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  1. n (02-21)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

01-02-2006 / Wednesday [長年日記]

_ ThinkPadさん、ご臨終。実は、2回ほど、今回は落としたからかもしれない。

大雨の中、さほど親しくはないんだけど、ちょっと込み入った話をしないといけない人との約束があったから、がんばって大雨の中を出かけていったら、「雨だからなしにしようか」との連絡。ちょっとだけむっとしたので、一人でランチ。もう一人でお昼ごはん食べたくないなあ。でもあと何回、一人のお昼ごはんを過ごすんだろうか。お客が全員、一人の人で、だれでも気軽に話しかけられるようなレストランってないかな。一人だけど、静かにしていたい人の席や、同性のみ同席を許すという席とか、そういう区分けがあって。とか、妄想に浸りながら、スペイン風チキンの煮込みというのを食べた。これも熱くておいしかったんだけど、「おいしいよ、これ」とかいう相手がいたら、もっとおいしかっただろうな、などと、いつまでも、約束を反故にされたことを、少し、恨みつつ。


02-02-2006 / Thursday [長年日記]

_ 自転車の鍵を落とした。実は、今日はなんとなく自転車の鍵を落とすような予感があった。それで、なんどもがま口に鍵を移し替えないといけない…と思いつつ、いつのまにやらそのことを忘れ、バスに乗ったときにポケットに手を突っ込んだときに、鍵がないことに気がついたのであった。普通の女子は、自転車の鍵をきっと、ポーチとかそういうところに入れ替えたりするのだと思う。だめだな。というか、自分のカンをもっと積極的に信頼しないといけない。

_ いろいろ。

_ 雨天順延された会合。話、平行線。食べた気がしない感じで、部屋に戻って、秘書さんと雑談。大学っちゅうところはねえ。。という話で真剣に話し込む。雨天順延の会合で決まった事柄をメールでみんなに流して、諮ってもらう。あと業者さんが営業に来る。退官教授の最終講義をビデオに撮って、パワーポイント化?してくれるというサービス。ほんとは30万円ですけども、特別に10萬で構いません、などというが、問題はこの先生はパソコンなど使わない方であるということ。口述筆記である。武田泰淳とおなじなのである。それを上手に断る役目を無事に果たして、次の打合せへ。そんなふうにして、一日が終わった。


03-02-2006 / Friday [長年日記]

_ 帰りしなに雪が降った。冷たい空気で、久しぶりに耳がかじかむ。

_ 節分。某所方面に所用があったので、吉田神社ではなく、清荒神さんへ。ぱんぱんっ、とお参りをして、お線香とろうそくも奮発。おろしショウガ入りの温かいあめ湯をいただく。おばあさんたちと並んで腰掛ける。「今年のあめ湯は甘いなあ」「お湯をいれてもたら、どうえ?」「あの薬缶の中はあめ湯しかはいってへんやろ」「そうか…」などという会話に耳をそばだてる。わたしの凸凹弁は、もうあまり本格的ではなくなっているので、祖母が話していたようなイントネーションのことばが、とても耳にさわやかだった。おばあさんたちの来ている冬服の、なんとなく樟脳くさいような、凸凹の町家独特の長細い家の土間にこもっている湿気た匂いがする。祖母は着物の人だった。祖母よりもはるかに若いであろう、おばあさんたちがあめ湯を飲み終えるまでじっと座っていた。

今日はだれも研究室にこないと知っていたので、途中で買った恵方巻きを取り出して、お昼。南南東に向かって、かぶりついた。

今年は、よいことがありますように。

今年も、よいことがありますように。

先日、某国でプチ同窓会をした友だちから連絡あり。実はですね、われわれが飲み食いしている時に、旧正月の特別番組の取材があって、われわれはなぜか撮影されたのである。この放送日が明日とのこと。当然、日本では放送されないので、わたしはそんなことは断じてなかったという記憶修正作業に専念します。。


04-02-2006 / Saturday [長年日記]

_ 起きたら正午だった。

帰国以来、睡眠時間がずっと5時間あるかないか。ほんとは今日から出かける予定だったのだけど、もう体がもたない。寒い。なので、キャンセル。

夕べ、はじめて日本語版の「チャングムの誓い」を観る。日本のテレビって、なんだか横に広く映るのでしょうか?某国で観ていたときに比べて、全員、1.3倍くらい横に大きく見える。吹き替えの声も、某国の人の方が役者に似合った声を出していたように思えて、なかなか耳がなれなかった。

落とした自転車の鍵を付け替えてもらったのだけど、これがまたださい鍵。前の鍵は、とてもお洒落な鍵だった。自転車の鍵におしゃれもへったくれもないのだが、気持ちの問題として、なんだかやだな。とか、否定的なことを考えていたからだろうか、また自転車の鍵を落とした。無意識を装った計画犯罪の匂いがして、さすがに自己嫌悪を感じたから、落ち着いてもう一度、全身を検めたところ、がま口に入っていました。学習効果というべきか。チェコ製のリボンをとおして、せめて持っていて楽しい鍵にしよう。


05-02-2006 / Sunday [長年日記]

_ 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』。重厚、濃厚な日本文学。一行一行が、濃密。文字を掻き分け、掻き分け、読み進む。インテリ…かあ。。

_ さむい。

いろいろ昔の資料を漁っていると、はるかに今よりも勉強していますな。よく勉強してたんだなと感心した。今、こんなふうになっているなんて、そのころは思いもしなかったのだろう。

_ 『ジェエイン・オースティンの読書会』(カレン・ジョイ ファウラー)、よかった。漱石がオースティンを絶賛していたことはしっていましたが、マーク・トウェインは、その反対だったらしいですな。しかし、トウェインの姪のジーン・ウェブスターは、『あしながおじさん』を書いてるよ。たしかに女子大卒の女の子たちは、結婚、結婚とはいわずに、一人で生きていくための自活の道を探ろうとして、小説を書いたりしていた。しかし、物語の最後には、ふたりともハッピー・エンドを結婚によって迎えた。フェミニズムにおけるあしながおじさんの評価がどんなだかよく知らないですけども(予測はつくが)、トウェインは姪の文学をどんなふうに見ていたのだろうか。


06-02-2006 / Monday [長年日記]

_ いろいろ書いていたんだけど、なんかどうでもよくなった。勝手にやってくれ、という感じで。

外国旅行したい。もいっぺん、ドイツに行きたい。フライブルクの大聖堂を仰ぎ見たい。

_ 学校、さぼる。


07-02-2006 / Tuesday [長年日記]

_ 水玉つぶしというゲームにはまってしまいました。シンプルで、とてもよいと思います。オンラインゲームではまるなんて、何年ぶりだろうか。雅子さん、だいじょうぶかな…とか考えたり。

_ ものすごく疲れるやりとりがおわって、虚脱。休ませて欲しい。というか、なんでつっこまれどころ満載のメールを出してしまうのかなあ。読む前に、考えたりしないのかなあ。そういう状況に追いやったのは自分かもしれないと少し申し訳なく思う一方、ずっと陰から出てこなかった黒幕の責任を問う機会がなかったことを残念に思う。

_ ほんとにどうでもいいけど、高校時代に好きだった先輩の誕生日だ。もう何百年も会っていないけど。

_ 風邪で学校を休むと、自宅にも電話攻撃があることを忘れていた。メール砲撃もあるしさ。打合せに欠席の旨を連絡したら、「100%、欠席裁判でキミに役が回ると思います」という諜報部員からの連絡があった直後、元締めからも同様の通告があった。これ、なんちゃらハラスメントと、ちゃいます?むっとした。

あと、研究会関連の癒着。ええ加減に、そういうなれ合いはやめにしませんか、という内容を、羽二重餅にして包み、さらにオブラートに包んで、送る。説明の一言があれば、それでいいのに、その手間を省くのは、その癒着をますますダークにしてしまうよ。形式主義で、こちらも頼んでいるのだから、そこのところを酌んで欲しい。おねがい。

みんなこうして、権威主義を容認し、権威主義体制の温床を育てていくメンバーになるのだよな。わたしはきらわれてもよいので、そういう癒着人とは、一線を画しておきたい。


08-02-2006 / Wednesday [長年日記]

_ 4月からフリーター(ということばに年齢制限はないよね。。)ということで、就職が決まったばかりの友だちと話していたら、非常勤があるのにフリーターだなんていうのは、世間の惨状を知らない、いかにも贅沢な凸凹大のやつだという感じで、感じ悪いといわれる。


09-02-2006 / Thursday [長年日記]

なんというのか、インターネット上で、自分の悪口を見ると、やっぱりげんなりしますな。書いている人の底が知れる内容と書き方だとはいえ、もうどうでもええわー、という気分になる。

10-02-2006 / Friday [長年日記]

_ 松任谷由実が、「ガールフレンズ」という歌を歌っていたけど、女だけで繰り出せば、やっぱり街は楽しかった。友だち3人で、チョコレートを買いに行った。ほぼ女子しかいない催事場で、あちこちでチョコを試食。わたしは小樽のルタオのチョコと、レオニダスかヴィタメールか迷って、結局、無難にヴィタメールを買った。本命には菓子職人の抹茶チョコよ…などと、嘘とか適当に混ぜながら、みんなであれこれ話して、おいしい中華を食べて、ソワレでゼリーを食べて帰ってきた。今日で抱えていた書類が全部片づいたので、ほっとしたというのもある。青いランプの下で、気持ちよく、笑い合った。

_ よく眠れなかった。悪かったところは悔い改めて、それを表明してもよいし、表明しなくてもよいし、とにかくさっさと気分を切り替えて、前を向いて歩く方がよいのでしょうね。忘れる、という能力の偉大さ。


11-02-2006 / Saturday [長年日記]

_ ど忘れした。あの映画のタイトル、なんてったっけか。アメリカの田舎からニューヨークに出てきた若い兄ちゃんの映画。ものすごくフォーキーなテーマソングの映画。と書いているうちに思い出しました。真夜中のカウボーイ、だ。なんとかっていうレンタルDVDのサービスに、加入してみようかと思ったり。映画熱がいつになく、高まっている今日この頃。

_ 「沖で待つ」(絲山秋子)。いいですね。はじめとおわりの、ちょっと吉本ばななな雰囲気があまり好きではないと思ったのだけど、ほぼ同世代だから似ているのだろうか。太っちゃんみたいな男の友だちを、わたしもたくさん持っていたような気がする。そして、いつのまにか、みんないなくなった。今、わたしの同期の男子といえば、ほぼ結婚していて、ぼちぼちテニュアも確保していて、急にもっともらしい顔つきになり始めている。そういう人に、わたしのパソコンのハードディスクを壊してくれとは、やはり頼みにくい。頼むとすれば、一人で生きていく覚悟を決めた同期の女子かなあ、などと考えながら読んだ。職もなく、連れ合いもなく、30代、40代、50代を過ごすしていくのかと思うと、冷凍人間にでもなって、西暦3000年とかにむっくり復活するほうがよいかもしれないね。そのときに地球がまだあるかどうか知らないけど、そのときに地球で主導権を握っているかもしれない生命体の前で、バナナを投げられたりするのもよいかもしれない。そのころには、わたしの知っている植物ももうないかもしれないけど、冷凍人間の実験があったら、応募したいにゃ。

_ ちくま文庫の「トーベ・ヤンソン短編集」(冨原眞弓)。ものすごくよい短編集。短編小説でしか成立しないような、不条理と紙一重の、読者を強引に納得させる設定がうまい。説明が一切ないのだけど、流れの中から強引に切り取られた短編の世界に、飛び乗ってしまわないといけないような勢いがある。速いのではない。どこかへまっしぐらに、低姿勢で突き進む勢いに逆らえないのである。確かな世界がそこには構築されている。先日、読了した「貴婦人Aの蘇生」にどことなく通じる、足下のぐらぐら感が、とても気に入った。読みながら不安を覚える小説にもかかわらず、作者の意図は揺るぎなく、読者を目的地に運ぶ、という感。


12-02-2006 / Sunday [長年日記]

_ 偶像崇拝はわが宗教では御法度なのだ、という言い回しはよく聞かされた。わたしには、華人の家でよく見られるような祭壇や、仏陀をはじめ、さまざまなカミの肖像画?のポスターを貼ったりしないのかと聞くこともあった。しかし、偶像崇拝を認める宗教に対して、ひじょうに寛容な理解を示しているという印象を受けるくらいに、他の宗教の悪口などは聞かなかったように思う。自分の宗教を押しつけるようなことも、もちろん一切なかった。

興味深かったのは、宗教的な指導者の写真を御守りにして、これを巡礼の旅に持っていく人が多かったことだ。ふたつの掟破りがここにある。ひとつには、宗教的な指導者は偉大なる神でもなく、預言者でもない。なので、この人物を頼りにするということ自体が、まず本来は許されないことである。もうひとつは、写真を御守りにするというのは信仰を偶像化してしまうことである。神への祈りによってこそ、本来は自分の身を守ることができるはずなのである。苦笑いをしながら、このような説明をしてくれる人もいたが、御守りを破棄せよなどということはなかった。

ムハンマドの風刺画をめぐり、多くの信徒が暴力行為によって、かれらの感じた宗教への冒涜に対する不満を表出させている。しかし、日常的宗教実践の場面では、神と自分との距離の取り方は、ひじょうに多様である。ムハンマドの肖像画を描いたりすることは確かに憚られるかもしれないが、預言者のことばを民にわかりやすく説明し、人びとの生活と宗教実践をスムーズに結びつける役割を果たす指導者は、容易にアイドルになりやすい。その人のことばをとおして、宗教がはじめて理解されることもある。日々の暮らしと宗教との関係をみているからなのか、風刺画を新聞に掲載し、それをまた転載した側の軽率さに対する批判的な感想よりも、それに反発した側の行為に対して、他に方法はなかったのかと思ってしまう。暴力的な反発行動が発生しているのが、「むら」や「集落」ではないということを考えるにつけ、日々の生活を律する基盤に宗教が確かに組み込まれている人たちが、今回の出来事をどのように理解するかを、知りたいと思う。


13-02-2006 / Monday [長年日記]

_ 歯医者の定期検診。そのあといちごケーキ。おいしい。

資料用にビデオを購入することにしたので、その会社の人とやりとりをしていたら、なぜこの資料を?と問われたので、かくかくしかじかと説明したメールを送ったところ、社長直々のお電話をいただいた。団塊の世代、べ平連、フォークギターな世代らしい。どういうわけか、最後にはお説教をいただいたが、なかなかおもしろかった。大学の先生ではない大人の人と話するのが久しぶりな感じがして、なんとなくうれしくなった。

あと、パワーポイント製作業者の営業さんが、再訪。なぜか情報源として頼りにされてしまったらしく、食事に誘われるが、丁重に回避。今時、間抜けなくらいに実直な営業さんで、話してみたら、おもしろい人だったのかもしれない。夕方、旅行会社の人にも「今度、めし、どうっすか?」と言われる(ちょっと軽薄を装った模様)。今日は営業さん方面にもてたので、ひじょうにうれしかったデス。

_ 夕方、山の端から上ってきたお月さんが、とても艶めかしく、きれいだった。

_ どこかぬくいところへ行きたい。寒い季節は好きなのだけど、心まで凍りつくのが、だんだんといやになってきた。一日中、雪山のニホンザルみたいに温泉に浸かっていたい。ところで、生涯を独身で過ごす動物とか昆虫って、いるのだろうか?人間だけなのだろうか、年取って独りで過ごすのはやだなー、とかその手の煩悩に振り回されるのは。今度生まれ変わるときは、オシドリとかがいいな。絶対、結婚しはぐれることもなさそうだ。動物界には、そういう悩みは存在しないのだろうか。 

どうでもよいことだが、アンテナに捕捉されなくなっている模様。はてなって、このごろ、挙動不審じゃのう。


14-02-2006 / Tuesday [長年日記]

_ ThinkPadさん、ハードディスクを取り替えたのだけど、どうももうだめみたい。。まだ2年経っていないよー。涙出るなあ、もう。。いらないThinkPad、どこかに持っている人いないだろか。なんか涙出てくる。

_ めっきり寒さに弱くなった今日この頃、午前5時くらいにスタートするように加湿器を設定している。朝起きるとき、ほわほわと温かい空気がお布団に入ってくるので、よく寝過ごしてしまう。

_ 先週発売の週刊文春の阿川佐和子の対談、クオリアの茂木さんが相手だった。対談を読む限りでは、茂木さんという人の試みは、わたしなどでももしかしたら、23世紀頃には意味が見いだされる研究をしているのかもしれないと、少し明るい考え方を与えてくれそうに感じるのだが、対談のリズムを見ていると、とても恐ろしげな、強気な人に見える。書き起こされたことばが、ひじょうに鋭角的。わたしが普段話していることばも、書き起こされて、印刷化されたなら、やはり鋭角的に見えるのだろうか。話し方の雰囲気でごまかされそうになることがおおいけれど、活字に置き換えてみれば、やはり鋭いことを話しているということもあるのかなと思ったりする。 声とか雰囲気とか話している内容とか。そして、それが文字化された場合のとか。いろいろ考える。茂木さんの言っていることは、わかるようでわからなかった。

_ 一人称が小職の、見知らぬ人からのメールが転送されてくる。たらい回しの付箋がいくつもついていて、どこが本文なのか、もはやわからない。わたしには、このたらいを送るべき選択肢がすでに残されていなかったので、もちろん、「快諾」する。しかし、小職とかいいながら、今時珍しいくらい、すごい内容に瞠目した。やっぱり、官僚って、なんだか傍若無人じゃのう、などと思ってしまうではないか。


15-02-2006 / Wednesday [長年日記]

_ 今日の朝刊で、フィギュア・スケートの井上怜奈さんのお父さんのことばを読んだ。お父さんは、もう亡くなられている。「挫折したあとの態度で、人の価値がきまる」というもの。なんか、胸を衝かれた。わたし、だめだなあ。いつまでもなにもかも引きずりすぎている。

思うところがあるので、しばらく休みます。また春先に。


18-02-2006 / Saturday [長年日記]

_ よいことも少しだけあったので、記しておこう。

ThinkPadさん、治った!:これからも4649/ぱわーぶっくさん、届いた:はじめまして4649/ケララで御馳走していただいた:おいしかったです/某国語大辞典が届いた:活用するかどうか微妙

書いてみたら、どうということないようなことばかりで、なんだか余計にさびしくなってきた。いや、そんなことないな。小さな幸せをかみしめる必要があるだろう。

_ もう春先なのかどうかはさて。

いろいろ気が重いことが続いている。まず、欧州出張が取りやめになって、結局別の人が行くことになったのが、さらに取りやめで、わたしに回ってきた。それが決まったのが一昨日で、すぐに旅行手続開始。でもチケットが取れない。帰国便が取れない。それに気持ち的には、今、どこにも行きたくないのよね。そして、なにもしたくない。まずいなー、と思うくらいに意気消沈しているように、他人から見ても露わなようで、困っているのだにゃ。もともと、きゃぴきゃぴしていないのだから、どうってことないはずなのだけど、心配されると申し訳なくなるしなあ。

というわけで、急に出張に行くことになりました。某先生の最終講義に間に合うよう、帰国するつもり。


19-02-2006 / Sunday [長年日記]

_ 公園の鳥小屋で、鳥が二羽、仲良く並んでいた。

_ 今回の出張の眼目のひとつ、あるいは課せられた役割のひとつは、研究図書の買い付けだと理解していたのだが、年度末にそんなふうにものを買うのはよろしくないから、調査してきて下さい、という指示が出た。はい。でも、そういうお金の使い方として、ぱわーぶっく、研究室で買っているよ。これはどうなるのだ。

なんといってもわたしは、気持ちを切り替えねば。むすっとしたままでは、某国に帰られない。どういう経緯にせよ、他に調査に行きそうな人がいるなかで、わたしが行かせてもらえることになったのは、ありがたいこと。しっかりと、元気にすごしてこないと。それに今まで振り返ってみると、わたしはこの時期に出張していたことがあんまりない。年度末はかならず日本に戻って、学振の会計締めをしなさいといわれていたからなのだけど、最近の人はいちいち帰ってこなくてもよいみたいだ。一度だけ、春先に日本に帰ってきて、桜が咲いているのを見たとき、なぜだか急に、イスカンダルかどこかから無事に帰還できたような万感迫る思いで一杯になったことがあった。今回、わたしはどんな気持ちで帰ってくるのだろう。なんにせよ、元気に帰ってこようと思う。


20-02-2006 / Monday [長年日記]

_ 拝読していたウェブ日記を書いていらした方が、場所を引っ越しされるとのことで、引っ越し先を教えていただいた。新しい場所はさる大きな社会網とのこと。ご存じのとおり、わたしはこういうところで日記を書いているくせに、まったくひっそりと暮らしている。一年に一回くらい、ここを読んでくださっている方とお会いしたりすることもあるのだけど、多分、わたしが勘違い人間も甚だしいからか、その後も引き続き仲良くしてもらっている方は、少ないですね(苦笑)。さておき、招待状を送っていただいてひっそりとあちこちを覗いてみたのですが、なんかすごいんだね。ログインの向こう側とこちら側に世界があるんだなと思った。ひととおりあちらこちらを見て、ふと「足あと」というところを見たのですね。そしたら、おそらく、登録して以来、わたしがちらりとでも覗いた方々の名前が一覧になっている。わたしはてっきり、これは自分が見た人の一覧だと思っていたら、これは自分のところへ見に来られた方の名簿なのですね。わたしのところは、登録に必要な最低限の情報だけしか入れていない。写真はないわ、書いてあることはそっけないわで、これはきっと、「友だちのいなさそうな、なんか怪しい行動を展開している人」にしか見えないなと思った次第です。今は大学の先生もばんばんとブログを書いていたりする時代なのですが、今日、お昼時に大ボスと雑談していたら、「ブロッグとかいうのは、『今日○×を買った』とかそんなんばっかり書いてるんやろ、あんたら、そんなのよんで何がたのしいんや。あんたは、まさかしてへんやろな?(まるでわたしが闇米でも密売してるのではないかという調子で)」という流れになったわけです。わたしはいつも拝読している日記で今朝、目にしたばかりの情報を説明したわけです。「作田先生だって、書いておられますよ。柳田先生だって。」と言ったところ、大ボスのご機嫌を損ねてしまいました。さらには、いっぺん、ぼくも個人的に書いてみたいから、ちょっと用意して、ということになってしまったわけです。このあたりの展開が妙な雰囲気なのですが、きっと大ボスはものすごく関心があったのでしょう。それはそれで微笑ましいのですが、わたしとしては、某社会網を覗いて以来、そこに日記も書かず、共同体にも入らないで、ひたすらまるで諜報部員みたいに行動していたわたしが、今さらどんなふうにそちら側の社会にとけ込めるのだろうかなどと、如何にも小心者な悩みを抱えてしまう羽目になりました。いや、こちら側の世界ですら、ひっそり棲息という矛盾を抱えているのですから。。ものすごくどうでもいいことを書き散らしているなあという虚無感が少しあります。が、よもや大ボスがブログを書きたいなどというとは…という衝撃がいまださめやらぬ勢い、とでもいいましょうか。なんか、いろいろです(ふたつの主題が入り乱れた読みにくい文章だこと)。まあ、大学の後輩とか同僚だって、みんなブロッグ(!)してるものね。ばれてないと思っているのはわたしだけなのかもしれないにゃ。すみません。

_ 論文、出す。

_ 久しぶりに某所。人が多すぎて、溺れそうになった。いつもイヤリングを買っているお店で、どう考えてもわたしが嵌めそうにないものを勧められる。店員さんは、お客のどんなところを見ているのか。わたしの深層心理を読んでいるのか、あるいは自分が嵌めたいものをなのか。とにかく、どっちに転んでも絶対に嵌めなさそうなデザインだったので、なにも買わずにヨドバシへ。店員さんが妙にさわやかな制服を着ていたのが印象的。テニス部みたいな服装をしている。しかもなぜかレジに立っている人は、全員、眼鏡をかけていた。まるでパソコンのメモリを買いに来る女子は、全員、メガネ男子好きだと心得ていますという風情(これはうそ)。阪急百貨店の一階の配置もなんだかずいぶん変わっていて、浦島太郎な気分を行く先々で味わってしまった。自分以外の世の中は動いているんだな。


21-02-2006 / Tuesday [長年日記]

_ それでは、いってまいります。再見。

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