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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

28-05-2006 / Sunday [長年日記]

_ 会議のあと、同級生たちと某おでん屋。久々に女一人だったが、下ねた系でもりあがる。が、女子大で教えている友達は、立場もあってか「そんなこといっちゃだめだよ」と常に他者を制す。壁に耳あり状況を回避していたのか。下ねた系といっても、わたしがいるからだと思うけれど、男だけの時にしているような話題にさしかかると誰かがかならず意図的に話題をそらしていたのがおもしろかった。もうそんなことでお互い、動揺するような年でもないのだが。むしろ学問状況的に、もっと知っておきたかった。あとはまた宗教談義。宗教研究をしている人ほど、煩悩が多いとかそういう話になる。そのとおり。

おでん、昔はおいしいと思っていたのだけど、塩味がすごいことになっているな。世の中の味付けが、だんだんと減塩傾向になっていたと思っていたのは間違いなのか。このごろ、何を食べても「塩辛い」と思うことが多くなった。これなんだろ?

非常勤の準備をする気に全然なれない。教養科目の範囲で話すべきことだけ話すようにという、へんなお達しがあるのだ。基本的に無視しているのだが(ネガマジメナノデ)、中途半端に縛られているからだと自己分析。完全自転車操業中で、こんなことでは許されないと思うのだけど、昨日の友達からの話を聞いたことが、なんとなく自分の中では言い訳になりつつある。わたしは他の非常勤の先生たちとほとんど接点がないので知らなかったけれど、某大学における学生による過酷な授業評価の是非とか意義とか、結構、問題にされているそうだ。アメリカではすでに、学生による講義評価はほとんどしていないらしい。なぜならば、学生にとって単位を取りやすく、出席等を厳しく取らない講義ほど、評価点が高く、対極に位置する講義ほど評価点が低いことがはっきりとしたからなのだとか。考えたらしごく当然に聞こえる。もっとも、わたしの場合、内容的に改善すべき点が高いから、学生の評価が低くても当然とは思うのだが、それでも何パーセントかの人は、ものすごく好意的なコメントを書いてくれたりする。これがよくわかないのだが、励まされることであり、ありがたいなと思う。でも準備はいつもぎりぎり。だめ。

インドネシアでの地震。神戸の時や、スマトラ沖の時とおなじく、一刻ごとに、亡くなった方の人数が増えていく。火山も活動しているし、二次災害とか対応できているのか心配。BBCで見る限り、被害者数や世帯数などはまだまだ大きくなりそう。被害状況の見極めが早くできればよいのだが(被害の程度がこれ以上大きくなければよいのだが)、バリ島に次ぐ観光都市だけに、「復興」ということばには、災害に遭われた方々の生活再生と観光資源、観光環境の再整備が含まれてくる。タイのプーケットなどでも未だに相当にダメージが大きいとも聞く。テロ事件後、バリ島への観光客の減少が食い止められないばかりか、日本からの直行便まで廃線になるとも聞いている。本当の「復興」が実現するためにも、諸外国の関心が失われないためにはどうすればよいのか、スマトラ沖地震でどんな教訓が得られたのか、とても知りたい。復興というのは、お金とインフラ再整備が完了しただけでは、ほとんど意味がないこともあるのだから。観光が文化なのか、現象なのか、最近考えることがおおい。このことはそのまま、他人に対する関心の持ちようにつながるような気がするからかもしれない。


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