_ ありゃ、「グッバイ、レーニン!」が正表記なのでしたね。間違って書いてた。
_ 庭に、夜になると芳香を放つ花が咲く。ブンガ・ムラティ?まさか…と思いつつ、母に尋ねたらそのとおりだという。もう10年以上前から咲くようになったとのこと。うちの庭は近所のお宅から飛来してきたか、まさに鳥やらなんやらが種を落として咲くようになった樹木ばかり。今年は例年以上に香りが強いらしく、我が家だけでなく、近所でおなじ木を持っているお宅からずんずんと香りが部屋に届き、鼻腔を刺激する。すこしだけ花を摘み取って、水差しに散らした。ものすごい贅沢な気持ちになる。
_ 午前中、カット。街へ出てあれこれ物色。紅茶二缶、スコーン。なんやらかんやら。
_ 空気公団の「休日」。もうほんとに素晴らしい。ゆらゆらと揺れて怪しげなドラムスやピアノのぽろんぽろんというたどたどしい音。ボーカルの少しくぐもった声が、絶妙のどこでもないどこかな音楽を奏でる。連休、どこにもいかなくたって、この音楽を聴いて、ジャスミンの香りに包まれれば、もうそれでいいやー、という気分になる。ひさびさによい音楽を楽しんでいる。
_ 「休日」から逃れられない。なぜか私のツボに完全にはまった音。ずっとリピートする。
ワンピースをアイロンがけ。タイツをしまう。ベレー帽の中に蛇みたいに巻いたタイツを入れる。ファー付き手袋もベレー帽の中に仕舞う。しかし5月ってば、初夏なのだ。部屋の中には、まだ冬物がごろごろしている現実はどうしてくれよう。