_ 本の中に出てくる食べ物で憧れているもののひとつは、ぶたのしっぽの丸焼きだ。「大きな森の小さな家」の中で、ぶた(その名もベーコン)を解体する場面があった。ローラはぶたの膀胱をもらって膨らませて風船にし、ぶたのしっぽには長い棒を突き刺して、暖炉の火でこんがりと焙る。滴り落ちた肉脂がじゅーっと音を立てて云々というのが、ものすごく記憶に残っている。ずっと後の方になって、ムクドリのパイを食べるシーンもおいしそうだったけど、やはりぶたのしっぽだ。雪見さんが書いていらした「いちご水」に比べるとぜんぜんロマンチックではないのだけど。。。
_ という話をあるイギリスの人と話したときのこと。「ぶたのしっぽなんて、食べるところなんかないじゃないか」という。私としてはどちらでもよいのだが、なぜあれほど強硬に「ぶたのしっぽには意味がない」というのか、その理由がなにか怪しい=ほんとは食べたかったのだが、キョウダイ等々に奪われてしまった…のではなかろうかと想像してみたりした。
ぶたのしっぽもいいけど、膀胱で風船がすごいインパクトですねー。
風に乗ってそこはかとなく匂いもしそうです。
なんかガース・ウィリアムズの挿絵もあったように思うのですが。。。
うわぁ、ほんとですねぇ、風船というかボールですねぇ。
蹴ることもできるんだ。。
文章を引用するんじゃなくてこんな風に本をそのままアップするのも面白いですね。
今度やってみようかな。
ドイツに膀胱のソーセージってありませんでした?
というか腸詰めも似たり寄ったりかも(笑)。
多分、イギリスかどっかの小説か童話だったと思うのですが、
魚の浮き袋をぱっふん!と足で踏みつけるのが楽しい云々…
というのを読んだことがあるような気がします。
古今東西、膨らんでいるものを踏みつけるのは、楽しいことなのでしょうかしら。
(そのうち踏みつけられそうな気がしている私です…)。