_ やっぱり、N**ton S***m W***s って、怪しからんのじゃなかろうか。
システムを保守するどころか、キミが一番、状況を破壊しておるのではないかと。
穏やかに去っていただくことにしたのだが、ここに至るまで、どうしてそこまでキミを頼りにしていたのか、よくわかりませぬ。恋煩いとおなじで、痛い目に遭っているときでもどこかしら信頼しているような気がして、これはやはりキミが悪いのではなく、私が悪いんとちゃうかとさえ思いましたがな。
_ たぶん、あんたが悪いんやと思う!
_ 一時間半しゃべって、中身がないっちゅうのは、やはりプロフェッショナルなお方としては、問題があるんじゃなかろうかと。質疑応答の途中で申し訳ないが退席した。他にやることもあったし。人の振り見て…のよい事例だったと思う(偉そうなことをいうようになりました)。
_ Bonjour tristesse.
_ 夕べはあまりよく眠れず、3時頃までサリー・ヴィッカーズを読んでいた。朝から電話が立て続けになっていた模様だが、眠り続ける。どちらかというとあまり好きではない人たちがなぜか夢に出てきて、朝起きたときからちょっと気分、重し。夢の中でパソコンを使っているなんて初めてのことだ。昨日、学内で多発している研究室の盗難に関して注意があったばかり。よほど、いつも部屋に置きっぱなしにしているThinkPadを持って帰ろうかと思ったのだが、雨が降ったり止んだりだったし、帆布トートーの日だったので、生協の紙袋に格納して、なんでもないような雰囲気を取り繕って置いてきた。机の上に出しっぱなしのvaioは、持って行っても仕方がないくらいの型だけど、メールの中身とか、やっぱりなくなるとまずいなあ。そんなことを気にしていたから、夢に出てきたのかもしれない。ということは、なにかあったかも…と悪い予感がするのを必死で抑える。
_ 暑いー。
_ 疲れすぎて興奮状態で、ほとんど眠れないのが2週間ほど続いていた。それで昨日、ついに睡眠薬を飲んで寝てみる。どこまで深く眠ったのかもうわからないほど。朝起きてもまだ眠い。頭が重い。とりあえず、送らなければならない本を発送する準備で小包郵便局へ。この仕組みなんとかならんのかと思うよまったくなあ。
_ とにもかくにもずっと車で移動。山を登って信じられないくらい乾燥している石灰岩大地に泉を見つけに行った。ひじょうに神聖な泉だと思っていたら、昔話に基づくいわれがあるらしく、そう古いものでもないらしい。それが今は土着信仰に加えて世界三大宗教の偶像あるいは礼拝所が同居する場所となっている。不思議な空間。牛がその泉の水で水浴をしていた。
それからまた畑の真ん中に忽然と、まるで鍬を入れたら出てきましたとばかりに無造作に捨て置かれた茶碗のかけらのような遺跡を訪れる。鳥や蛙の彫刻がある。そこだけ不思議と涼しい風が吹いていた。
そして懸念の二日がかりの行事。無事にオーガナイズすることができ、すっかりと安心したところ。いろいろ準備に翻弄されてほんとにたいへんだったのだけど、無事に終了。最後の打ち合わせに会場となる村を訪れたとき、道端にそこだけ神聖な風が吹いている場所を見つける。今日の運転手の夫に頼みちょっと寄り道してみると、やはり内部に仏像とリンガ−ヨニがある。枯山水に枯れ果てた低い丘陵の端っこ、からからに乾いた林の中なのに、涼しい風が吹いており、仏像は苔むしていた。
遺跡めぐりはなかなかに面白いものだと気がつく。いただいた丁寧な手作りの三ヶ国語の遺跡ガイドブックを頼りに、全部、制覇してみようかなとか考えた。