_ あまりにもしんどかったので、マッサージ屋へ。今日のところは、女性専用。ムームーみたいな洋服に着替えてから着席のまま、マッサージしてもらう。死ぬほど気持ちいい。筋をマッサージしてくれる。凝りをどこかへコリコリと排出してくれるのだが、その腕の良さといったら。たっぷり2時間。悶絶の極まり。痛いけれど、それがやがて得も言われぬ快感に変わって行く瞬間を楽しむものなのですな、マッサージとは。さすればこれは、何かに似ている。終わったあと、虚脱して、ショウガ茶を啜る。私見だけど、マッサージの技術としては、女性の方が一般に上手だと思う。が、男性のほうが手のひらも大きいし、指も太いので、指圧してもらったときにそれほど痛覚を感じない。手のひらの大きい女性にマッサージしてもらうのが一番いいなあと思った。今日の人はそのような人であった。160円。
_ 連日連夜、宴会続きで、睡眠3時間を切って、荷造りしたいけど、もう身体がもたなくて、出発2時間前まで寝て、小一時間でパッキングというアクロバットをする。空港に着いたときはもう心臓がばくばくしていて、頭を打った焼きが回ってきたかと観念したけれど、しばらくバックパッカーらしく、ベンチで横になっていたら、治った。首都に着いてから、とりあえず、髪をきれいにしなくちゃと思って、整えるだけと言ったのに、やっといい感じにワンレングスになっていた髪を段カットされてしまった。段カットだよ、段カット。もう泣く気にもなれない。みんなに、今の髪型が一番似合う、絶対きっちゃだめ!と言われていたので、ちょっと整えてと言ったはずなのに。人がいいというお店で切ってはだめだ。自分がいいと思ったお店で切らないと。ということで、もう今、表に出られないくらいへんな髪型になって、どうしようもなく暗い気分。頭のレントゲンは、やはり帰国してからにしたほうがよいと言われる。旅行保険はどうなるのかな。ミラーワークとかビーズ刺繍のお洋服を買いあさる。