_ 出発前から、もうここに書き尽くせないくらいにわらわらと忙しかったのだが、なんとか乗り切ってきた。書斎部屋の引っ越し、先輩とふたりでこなしたり、送別会の幹事を二本しているので、留守中のその手配とかもろもろ。あと、科研の会計も3本締めてきた。気力で乗り切ってきたから、あまり疲れとか感じていなかったのが、ここに来てすごいことになった。朝起きて、ラウンジでいつものイチゴジャム・オムレツ・チーズトースト・サンドウィッチという、気持ちの悪いものを食べたあと(わたしにはおいしい)、部屋に戻ってちょっと横になった。うーん、さて活動開始、今日は大学で打ち合わせだったよな、ちゃんと襟付きの服に着替えねば…と思って、時計を見て凝固。11時を回っている。あちゃー、大急ぎで電話を掛けねばと思って、ふと窓の外を見ると、暗い。あれ、お天気が悪いのかなと思った。それでも気がつかず、準備をして外に出ようとしたら、ドアのところにメッセージメモが散乱している。ふむ?「おきてください」「受話器をちゃんともどしてください」「だいじょうぶですか?」とか。なんじゃこれ?とおもいながら、かき集めてフロントに下りると、係の人が、「どこから現れたのか?みんなキミを探していたよ」という。へえ?と、ここで知る。なんと、もう夜だったのです。一体全体、何時間、寝ていたのだろう?前代未聞の失態。当然、わたしがいないと話にならない会議は、翌日に順延されていた。えへへ。。と笑って済まされる問題かなと悩んだ末、恐る恐る事情説明の電話を(国立大学の副学長先生だよ、気安く携帯電話にかけちゃったりした、しかも電話屋から)かけたら、ちゃんと笑って済ませてもらえました。いや、しかし、すみません。ごめんなさい。とても社会人として、許されることではないよな、たとえ某国にあっても。ほんとにごめんなさいでした、みなさん。