_ 萱野茂先生が亡くなられたとのこと。ご縁があって、何度かお話をしたことがあった。今、こんな仕事をしていることのきっかけは、間接的には萱野先生の影響があったのだと思っている。この数年間は、博論を書くなどというのを言い訳にお会いする機会を逸していた。先生のアイヌ語が懐かしい。今頃はカムイノミの神の国に戻られたころだろうか。萱野先生のご冥福をお祈りする。
_ 昨日まで続いていた微熱、引く。
実は家をかおうと思って、内見に行ってきた。山の手の中古の分譲公団住宅。70平米の2LDKで、わたしが買おうかと思うくらいだから、当然安い。築浅ではないけれど、風光明媚で、中世日本史好きの人だったら、絶対に住みたいと思う場所だ。場所の謂われ云々もあるけれど、私にとっては、部屋が広くて、間取りがとても使いやすそうだというのが重要。蔵書を一面書架にしてきちんと整理できる部屋だ。思い切って内見を申し込んでみたのである。
果たして、間取り的には、問題なし。古い公団なので、水回り関係が、多少ぼろいのは仕方がない。ところが、やっぱり、小さい子供さんがいた家だからか、障子という障子、ふすまというふすま(といっても和室はひとつだけ)が破れている。クロス貼りの壁も、手がぶつかるようなスイッチ周りとか、そういうところが、とにかく剥がれている。天井は、全室、なにかの吹き付けなのだけど、打ちっ放しコンクリートのほうがまだましのような、年代物で、何かの拍子に夜中に目が覚めて天井を眺めたら、人の顔が絶対に見えるだろうなと思ったほど。少なくとも、畳は長年、敷きっぱなしの絨毯に覆われてきたから、張り替える必要がある‥と思って、不動産やに戻ってから、いろいろそのあたりも勘案してもらって、そろばんをはじいてもらった。頭金を多く入れるので、月々の返済は3.7万円。しかし、リフォーム代は、ごく当たり障りのない(つまり色気のないもの)仕様で、大体80万円くらいだろうとのこと。。うーむ。果たしてそんなリフォームを施す意義があるかどうか。それだったらば、もう少し、狭くてもいいから、最低限のリフォームだけで住める家でいいんじゃないか。そもそも、自分でリフォームすればいいのでは?という気持ちになってきた。風光明媚な山の手である。スーパーが近くにないとか(そもそもコンビニもない)、いろいろあるけど、環境は抜群かもしれない。と考えているうちに、老後もここに住むとなったら、ちょっとたいへんかなという気がしてきた。もうたぶん、結婚しないだろうし(というかできないだろうな、もう相手探すのがめんどう‥)、こどもだけでも欲しいなと思っていたけど、そもそもそんな雰囲気になる出会いもないし、大体、仕事だってないんだから(!)、家を買おうなんて間違っているのかもなあ‥と、だんだんと現実的になってきてしまった。家も買わず、子も産まず、定職につかないままこのまま死ぬのかな。なにもかも中途半端のまま、冥土にいくにあたって、ひとつも自慢話がないと、あの世でもさびしい思いをするのかな。と、思考はいつものように、暗い方向へ流れ込みそうになったので、とりあえず、結婚していないけど独身団地妻になることを目指して、公団の部屋を探すことにします。
条件的にはいいですよね。(好みの場所+広さ+間取り)
あ、でも友人に聞いたんですがマンションの場合、大規模修繕というのがあるから、
築後年数は重要だそうです。
しかし、そんな買えそうな家があっただけいいっすよ!
東京はもう・・・公団さえ高い(泣)
母子家庭だったらよかったのか・・・都営住宅とか優先権がある。
でも寝袋さん、教育職じゃなければ定職はつけると思うよ。
冥土の土産のためだけにすすめるのはなんだけど。
ところで、
寝袋さん、mixiに移って日記書きません?
公開は友人までにしてブロックして。
マイミク募集なしとか、リアルの友人限定とか書いているひといるから。
私もマイミクは厳選ですよ〜。