_ 久しぶりに志賀直哉の短編集を読む。やっぱり面白い。何がおもしろいかというと、細かい描写がくどくどと、見たように書かれていることと、たとえば「Hという町まで三里」などの表現。アルファベットと「三里」という単位が混合しているのが矛盾するように思うのだが、4.8㎞ではだめなのだ。あと口語体なのか文語体なのかよくわからないけど、会話文の独特のリズム。
そういうわけで、今日は完全に休み。少しレジュメ作る。
_ 雨が勢いよく降ったので、午前中はとても気持ちよく過ごせたが、お昼を過ぎたあたりから、またしても、もったりとした空気が混じってきた。午睡の時間。
_ 毎回が勉強なモードで続けていた非常勤講師も、来週で終わる。再来週試験。前期集中なので、途中で夜逃げしたくなるほどしんどいことがあったが、なんとかこの日を迎えられそう。後半は問題の科研で仕事ばんばん、就職活動ばんばん…と思っていたら、「ねえねえ、後期、非常勤講師しない?」という話が来た。正直迷いました。仮に就職につながらないとわかっていても、教えるというのは、自分にとっての一番の勉強だから、一瞬引き受けそうになったのもほんとのこと。でもなんのために、前期集中にして、はふはふしながら、後期の時間を確保したのかというと、mentioned above。一応、迷ったけど、ちゃんとお断りできた。
非常勤、受けた回数よりも断った回数が上回っているのというのも、あんまりよくないことかもしれないなあ。
_ 午睡から目覚めると、元通りに暑くなっていた。