_ 春は別れの季節と言ってしまえば寂しくなるけど、それぞれの旅立ちの時といえばそう寂しくはないか。お稽古の先生が今タームが最後だとのこと。結構、相性もよかったので、次もこの先生だったらよかったのになと思っていただけにちょっと寂しい。でもまた偶然に会う機会もあるだろうし、これっきりということはないだろう。とてもいい人柄で、教え方も上手かった。こういう先生になりたいなと思ったりしたものである。つまり、よいところをどんどんと伸ばしていくという方針で、全面肯定の教え方。だめだめ、というのは簡単だけど、その逆はやっぱりなかなか難しい。ただおだてればよいものでもないし。来週は先生とお食事会。またみんなで会いたいな。この一年、このお稽古がなかったら、もっともっと煮詰まっていたかもしれないのだけど、ちょうどよい刺激でがんばって通った甲斐があった。春学期はどうするかまだ決めていないけど、また新しい出会いがあると思えばいいのかな。