_ ずっとBBCを聴きながら作業。初めて聴くものもあるはずだのに、耳心地がよいというのか、落ち着いて聴ける。今風の音楽とちがってある程度に展開が読めるからなのかもしれないが。そういう意味では、今の音楽にはもう耳がついていかなくなったということになる。
_ 勢い余って、アマゾンでいくつか注文してしまったり。Dream Ticket 特集は、ものすごく聴きごたえがあると思う。
_ 思いの外夜遅くまで、ITさんと秘書さんと仕事。疲れたので新しくできたというスープカレーのお店へ。全体的においしかったけれど、すごいカロリーなのだろうなあ。。お野菜とか全部、揚げてある。おいしかったけど。
_ ずっとペンディングの投稿論文、久々にファイルを開いた。出発までに投稿しておきたい。
_ 夕べ、大学の知り合い(友人にあらず)から妙なメールが来て、眠れなくなった。三人で会いたいという内容なのだけど、「夕方から会って、あとは『若い二人で****池 にでも行って、相談なさったら(原文から翻訳)』?」とある。なんで池にいかんならんのだ。このメールを寄越した深意は明白であるけれど、なぜそういう事態を引き起こすことになったのか、自分の行動を振り返る必要がありそう。どこかで何か口走ったのであろうか。そういう話は他人にほいほいしないタイプなので、ますますわからん。もちろん、会うつもりはないのだけど、どんなふうにお断りすればよいか、それやな、問題は。
_ マクドナルドのメニューに、マックフルーリーとかいうアイスが登場した模様だけど、これ、海外のマクドナルドでは、随分前からの定番メニューだったと思う。というのは、まだことばが話せないのと、まだ若くて一人でお店でごはんを食べる勇気がなかったころ、お昼はこのアイスだけ、夜もこのアイスだけ、という日々があったのだ。マクドナルドにいるわたしは匿名の外国人で、ただの旅行者に見えると思っていたのだ。ことばが通じなかったらどうしよう、なにか聞き返されたらどうしよう、という不安に駆られることがない。ことばが下手でも、始終びくびくしていようとも、ただの旅行者なのだといえば、すべてが許されるような気がしていたのだ。お金もなかったけど、いつもひもじいような気がしていたものだった。今、マックフルーリーを食べたら、懐かしい味がするだろうか。苦いかも知れない。バニラシェイクも長らく、晩ご飯にしていたと思う。もっとも、その後、わたしが住むようになった場所にはマクドナルドがなかったので、空腹で倒れる前に、なんとかふつうのお店でも注文できるようになる必要があった。それで、すこしずつ、次第に、ことばが話せるようになった気がする。懐かしい。みんなそんな道を通ってきたはずだったのに。きみもそんなことがあったはずなのに、もう忘れてしまったのかい?そう問いかけていれば、きみは死なずに済んだのだろうか。もう遅いけれど、明日、わたしはマックフルーリーを食べながら、きみに向かって尋ねてみるよ。もうなにも心配しないで、ゆっくりお休み。もうしんどいことは終わった。今頃、きみはなにを食べているのだろうか。なんでもおいしそうに食べていた姿しか、今は思い出せない。大きな体を丸めて、きちんと正座していた姿だけを、覚えていたいと思うよ。しんどかったねえ、ゆっくり休みや。
_ 登校拒否二日目。。といっても家で作業しているからよいのである。
_ バイク生活もすっかり板についてきたのだけど、すでに3回こけている。地元民でさえ震え上がるという難所の関所の県境で、坂道を上り初めて、順調に減速していたのに、40度くらいの坂道でこけた。あれあれ…という間にバイクが倒れ、下敷きになる前に車体から離れたものの、完全にこけてしまったバイクを起こすのがたいへんだった。あれ、一体、何キロくらいあるのだろうか。とにかく、人生で、あんな大きなものを自力で引き上げたことはなかったように思う。感じとしては、ピアノをひとりで押すか引くかするような。
3回目のときは、とにかく急斜面の中程で、実は引き返そうかと考えていたところで、油断が生じたのだろう。崖側に落ちなくてよかった。一生、発見されないであろう場所だったから。とにかく、ひとりしかいないのだから、ひとりで対処するしかない。ものすごい力を出してバイクを起こし、ねじれたミラーをみて、また冷や汗をかいて、乗らずに押して坂道を下りようとした。ところがバイクが動かん!アクセルをふかしてみても、ブン、と小さく唸るのだが、すぐに切れてしまう。焦って、だれかに電話しようと思ったのだが、そうそう、今日は小さなけんかをしたから、ひとりでこんな大冒険をするために、携帯電話をわざと家に置いて出てきたのであった。。なんてこと。。罰が当たった。
涙ぐみながら、冷静にバイクを点検してみたら、ギアがセカンドに入ったままだった。そりゃ、うごかんわな。一旦、バイクにまたがって、ニュートラルに入れ直してから、思い切って降下。死ぬかと思った。
いつもバイクで郊外の環状線を疾走しているとき、なにかの弾みで死んでもいいやと思いながら、走ってきた。予想しない場所でその一歩手前をのぞき込んだわけだけど、そのとき、もう少しだけまだ生きたいと思った。もうちょっとだけスピードを落として走らなければ。まだやることがあるんだなと思ったら、何ヶ月ぶりかで、ちょっと晴れ間が見えるような、そんな気持ちがした。
_ サツマイモをふかしたのみたいなのがスーパーのお惣菜コーナーで売られているのを見つけた。ひとつ買ってみる。前にも買って見たことがあるような気がするのだけど、あまり味を覚えていない。ということは可もなく不可もなくだったのだろう。おいしかったりまずかったりしたら、覚えているはずだから。お芋さんが食べたくて仕方がなかったのだ。
イモ類はなんでもおいしいと思う。おでんのおいもさんが懐かしい。からしをいっぱいつけて、ほくほくと熱いのを口に放り込んでやけどしそうな思いをしながら食べてみたい。