_ いくら寝ても寝たりない。
日本の携帯電話の番号は、親兄弟をいれても10本の指に足りる人にしか知らせていないので、電話がかかってくることは、ほぼない。わたしの友だちは、わたしが携帯嫌いだと知っているからだが、こっちのひとはもうそんなの関係なし。もう携帯生活まっしぐらである。かかってくるし、わたしも架ける。確かに便利だとは思うのだけど、いつもスイッチオンしていないと、あとでたいへんな目に遭うというのがいやだ。聞いたら、アジア圏では日本だけだそうですね、この携帯電話が使えないのって。日本て、今でも鎖国しているんだ。
こちらで調査をされている社会人学生さんの指導。結構、粘り強く付き合っていると思うけど、もう限界だ。外国生活に向いている人とそうでない人との決定的な違いは、それはもう、「まあええわ」と思えるかどうかだと思う。これは最初からそうである必要はなくて、やがてそうなるくらいの感じか。あと、ときどき、がーっと怒る自分をちゃんと認めることとか。溜め込んではだめだ。がーっと、正当な怒りを発することができるかどうかが、結構、大事なんではないかと思った。寛容というのと、怒るのとは別次元で考えないと。怒りを発することができない人ほど、他者に対して厳しいような気がしてしまったわたしです。自分もいいかげんだけど、他人もまたいいかげんだと思っているので、わたしは生きていけているのだろうか。
たくさんいろいろ持ってくるのを忘れてしまった。日本語の本、一冊も持ってくるのを忘れていて、そんでまた飛行機に乗り遅れ寸前だったので、本屋に寄る余裕もなかったものなあ。
冷たいコーラがおいしい。