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  1. ね (09-20)
  2. ラギ (09-20)
  3. 雪見 (09-16)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

28-09-2004 / Tuesday [長年日記]

_ 壁越しに話しかけられて、思わず、音楽談義。某人は、最近、レッド・ツェッペリンに目覚めたとのことで、何か聴いたことがあるかと尋ねられる。私はライブ盤の"Rain Song"が好き、という話をする。そこだけ、繰り返し聴くのが好き。この人は、前に私の誕生日にPet Sounds(ザ・ビーチ・ボーイズ)をくれた人だ。だらだらと2時間ほど、話し込んでしまった。帰ろうと外にでると、小雨。レイン・ソングな日でした。

_ 研究って、楽しくないと意味がないと思う。本人が楽しいのであれば、それでよいのではなかろうか。学術的貢献なんて、最初から考えているようでは嘘だ(言い過ぎ?≡嘘に近い)。あと、意味があるとかないとか、そういうのでもないと思う。教育というのは、本人が気付いてなさそうだけど、実はきらりと光る原石を発見する方の能力が問われるのかもしれない。(しまった、この石を磨けば自分より光る…)と思うようになったら、おしまいだ。私はもうこれで止めるけど、大学院に行きたいと考えている人には、行ってみたら?と言いたい。だめだったら、引き返したり、止めればいい。その代わり、自分で取れる責任の範囲は自分で負うこと、とすればいいじゃん。貢献、貢献というけれど、それはようするに外部評価のことなのだろうな。私みたいなのは、一番困るタイプなのだと思う。こんな研究はあかんとかいいとか、本を何冊読みましたか、何を読みましたか、とかで推し量られるような研究はしたくないなあ。「全然、わからへんけど、なんかすごいなあ」と思われるアウトローでいいような気がする。で、人に尋ねられたら、懇切丁寧に翌朝までしゃべくりまくる。そういうのでいいやん。「おまえの研究はわからへん!」と言うのは自由なので、言えばいいと思う。問題はその後じゃなかろうか。「だから、もっと聞かせて」となるか、「ではさようなら」か。

ということを、会議に出て思った次第。きっと、私は甘ちゃんなのだろう。ばってん、それでよかですたい。

_ Shipbuilding / Robert Wyatt

昨日からエンドレスで、脳内循環。好きだなあと思う曲ばかり集めたテープなんか、昔はよく作っていて、夜のドライブに行くときに持って行ったものだ。「夜のドライブ」というボ・ガンボスの歌も好きだった。最近、車に乗らなくなったから、ドライブ音楽から遠ざかっているのかな。思い立つと、山の方へ車を走らせたものだった。ときどき、キツネとかねこなんかの青白く光って、びっくりすることもあった。昼間のドライブも楽しいかもしれないけど、夜は、いかにも一人しかいないような気がしんしんとして、それはそれでいい感じだった。

新しい車になぜ乗らないのか?それはマニュアル車だからです。坂道発進ができないのに山に行くのが好きな人は、もうどうしようもない。

_ セミナーでお世話した学生さんが、「先生、先生」と慕ってくれて(先生じゃないんだけどと思いつつ)、いろいろ連絡を取ってくれる。去年の学生さんも、ちょっとついでがあったからと、菓子折を持ってきてくれた。見えないところでこつこつしている風情を装っているなあと、小心者的にはちょっと落ち着きが悪いが、うれしい。

_ 今日の会議に出たくない。


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