_ 花粉が多い。花粉症ではないのだけど、飛散度が高い日は、少しだけ反応するようだ。目がかゆくなる。私が反応するような日は、花粉症の人だともっと反応するようで、今日はあちらこちらでくしゃみの声を聞く。
昨日の夢は、黒板に書き物をしている夢。内容はほとんど覚えていないのだが、私は滔々と話している。誰かになにかを説明している風情。
_ 巴旦杏はアーモンドのことだという。ことばの響きにリズムがあって、昔から好きなことばだったのだけど、意味を知ったのはわりと最近のこと。バラ科の樹木なので、今の季節になると、桜と見間違えるような花を咲かせる。枝のつき方が、少しだけ桜とは違う。幹から、どちらかというと鋭角気味に、上に伸びるようについている。よくみると、花の色も、少しだけ濃いめのうす桃色。
美人を形容することばは、地域や言語によってずいぶんと違う。「巴旦杏」ということばをしったのは、たぶん、中国の児童文学を読んだときで、「巴旦杏のような瞳」の女の子が登場するもの。これはなんだろうと思いながら、随分と長い間、調べないでいた。中国の果物なのだろうなあ、などと思いつつ。アーモンド型の目が美人の形容詞になっているのは、中国だけなのかなあ。桜の花がもう咲いているのを見て、これはアーモンドなのかな、もしかして…などと思ってみた。