_ がんばらなくては。
1.カボチャ半分の種とか諸々を取り除いて、茹でるなり、電子レンジで下ごしらえするなりする。簡単すぎて、書いているうちに、恥ずかしくなってくるほどです。さもたいそうなことをしたかのような気分になりたいらしい。
2.中身をスプーンなどでくりぬいて、つぶす。
3.このときに、有塩バターをカレーライスなどを食べたりするくらいの大きさのスプーンに2〜3杯、お砂糖はカボチャの味を見ながら適当に、シナモン・パウダー適量、ラム酒かブランデー適量を入れ、卵黄一個分を混ぜる。
4.全体の柔らかさをみながら、牛乳を加えて、バターが溶けるまでかき回す。このとき、火にかけてもかけなくても、どちらでもよい。
5.アルミカップにもっともらしく入れて、上をフォークとかでそれらしく均す。
6.照りを出すために卵黄を溶いたものを表面に塗り、電子レンジがあれば7分ほど、トースターでもそれくらい、軽く焼く。
_ ああー。
今年はパンプキンのお菓子、作らなかった。
_ 思うように進まず、また落ち着きを無くし気味で、ふらふらと寝たり起きたり。先生に貸していただいた本、ぱらぱら読んでいるうちにどんどん不安になってくる。ちょっと気分転換にアイロン掛けでもしようか。相当、貯まっている。ハンカチもくちゃくちゃ。
今日はペット・サウンズのヘビー・ローテーション。これはしかし、こういうときに聴く音楽でないなあ。
_ Clifford Geertz 先生の長逝を悼む。初めてバリ島を旅行したとき、最初はとにかく何もかもが恐ろしくて、不潔で、気味が悪くて、帰りたくて仕方がなかった。そうとしか見えなかったのだな。FIX券だったので、容易には帰国できず、長々と逗留している間に、ジャワ島の世界遺産なども見に行き、またバリ島に戻って来たときには、もう3代前からバリ島に住んでいるみたいな気持ちで、毎日、ヒッピーみたいに暮らしていたことを思い出す。帰国してからも熱が冷めやらず、生協書店でガイドブックではない本を探そうと思い、たどり着いたのが、「バリの親族体系」だった。あまりの難しさに書架の飾りとなってしまった。長じてアカデミアの末席を濁すようになり、何かの機会にギアツの、今となっては晩年の英文を読まされたことがあった。英文もまた難解であった。そんなあれこれを思い出す。合掌。
_ はるか彼方に、ようやっと、ほのかな光の存在がちらちらと見えるような気がした。躓かないように、しっかり歩かねば。
_ バレエを習い始めた。で、わかったことは、わたしは二重関節だったということであった。三十年前に知っていたらなあ、もう!
_ どちらが勝っても、もはや魅力のある夢の国には思えない国。でも、考えてみれば、行きたいと思ったことはあまりなかった。大自然だとか、東海岸のスノッブな感じだとかに憧れたことはあるし、音楽だって好きなものがある。トム・ソーヤーも若草物語も大好きだ。今でもよく読む。本当に、どちらが勝ってもそう大きくはなにも変わらないような気がして、ただただ騒動が可能な限り最小限に収束すればいいなあと思ったりしている。
_ 最近よく買うZARAの服。サイズ選びが難しい。海外ブランドだからっといって、そう大きくサイズが異なるものでもないように思うんだけど、なぜか自分のサイズは、これでもかというくらいに大きい。だから、日本のサイズよりもふたつほど小さいのを選ぶ。ユニクロも大好きだけど、ZARAの洋服のほうが、着てみたいと思わせる何かがあるように感じる。