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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

12-10-2005 / Wednesday [長年日記]

_ ひさびさにDOS画面を見た。なつかしー。コマンドはもちろん、ほとんど忘れている。

_ めずらしく、2限目が終わった時間に待ち合わせ。もちろん、入られず。池のほとりで座って待っていたら、ものすごいスピードで、脇目も振らずに、私に向かって突進してきた人がいた。学内って、ときどきへんな人がいるけど、たぶん、職員の人。普通にワイシャツを着て、よくみんなが履いている茶色のスリッパを履いている。避けたものか、じっと座っているべきかしばしためらっているうちに、その人は、私が腰掛けていた池の縁に、ハードルを越えるがごとき身軽さで飛び乗った。私はほぼ、この人が池の中に飛び込むだろうという確信を持っていたのだけど、みんな平然とお弁当をつついてる。瞬間、池の鯉が濁った池の中でもんどり打った。知り合いなのだろうか、鯉たちは喜んでいる風情。ここにはカメもいるのだが、カメは現れず。職員の人は、排水口みたいなところに絡まっていた枯れ草をひょいとつまみ、池の中の様子をうかがいつつ、円周を歩き始めた。きっと、お昼の日課なのだろうな。一瞬、ちょっと怖がってしまった私は、申し訳なかったと心の内で謝り、遅れてきたTさんとも無事に邂逅。お弁当を買って河原で食べようという提案は、柔らかく拒否され、野菜メニュー豊富なランチバイキングへ。カボチャのマリネがおいしかったので、そればかり、おかわりして帰ってきた。それで、なぜTさんをわざわざ呼び出したのか、本質的な課題をこなすのを忘れてしまったことに、途中で気がついたのだけど、やむなし。このごろ、二日に一回くらい、携帯電話を持っていたらな…と思ってしまう自分がいる。もう年貢の納め時なのだろうか。地球が滅亡する日まで、携帯は持たないでおこうと誓い合った友人某が、すでに持っているのかどうか、まずはそれを突き止めたい。

_ マニフェスト作り。いろいろ。

超過勤務をしていませんか調査があった。していないわけがない。裁量労働の職種に、時間制を導入したところで、立場の低い人間が、「時間通りきっかりにあがっています!」などといえるだろうか。しかも、総務に呼び出されて、係長の前で、「まずは「超過勤務はありません」に印をつけてください」といわれた。なかなか大胆やね。

科研の申請数の競争でもあるのだろうか。私は今、自分の科研も含めて、4つの科研に関わっているにもかかわらず、「基盤研究(C)だったら出せますよ」という通達があった。どのセンセイも、殺気立っている。なんなのだ、これは。メンツ集めに誰もが奔走している。会計からは、出してください、出してくださいと、一日に何度も来る。あるときはただの被雇用者、あるときは研究傭兵。「兵隊さんはたくさんいるんだから」と、大ボスがいうのを聞いてしまった。兵隊さんなんだ。いっそのこと、ブリキの兵隊さんだったらよかったのだけど、残念ながら、生身。

大学って、へんなとこやねー。


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