_ 翻訳、終わった。脱力。
_ 注文していた洋書を取りに行ったついでに生協でご飯を食べる。もう一度、本を吟味してから生協を出たところ、ものすごい湿度。緩く溶いた葛湯のような空気をかき分けて歩いているうちに、激しい雨が降ってきた。遠雷も聞こえる。昨夕のにわか雨で濡らしてしまった日傘を乾かそうと思って、わざわざ生協まで来る用事を作ったのに、また濡らしてしまう。今日は全館で、私の他には誰もいない。静か。
_ 翻訳、進まぬ。
_ 山登りに行きたい。山歩きをしたい。Capital山でいいんだけど、みんなに断られた。暑いからいやだといわれる。
_ 今回、初めて高感度フィルムを買ってみた。ISO1600は失敗しそうなので、ISO800。一眼レフには装填せずに、小型のほうで使ってみる。というか、早く新しいデジタルカメラを買わないと間に合わない。
_ 夕方、某院生さんが来て、お茶をしていったのだけど、就職とかに対する考え方に個人的に違和感を覚える。男と女の違いなのかもしれないけど、それを抜きにしても、少なくとも私とは全然違う。先生に面倒を見てもらおうという発想に執着しすぎているのではないかと言いかかったけど、結婚して子どもがいたら、私みたいにのんきにはしていられないのだろうか。
男の人は学位を取って、就職してしまうと、えらく保守的になるなあと思うこのごろ。院生の頃に、明け方まで侃々諤々やっていた勢いを維持しているのは、概して、女子のほうが多い。偏見度300%くらいの発言だけど、そんな気がして仕方がない。そういう分野なのだろうか。自分の関心になかったとしても、アンテナはつねに張り巡らせておかないといけないなと強く思った。これも知らない、あれも知らない、ということが悪いのではない。自分には関係ないと思ってしまう心が悪いんじゃないかと思う。知らなければ、知ればいいんだから。ただそれだけのことなのに、なにをそんなに蘊蓄を垂れる必要があるんだと、思わずいいそうになる。今さら、人に聞くのが恥ずかしいという気持ちを救うためにインターネットがあるじゃないかと思うのだけど、そういう人に限って、「オタクなんですね…」とか見当外れの感想を漏らす。それも複雑な気持ちの裏返しなのかもしれないけど、道はいくらでも拓くことができるはずなのに。地味な研究をしていても、心意気だけは保守的にならないようにしなくちゃ、と思う。