«前の日記(18-10-2005 / Tuesday) 最新 次の日記(20-10-2005 / Thursday)» 編集
2002|05|09|10|11|
2003|02|03|04|05|06|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|06|07|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|05|
2019|01|03|04|
2020|01|

lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

19-10-2005 / Wednesday [長年日記]

_ 美術館、よかった。午前中、仕事して、お昼ご飯を長めに取って、出かけてきた。休日出勤もしているから許されるのだと決めて。ガイドブックにも載っている有名な洋食グリルでオムライス。おいしかった。他の人たちは、数名でばらばらのメニューを注文して、みんなで分け合って食べていた。おいしそうだった。でもオムライスを一人で食べきるのは、さすがの私でもしんどかった。それでもおじさんやおばさんたちは、ぺろりと食べていた。

堂本印象美術館というのが某大学のバス停前にある。私はてっきり、印象派の絵画を収集していた裕福な人の私設美術館だと思っていたら、ある時凸凹市立に移管されていたようだ。また「堂本」は名字で、「印象」が筆名だという。画家の人であった。しらなんだ!今日は印象さんの甥御さんの展示。日本画出身の人だからなのか、とても静かな印象を受ける絵がたくさんあった。とても気に入った。館蔵品展示もよかった。時分時で、ほとんど誰もいなくて、ゆっくりと堪能した。ついでに帆布鞄屋へ行って新しいのを買おうと思ったのだけど、迷って買えず。黒と葡萄色で悩む。戻って会議に出て、誘われたのでご飯食べて帰ってきた。今日は外国の人にたくさん声をかけられた。日本人のガールフレンドを連れて歩いていた人が、振り返って微笑みかけてくる。ガールフレンドは気づいていない。なぜか得意になる。なぜだったのだろう。楽しそうに自転車にのっていたからなのかな。

疲れたので、寝よう。

_ 涼しくて、気持ちがよい。

_ ちょっと自分をよく見せようと思って、別になかよしでもなんでもない人に「善行」をしたわけである(もちろん、私が勝手に「善行」だと思っているにすぎない)。それで、いまごろになって偽善だなと思って、気持ち悪くなっている。よく見せようとほんとに思ったのか、もっと素直な気持ちが働いたのかを吟味すると、自分の中では後者だと思いたいのだけど、日頃のその人とのつきあい方を振り返れば、功徳を積んだとも言い換えられる。いや、そんなことを考えた時点で、やっぱり偽善になっているんだろうな。私はもう少し、他人との接し方を考えたほうがよいのかもしれない。親切過ぎると遠回しに指摘されて、はっとしているところ。それもほんとうに親切だったのか、そうでなかったのかを考え始めると、また堂々巡りに入ってしまう。自分も大人なんだし、周りもみんな大人なんだからと思って、適切な距離を取ればよいだけの話かもしれない。しかし、普段から冷ややかすぎるくらい距離を取りすぎているという思いこみがある。本来、そんなに考えることではないのかもしれないのかもしれないけど。ハナとルースの関係って、いいなあと思った(未亡人の一年)。

_ 週末はひさしぶりに友だちと山歩きに行く。今度の出張の足慣らし。実はこないだ某国にいる間、毎晩、竹刀みたいな長い棒をみつけてきて素振りをしていた。すこぶる、快調だったので、帰国してからも、ときどき振っている。素振りしているときは余計なことを考えないのでよい。スポーツクラブに行ったりするのは、まったく似合わないので、家でこそこそと竹刀を振って、暗く過ごす。


«前の日記(18-10-2005 / Tuesday) 最新 次の日記(20-10-2005 / Thursday)» 編集
2002|05|09|10|11|
2003|02|03|04|05|06|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|06|07|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|05|
2019|01|03|04|
2020|01|