_ ゆっくり目に起きて、ひさびさの朝寝。今回のNHKの朝の連続ドラマは始まった当初を除けば、ほとんど欠かさずに観てきた。旅行に行っていたときも、HDDに録画していたくらい。とにかく明るくて、おもしろくて、健康的なドラマだったから、観るのが楽しみだった。岸谷五朗の大阪弁がちょっと下手くそだったけど、主人公の女の子はほぼ完璧な大阪弁だったし、違和感の残る人も多少いたけど、それはもう仕方がないなと思える程度であった。
我が家は、私の小さいときからずっと朝はパン食である。小柄な両親は、子どもだけは大きくなるようにと「外国人みたいに朝はパンとミルクにすれば、大きくなるのではないか」と考えたのだという。結果的に、私も弟も、身長は完全に両親を越えて、無事に育った。ま、これがパン食と関係あるのかどうかは不明だけど。
着物を着てちょっと高い草履を履くと、いつもよりも目線が高くて、とても新鮮な気持ちがした。今、反省しているのは、ちょっとがばがばと早足で歩きすぎたこと。もっとしずしずと歩けばよかった。
をを、あと、袴って、スカートなんだ!ほんとの筒。自分が剣道部だったので、袴といえば、それは筒状ではなく、ちゃんと中がふたつに分かれているものしか想像していなかったので、着付けの時にびっくりした。衣装選びに行ったときには、私の袴はまだ仕立て上がったばかりで、服の上から当ててみただけだったので。学部の卒業の時からずっと最後まで着物は着んとこっ!と思っていたので、今まで知らなかったというわけ。学位があってもまだまだ知らないことはたくさんあるのだ。生涯、勉強です。
_ 思いがけない人からお祝いをいただいたり、宴会を開いてもらったりして、うれしいなと素直に思っている。今回は500人以上が同時に学位授与されたという話をしたら、「ありがたみも、価値もないねえ」と言われたのだけど、500分の1の学位じゃなくて、500とおりの道程を経てたどり着いた結果だと思った。それからまた500とおりの次の道標を目指していくのだと思った。
来週はゼミで集まる。名目は別のところにあるらしいが、実質的にはお祝いしてくれるのだそう。いっひっひ(笑)。