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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

12-10-2002 / Saturday

_ 原稿をやっと仕上げた。得意分野でもなく、頭数集めの頼まれ原稿で、お世話になっている先生から顔を合わせるたびに、「頼むよ」などと言われて続けていたので、逃げるに逃げられず、ほんとうに苦労した。こういうときにささっと出せるようなダミー原稿を日頃から用意しておけばよいのかもしらん、などと黒い考えが横切る。

これでrejectされた日には、知っている限りの悪態をつきそうな予感がしたりする。

Ms. **** はきっと、今頃、ろくろ首みたいに、首を長くして待っているよ〜、などと同僚にちゃかされたのが、なんとなく気分を楽にしてくれた。

_ どうか、accepted になりますように。


12-10-2003 / Sunday

_ 前の晩から洗濯して、今朝も朝から回しているのだけど、あれー、お天気悪そうだ。

仕方がないので、とりあえず全部干せる内に干してしまってから、のんびり朝風呂。ついでにお風呂も掃除する。

_ 今飲んでいるEnglish Breackfast Tea は、昔飲んだときと味が違う様な気がする。昨日はいつもと違う遠くのスーパーに初めて行ってみたのだが、いろいろな種類の紅茶が売られていて、思わずあれこれと買いそうになってしまった。ああー、一日早ければ、あのスーパーでこの紅茶を買わなくてもよかったのにぃ!などと思ってみたり。

のんびりと紅茶飲みながらお湯に浸かって、出て、もう一度洗濯物を干して、部屋の掃除。

_ 書類は全部11ポイントで書き直せとの指令が来た。。。っちゅうことは、そうとうにけずらなあかんというわけですよね?できんのかいな、ほんまに…とぼやきながら、作業を再開いたします。


12-10-2004 / Tuesday

_ うう〜む。帰る前にポカひとつ。ものすごく笑われる。

気を取り直して、デパ地下でソフトクリーム食べる。本屋で東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』。帰ったら、『チューリップ熱』、届いていた。

そして、相変わらず、トロイの木馬。トロイのヘレンだからか?!

_ 金庫番はもういやだ。みんなお金があると思ってほんとに、ほんとに、勝手をする。あと後ろめたいことをしている人は、音信不通になりがちなんだなと、手に取るようにわかった。そりゃあ、お天道様の下は歩けなくなるはずだ。今日は文句ばっかりで、それもいやになる。

_ 友だちとご飯食べに行く日を今日だと勘違いしていて、よそ行きを着てきた。厄日。ベッドの反対側から下りたのだろう(お布団でねているんだけど)。

_ 自転車は通行してはいけない歩道を思い切り飛ばしてきた人がいたので少し脇に寄ったところ、その空間を狙ったかのように煙草の灰を落とされて、それが目に入る。コンタクトを入れていなかったので助かる。入れていたらどんなに痛かっただろう。入れてなくても痛い!当然、自転車はもういない。煙草を吸う人全員を呪いたくなった。

歩き煙草も大概だけど、自転車煙草はもっとたちが悪い。なんとかならんのか。


12-10-2005 / Wednesday

_ ひさびさにDOS画面を見た。なつかしー。コマンドはもちろん、ほとんど忘れている。

_ めずらしく、2限目が終わった時間に待ち合わせ。もちろん、入られず。池のほとりで座って待っていたら、ものすごいスピードで、脇目も振らずに、私に向かって突進してきた人がいた。学内って、ときどきへんな人がいるけど、たぶん、職員の人。普通にワイシャツを着て、よくみんなが履いている茶色のスリッパを履いている。避けたものか、じっと座っているべきかしばしためらっているうちに、その人は、私が腰掛けていた池の縁に、ハードルを越えるがごとき身軽さで飛び乗った。私はほぼ、この人が池の中に飛び込むだろうという確信を持っていたのだけど、みんな平然とお弁当をつついてる。瞬間、池の鯉が濁った池の中でもんどり打った。知り合いなのだろうか、鯉たちは喜んでいる風情。ここにはカメもいるのだが、カメは現れず。職員の人は、排水口みたいなところに絡まっていた枯れ草をひょいとつまみ、池の中の様子をうかがいつつ、円周を歩き始めた。きっと、お昼の日課なのだろうな。一瞬、ちょっと怖がってしまった私は、申し訳なかったと心の内で謝り、遅れてきたTさんとも無事に邂逅。お弁当を買って河原で食べようという提案は、柔らかく拒否され、野菜メニュー豊富なランチバイキングへ。カボチャのマリネがおいしかったので、そればかり、おかわりして帰ってきた。それで、なぜTさんをわざわざ呼び出したのか、本質的な課題をこなすのを忘れてしまったことに、途中で気がついたのだけど、やむなし。このごろ、二日に一回くらい、携帯電話を持っていたらな…と思ってしまう自分がいる。もう年貢の納め時なのだろうか。地球が滅亡する日まで、携帯は持たないでおこうと誓い合った友人某が、すでに持っているのかどうか、まずはそれを突き止めたい。

_ マニフェスト作り。いろいろ。

超過勤務をしていませんか調査があった。していないわけがない。裁量労働の職種に、時間制を導入したところで、立場の低い人間が、「時間通りきっかりにあがっています!」などといえるだろうか。しかも、総務に呼び出されて、係長の前で、「まずは「超過勤務はありません」に印をつけてください」といわれた。なかなか大胆やね。

科研の申請数の競争でもあるのだろうか。私は今、自分の科研も含めて、4つの科研に関わっているにもかかわらず、「基盤研究(C)だったら出せますよ」という通達があった。どのセンセイも、殺気立っている。なんなのだ、これは。メンツ集めに誰もが奔走している。会計からは、出してください、出してくださいと、一日に何度も来る。あるときはただの被雇用者、あるときは研究傭兵。「兵隊さんはたくさんいるんだから」と、大ボスがいうのを聞いてしまった。兵隊さんなんだ。いっそのこと、ブリキの兵隊さんだったらよかったのだけど、残念ながら、生身。

大学って、へんなとこやねー。


12-10-2015 / Monday

_ 古いアパートなので、洗濯機を置くスペースがない代わり、お手伝いさんが洗濯物を洗うスペースというものがある。うちにはお手伝いさんはいないので、毎晩、そこで洗濯をしている。昨日、バケツでごしごしと押し洗いしていたら、子どもがいつの間にかやってきて、小さな自分用のバケツで自分の靴下を洗い始めた。そして、ママ、いつもママを怒らせるようなことばかりして、ごめんね、といった。

子どもが小学校準備学校に入学して以来、家を出る時間が小一時間早くなったため、子どもも睡眠不足になった。わたしもお弁当を作らないといけないので、毎朝4時起きをしている。ふたりともどことなくいつも疲れていて、それで小さなことでイライラするようになっていた。

子どもなりにこれではいけないと思ったのだろうか。なんていい子なんだろうと、洗濯の泡まみれの手で子どもをぎゅっと抱きしめた。こんなにいい子が自分の子どもだなんて、とても信じられない。神様、ありがとうございます。悪いのはわたしのほうなのに、子どもに謝らせるようなことをしてしまったのだ。これからは、悪いことは全部、わたしのほうに回してください。ずっとやさしい子どものままで大きくなりますように。いい子でなくていいから、ずっと元気でいてくれますように。神様、お願いします。


12-10-2016 / Wednesday

_ DVD屋でなつかしの「E.T.」を見つけた。一枚100円のワゴンにあったので、子どもに「これは、おもしろいねんで~」と言いながら、購入。家に帰って早速見てみた。ええー、こんなシーン、あったっけかな、と思うところがたくさんあったけれど、子どもと一緒に初めてみる気分もいいなと思った。ところが、DVDにキズがついているのか、途中から、なにをどうしても再生できなくなってしまった。まあなんといってもブートレグだしなあとあきらめたものの ET go home のフレーズが気に入ってしまった子どもは、最後にETがどうなるのか気になって仕方がない。なんとか続きがみられるようにしてやりたい。


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