎日、きちんとふくらはぎを圧迫して、コンドロイチンを飲み続けて、物療の代わりの運動をすればよいでしょうということになったのだった。毎日、少しずつ余裕ができてきて、長く座ったままでも大丈夫な時間が少しずつ長くなってきた。本を読む集中力も回復してきた。子どもと遊ぶときも、妙に緊張した面持ちでいなくてもよくなってきた。ずっと離れていたインターネットは、なんだかやっぱり距離ができたままで、たまに料理のレシピを探すだけになっていた。6キロ痩せた体重は3キロ戻った。足が痛くて痛くて、まったく眠った気にならなかったのが、ぐっすり眠れるようになった。と、込み入ったドラマ仕立ての夢を見るようになった。そのうち、気になった夢がふたつあった。重い腰というか筆を取り上げて、連絡をしてみたところ、やはりというのか、訃報を知ることになったのだった。

まん丸な目をして、無邪気な動作で和ましてくれてきた子どもが、ときどきとても物騒な目つきをするようになった。いろいろな世界を知る年齢になったのだろうか。気に入らないと、ものを投げつけたりもする。機嫌のよいときは、何時間でも彼女だけにわかることばで、何か歌を歌い続けているようにもなった。

病気で入院しているときとは違って、暗く落ち込むこともなかったし、淡々と過ごしていたのだけど、痛みのある日常はなにかを根本的に変えたような気がしないでもない。それがどのような変化だったのか、今ははっきりとはわからないのだけれど。久しぶりに風呂椅子に腰掛けて、ゆっくりと髪を洗って、湯船に長く、長く浸かった。甕棺墓みたいに足を曲げないといけないほど小さな湯船なので、足が完全によくなるまではお風呂の楽しみを完全に奪われていたのだった。銭湯にでもいけばよかったかな。

気がつけば秋が深まっていて、衣装ケースから引っ張り出した樟脳臭いニットのカーディガンのちくちくを板心地よく手首のあたりに感じたりしながら、夜長を過ごしている。


24-09-2012 / Monday

_ 今の生活になってから初めて、CD屋で清遊した。CD屋で清遊…というのも妙だけど。少しくさくさとすることもあったし、いろいろ他に理由もあったからなのだけど、仕事の帰りに1時間だけと決めて、某所へ立ち寄った。ここは店員さんもお客さんもちょっと年配が多い。置いてあるレコードの見せ方だとか、特集の組み方とか、もうもろにわたしの心を直撃するような品揃えで、あ〜あ〜あ〜と、呻きながら、わたし、こんな音楽が大好きだったよな〜、もうCDはほとんど売り払ったけど、こういう音楽聞いてうっとりして幸せやな〜なんて思っていたときがあったよな〜という気分にどっぷりと浸ったのだった。気がつけば、もうぎりぎりの時間になっていたので、慌てて店を辞し、余韻に浸るまもなく走り去ったのだが、こういう時間がもっと取れたらなあと心から思った。本ももっと読みたいし、もっとひとりであれこれ考える時間が取れたらなあ、これからのことを、もっと真剣に考える時間が取れたらなあ。気概だけはあるのだから、もっと前向きにがんばりたい。というか、前向きに、前向きに考えるようにしたいなあ。先日、51歳になった年上の友人は、100歳まで生きることにしていると話していた。なので、今日の誕生日はちょうど折り返し地点、まだやっと半分しか自分の人生は進んでいないのですと話していた。わたしはずっと50歳で死にたいと思ってきた。長く生きてもいいことはないから。今も基本的にそう思っているのだけど、子どものことを考えると60歳くらいまでなら、自分にもがんばれるかなと思うようになった。子どもの耳のことを考えれば考えるほど、わたしが聞こえないほうの耳の代わりになることなどできないのだから、早く子どもから独立してやらないといけない。片耳で聞く音楽にもきっと、味わい深いものがあるんじゃないかと思ってあげないといけない。ほんとはなんとかして聞こえるようにしてやりたいけれど、耳の生体移植って、ないもんなあー。山中先生ならなんとかしてくれるんだろうか。。話す、見る、聞くに関しては、まだ医学的にも生物学的にも、未知のことがおおいのだろうか。もっと自由な時間が欲しい。それが得られるよう、もっと働かないといけない。でもでも、消費税が7%になって、そのうち10%になったら、もうわたしなどは、日本脱出しない限り、生きていけないだろう。…と、せっかく清遊して、生き返ったと思ったのもつかの間、いつものように、暗澹たる思いが渦巻いてきて、また疲れてきてしまった週末だった。子どものことももっと考えてやりたいのだけど、おかーちゃん、生活に追われています。


24-09-2017 / Sunday

_ 土曜日は子どもと一緒に一日楽しく過ごす。朝、ゆっくり目に起きて、休日のお昼をよく食べに行くお店へ。わたしはサラダヌードル。食べるたびに思うのだけど、ヘルシーだけどおいしいのかどうかよくわからないメニュー。欧米人女性がよく食べている。日本人もだと思うけど、曖昧な味。しかしエスニックな味ではある。子ども、フライドライス。薄味でおいしい。その後、歩いてショッピングモールへ。今日はわたしたちにとってはとても楽しみにしていたイベントがある日。某国経済省主催の文化産業振興イベントがあるのである。子どもと二人、招待されているわけではないけれど、ちゃっかりと招待席に座り、大使館員の夫人がお作りになったであろうなつかしの某国のお菓子を食べながら、楽しむ。夕方まで楽しんで、一旦、帰宅。その後、友人家族とスチームボートのような鍋料理へ。おいしいのかどうか、微妙である。というのは、他所様のブログなどによると、「この世のものとは思えないおいしさ!」「ソースが絶品!」とある。しかし、そこまで絶賛するほどおいしいのかどうかは、少し疑問。ヘルシーで、余計な味がないという点ではおいしかった。でも、もっとおいしいものが当地にはある。おいしいという点では文句はないし、楽しいという点では100点。でも、多分、普通だと思った。でもとっても安い料理で財布にやさしいという点では、花マルで合格だった。

味覚というのは本当にふしぎだ。人が書いているとさぞかしおいしいだろうと思って、実際にいってみれば、うううむむむとなることが多々ある。本当に美味しい料理というのは、誰が食べてもおいしいものと、そのときのコンディションによっておいしく感じられるものと二種類あるのだろう。わたしはどんな食べ物も基本的すべておいしいという考えを持つようにしている。それは平等主義とかそういうことではなく、一期一会、そのときに食べたものは絶対的になんでもおいしいと考えたいからだ。だから文句を言ったけれど、土曜日に食べたものは、どれも「おいしい」のであった。でもどんなふうにおいしいのかは、ひとそれぞれなのである。(ただの文句言い、ですけれど)。


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