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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

25-10-2003 / Saturday

_ 気のせいかも知れないけど、月に一回ほど、勝手にブラウザが初期化されるという傾向がより確かなものになりつつある。なんで???

パスワードからブックマークから、何から何までもうそれはいっそのこと、新しいパソコンを買った方がええのとちゃうかと思うくらいに真っ白で、うんざり。そのくせ、アマゾンやHMVの購入者情報?はちゃんと残っていたりして、ちょっと怖い。パーソナルファイアーウォールも完璧だし、前みたいに木馬攻撃が頻発することもなくなった。ただし、ac.jp アドレス宛にこの頃、中国語のタイトルのメールが多くて、ちょっと怖い。ホームページのweb mail でまず確認して、削除してからメーラーで受信…という、ややこしいことになっている。どうしちゃったのでしょう?セキュリティ強化のあまり、使い勝手が悪くなりつつあるんじゃないかと、シロウト的には思う毎日です。

外国人教官が、ここはものすごく堅牢なファイアー壁を構築していると毎回会議では聞かされているのだが、それではなぜ、毎日10-15通もの迷惑メールを受け取る羽目になるのか、要するに、そこをなんとかしてもらわなくちゃ、意味がないじゃないか、というので、いやーまったく同感です、心当たりのない人名から「もっと痩せようよ」とか「お金足りてる?」という題のメールが来たら、やっぱり一瞬、ぎくりとしますものね、と答えた。ほんとにまったくー。

_ ハードディスクの初期化をしたいのだけど、時間もないしなー。外付けハードディスクをそろそろ買っておいて、完全同期作戦にしておいた方が良いような、悪い予感で一杯。大学のノートももうハードディスクを交換してくださいといわれているので、月曜日にITお兄さんに預ける事になっている。というか、今の研究室に引っ越してから、ずーっとパソコン関係がおかしい。大学全体のシステムが不安定になっているということは聞いていたのだけど、関係あるのかなあ。

_ 昨日、大好きな喫茶店「ソワレ」で近くに座っていた素敵な老紳士お二人は、大学の先生だった。

--**大学は、学生を野放しにするところですから、もうこれからはあかんでしょう、ほんまに。

--そうです、中はもうあきません、教育がないのですから、

とお話されていた。心密やかに、快哉を叫ぶ。

_ いつか、「ライオン」に一緒に行きたいなと思っている留学中の友だちがいるのだが、ここのウィンナーコーヒーも、お店の雰囲気も、多分気に入ってもらえるんじゃないかなと思っている。ぜひ、いつか一緒に。


25-10-2005 / Tuesday

_ バンコクの宿、本屋で目が乾くまで立ち読みしてわかったことは、どうもオンラインで予約する方がいろいろ特典がありそうだということ。。と思っていたら代理店から今、メールが来て、復路の便、チャンスパッセンジャーにでもならないかぎり、乗れないみたいですね…だと!こんなエージェントがあるのか!と一瞬、沸騰するも、もうどうでもよくなった。別にどうしてもバンコクに行きたいわけじゃないもん。葡萄はすっぱいもんだ。

_ うーん。

_ 今、某定年退官先生関連で某称号を申請するための某書類を書いているのだけど、昔の研究者の先生たちは、ほんとうにのんびり研究ができていたのだなとうらやましくなってきた。それなりに苦労もあったのだろうけれど、一就職浪人からすれば、(以下略)。隣の芝は青く見えるのだと、自らを諫め、黙々と作業。

わたしに「明日」はあるのだろうか。

_ 靴は無事に買えた。しかし靴を買ったって、なにか景気がよくなるわけでなし。むなしさは募る一方。ちゃんとしたヒールを買わないといけない理由があったから買ったのだけど、なんか本末転倒。なんと愚かな人間なのだろうか、わたしは。

デスクトップが壊れて以来、ほとんど家で仕事をしなくなった。わたしの中ではノートブックは、仮住まい的な存在だからか。本格的に仕事をするにはストレスが多すぎる。だったらマウスを使えばいいのかもしれないけれど、使いたくないからThinkPadなわけで。とか、自分でストレスになる要因を確保している感が否めない。ばかではなかろうかと思う。

_ 田舎に住みたい。

_ かなりしっちゃかめっちゃか。プレッシャーに弱いのを、なんとかできないものかと思う。


25-10-2006 / Wednesday

_ ほんまにええように使われているだけで、悲しくなってきて、今日は起きあがれなくなった。もう今日はおうちにいよう。帰ってきて、すぐ会議にかり出されて、缶詰にさせられて、書類書かされて、それで業績には名前も入らないし、完全に事務の人とおなじ扱いで、部屋もないし、辛うじて隅っこのパソコンを使わせてもらっていて、そんな現実に3ヶ月のブランクのあと、また直面してしまったら、高め安定していたテンションがすとんと切れてしまった。わたしに関心をもってくれている人はゼロで、わたしの個人的な意見は全部無視されていて、だれもわたしを評価してくれない。こちらの提案はことごとく無視されていて、なんであちらの提案ばかりしたがわないといけないの。ひとりでも味方がいてくれたらよかったのだけど。みんながやりたくない仕事をやりたくないのはわたしもおなじなのに、給料を出しているのだからやりなさいと言われる。そのとおりだけど、他の人は給料を貰っていないの?先生だからかまわないのだね、自分の研究に専念していれば。ひとりぼっち感でつぶされそうになる。

_ 調子悪い。仕事も進まない。今、学内でちょっとおしゃべりして気分を転換してくれるようなお友だちがいないのも辛い。ばかな話をして、けたけた笑って仕事に戻るということの大事さをしっているだけに、そういうのもだんだんと辛くなってきているのかなあ。


25-10-2015 / Sunday

_ 旧知の人と会うので、手土産を買いに街へ。2つある王宮のうちの小さいほうの前庭で、なにやらお祭りらしきものが開かれていた。こういう情報は、全然、普通には伝わってこないのである。うちは地方紙じゃなくて全国紙を読んでいるということもよくないのかと思うのだけど、とにかくこういう「何月何日に、どこそこでなにやらがあるでえー」という情報は、ピンからキリまでなにもかも口コミなのである。口コミネットワークに入っていないと、徹底的に情報は入ってこない。はい、端的に言って、寂しいことです。ちょっと気落ちしておみやげを買って、ああ、こんなお祭り、踊り好きの子どもはきっと見たかっただろうなあ、、、なんて思ったりしたのであった。

ちょっと訳ありの学生の、指導教官でもなんでもないのだが、心の指導教官になっている。学生は、本来の指導教官のところよりも足繁く、わたしのところに来る。で、一度来たら、2時間くらい話していく。それは全然、構わないのだが、本来の指導教官がどう思っているかを考えると、どうすべきかと考えないわけに行かなくなってくるほどによく来る。この学生は、とにかく並み居る教員よりも遥かに日本語がうまい。うまいとか下手とかそういうレベルを越えて、日本語を理解している。作文など、今時の日本人大学生などとは比べ物にならないほど、うまい。修辞の技術も、普通のレベルを越えている。こういう天才がまれにいるんだよなあと、時々、同僚の先生たちに、この学生のずば抜けた才能について語り合いたいと思って話を振るのだが、これがまた、みな徹底的に無視をするのである。その気持はわからないでもない。先生たちにすればさぞかし面白くないことだろう。でも、こういう人が将来的に学科に来てくれれば、それはそれは素晴らしいことになると思うのだけど、この国では突出した才能は、徹底的に妬まれるところなのである。だから、外交官にでもなればと、いつも話している。わざわざ虎穴に入って、潰される必要はないものなあ。なんとかしてあげたいけど、これだけできるから留学する必要もないなどと言われたりするのも、気の毒な限りである。うまくいかないものなのだなあ。。


25-10-2016 / Tuesday

_ 仕事で遅くなるので、近所の家に帰ってきた子どもを預かってもらい、午後6時過ぎにやっと帰宅。すぐに子どもを迎えに行って、また家に戻ったら、今、別れたばかりの子どもの友だちのお母さんからテキストメールが来た。曰く、とてもいいにくいことなんだけど、おたくの子どもの頭にシラミがいるようだ。卵がたくさんいるから、すぐに薬で駆除したほうがいいよ、という内容。をを、またしても・・・とがっくりときた。すぐにお礼のテキストメールを送って、お詫びもした。こちらではシラミがいない子ども、シラミがわいたことがない子どもはいないので、日常茶飯事といえば、そうなのである。でもやっぱり、ちゃんと目配り気配りの効いている家では、もちろんそんなことはない。といっても、シラミはヒトからヒトにしかうつらないということで、やはり人との接触が多い学齢期の子どもには、避けがたいことでもあるのだろう。子どものシラミは、おそらくは学童保育の友だちからなのである。学校のほうは、城下に知れ渡る金持ち学校(我が家は間違って子どもを入れてしまった貧困世帯)ということもあって、みなピカピカの子どもたちである。ゆで卵のようだ。他方、学童保育は、わたしと同様、勤労世帯の子どもが集まっているところである(といっても、我が家とは比べ物にならないくらいのリッチな世帯ばかり)。みんな忙しいはず・・・と、自分の落ち度を、そういうところに必死に転嫁させようと思ってるんですが、シラミがいても、駆除すればそれでOKな社会でもある。なので、我が家も専用梳きグシと駆除薬を常備しているのである。しかし、こういうことにならないように、割と定期的に、卵が見つからなくても駆除薬のシャンプーを使っていたのだけど、あまり効かなかったんだなあ。対策をたてなければいかん、いかん。


25-10-2017 / Wednesday

_ 6月からこの方、都合3回も一時帰国をした。最新の帰国の行き先はTOKYO。面接のため。記念受験の色濃いもので、結果が出るのはまだしばらく先。多分、だめだと思っています(笑)。でも、うじうじするだけでなく、がんばっているということが大事だと思うので、自分ではこの調子でがんばっていくための刺激になったと思っている。そう思うしかないということでもあるのだけど。。ついでに投票もできたので、なおのことよし、だった。

しかし日本はこれからたいへんだなー(棒読み)。本当にどうなるのだろう。などと思いながら帰国。そして翌日、また別の面接。これはすかいぷ面接。どうなるか、さっぱり見当もつかない。 先月受けた別の面接は、諸般の事情で結果が出る前に辞退した。というのは、結果が出るのに異常に時間がかかって、その間に他のふたつの面接も最終に進んだため、思い切って状況をゼロにしたのであった。よかったのかそうでなかったのか。辞退したところからは、もうすぐ公募に出す予定の別の案件がある。まずその情報を近いうちに流すから、一度検討してほしいと言われた。へえー、そんなことがあるんだな・・・と思いながらも忘れていたら、本当に連絡をくださった。しかし、ちょうど帰国中ということもあり、また若干、待遇がよろしくなくなっていたということもあって、検討の結果辞退をした。何事も塞翁が馬と思って、淡々と毎日を過ごしている。年を取るということは、こんなふうに一喜一憂しなくなることなのかなと思ったり。


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