_ 街へ。
水不足、寝不足、儀礼続き、会議続きで最高に疲れた。ゆうべはほぼ一時間おきにご不浄へ駆け込む。雪見さんへのお返事としては、日本でいうところの洋式と和式とふたつのスタイルのお便所がある。戸はアメリカとは違って、日本式に足元は見えないようになっているけれど、しゃがんだりこしかけたときに中に人がいるのがわかるように、顔がぽっかりと出るようになっているものもおおい。男性もしゃがんで用を足しているようである(ちぇっくしたことはないけれど、小さい子は立っているが大人は女性とおなじように顔だけが見えることがおおい)。用を足したあとは手動で手桶で流す。ときどき、前の人のぶつを見ることもあり、そんなときは、おみくじで大凶を引いた時よりもさらにげんなりする。これ、こちらで暮らしているひとならわかるのだが、経験的にありえないことである。わざとそうするへんな人がいるということ。おとし紙を使う人はいない。手桶であらいながす手動うぉしゅれっと。慣れるまでちょっと時間がかかるけれど、おなかをこわしているときなどは、こちら式のほうが、清潔だなと思う。尾篭ですが。
もちろん、ホテルとか、レストランのトイレは、きちんとしたウェスタン・スタイル。だけど、あとからといれだけ改築したようなところでは、洋式便器が空間におおさまらず、人は、トイレそのものに入ることができず、やむをえず、横向きにこしかけるしかないようになっている場合もある。戸は閉められるときもあれば、そうでないときもある。このあたり、実用性ということばが日本語にしかないんじゃないかと思う瞬間。
ホテルで知り合った学生さんが調査のやり方を勉強させてくださいとついてきたのはよいのだけど、体調がまだ万全でなかったからかなりしんどそうだった。それでもとてもよい経験になったとのことで、元気に帰っていった。私もそんなときがあったので、こういうことは苦にならない。
あといろいろ。