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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

14-02-2007 / Wednesday [長年日記]

_ おひさしぶりです。

ログインの仕方を忘れてしまっていたりしました(笑)。そんなわけで、がんばってチョコレートを渡してみたりなんかしてしまいました。そんな風習はもとより、ここにはありませんので、な、なんだこいつはいきなりチョコレートなんてもってきやがってとおもわれるかなと思ったけど、そこは外国人相手の語学教師(ええ、またその話なのです)ですから、日本人の奇天烈な風習を知っていた模様で、喜んで受け取ってもらえました。そして、「じゃ、今度レストランでごちそうしてくれる?」と言ったのは、わたしではなく彼のほうでした。一緒に行ってくれるのなら、いくらでもごちそうする!

という調子で、某国語+現在住んでいる某国某地方の地方語の学習も順調に進んでいます。こんなに早く上達できたのも、ここの先生たちの教え方が素晴らしいからだと思う。自分でもびっくりするくらい。昔、日仏に通い詰めてフランス語をやっていたときとおなじくらい、毎日、目に見えて上達が感じられるのって、すごくうれしい。

メールへのお返事がとどこおっていて、すみません。来週、帰国するので、それまでごめんなさい!今日のところは、実はこれからデートなので、大急ぎで家に帰って水浴びして支度をします。まあ、どんな結果になるかわかんないですけども、ようはわたしがそれでハッピーなのであれば、それでよいかと。どっちもいい年のおとなですしね。ではではー。


21-02-2007 / Wednesday [長年日記]

_ もう一週間前のこと。あわてて家に帰ってずっと待っていたのに、なかなか迎えに来てくれない。ちなみに当地では、かならず、男性が女性の家や下宿に迎えに来るのだ。どんな車に乗っているのかとか、どんな高級なバイクなのかとか、女性の家族はもとより、近所も目を光らせているので、なかなか緊張する一瞬。もうすでにうちには2回も迎えに来てくれている。ということは、もうデートのお相手としてばっちしな展開を歩んでいるということ。

が。結局、30分後に「今日は○×で待ちあわせだったじゃん」とかいいつつも、来てくれました。はは、わたしが間違っていたのだった。バイクの後ろに乗っかって、田園地帯をひた走った。緑が目にしみる。稲穂の匂い。風。揺れる椰子葉。しばらく空想に耽っていたら、「起きてるかい?」と。ぼっとしていたよ、いつもみたいに、などと普通の会話。楽しかった。別に何があるというわけではないのだけど、楽しかった。日没前には家まで送ってくれた。寄らないの?というと、ああ、もう遅いからねと。

夜、電話があって、事務的なことだったので、ささっと電話を切ろうとしたら、ねえねえ、おやすみ、I Love You、だって。そんな一日でした。幸せだ。


22-02-2007 / Thursday [長年日記]

_ 帰る2日前の夜に、我が家でお別れ会を開く。20人ほどが来てくださっただろうか。家の前はバイクの駐車場のような相を呈しておりました。。

今回の滞在中にマスターしたいくつかの郷土料理の他、皆がお酒やお菓子、果物をたくさん持ってきてくれて、宗教的な理由で飲めない人たちも、みんな楽しんでくれた。わたしはお客さんが来てから作る揚げ物とか、お皿を洗うのに忙殺されて、少しずつしか皆さんとお話できなかったのだけど、来てくださったみなさんは、みな、わたしのことを信用してくれて、一緒に何かを始めようとしてくれる人ばかり。遠くから応援してくれる人もいれば、一緒に現場を歩いてくれる人もいる。そういう人たちと、にぎやかに楽しい時間を過ごせて、楽しく帰ることができたのか、今回の3ヶ月間の滞在がとてもとても、うまくいったことの説明になるかなあと思いました。

かれもきてくれた。でも湿っぽく別れると、みながへんに思うだろうからと、握手しかしなかったけど、ほとんど抱き合っているのとおなじでしたな、あれは(笑)。へへっ。

次の日は一日かけて、荷物の整理とか。家中を大掃除して、ヨガ。帰る日は、最後まで大家さんがほんとに帰るのか、ほんとに帰るのか、家に○×がいないのは、さみしいよ、と言ってくれる。

でもまたぜったいに来るからねと言って、タクシーに乗った。大家さんは76歳。また絶対に会えると思っています。

_ さていつものように中継点にて、プチ同窓会。また飲む。今回は旧正月ということで、友だちの家で宴会。コーラワインという、フランス人が聞いたら卒倒するだろう飲み物を、大体、グラスに5杯飲んで、わたしはすぐに寝てしまいました。小さい子どもたちが、Antie, you must go back! Go out from my house! と絶叫。すみません、おとなとして失格です。で、また友だちが見合い相手を調達してくれる。さる中欧某国在住の大学教授、ただちにSkypeで話せといわれるが、完全に酔っぱらっていて、もう何をいっているのかわからなかったので、「第一印象が肝心だからなあ」という友人の義母の一言で、今回は見送りとなりました。

夜中にホテルにたどり着いて、ゆっくりとパッキング。いろいろな思い出に囲まれつつ、朝4時に起きて、無事に帰って来ました。

さて。


24-02-2007 / Saturday [長年日記]

_ 2月8日に重要な会議があった。この会議はわたしがいないと話にならないということで、メンバーは少数だったけど、わたしは真っ青な顔色で出席した。このとき熱が38℃。発熱している場合、38〜39℃の間が一番、身体的に辛いらしい。40℃を超えると、もう半分、彼岸をのぞき込んでいるから、辛いとか痛いとかあまり感じず、早く楽になりたいという思考が働く。小一時間で打ち合わせが終わって、会議に出ていなかった別の友人にあったら、なんかシリアスな顔しているけど、大丈夫?と相次いで聞かれた。

それでも帰りにスーパーに寄って、ジュースのパックと果物、調理しなくてよいようにパンとかクッキーを買って、マッシュルームが安かったので一パック、そしてタクシーで帰宅。まったく食欲どころか飲みたいという気持ちもなかったけど、水分だけは補給と思い、ジャスミン茶をたくさん作って、リンゴジュースで割って飲んだ。糖分とらないといけないからねえ。で、落ちついたら、なんだか突如、マッシュルームが食べたくなった。蒸すとか焼くでよかったとおもうのだけど、なぜかきのこ天麩羅幻想にとりつかれ、ふらつきながら小麦粉を用意して、マッシュルームを5ミリくらいにカットして、次から次へと揚げていった。6つほど揚げたところでストップして、塩を振りかけて食べる。夢のようにおいしい。キノコに味はないのだから、小麦粉の味のはずなんだけど。そして普段、ほぼまったく揚げ物をたべないのに、なぜかこのときだけ、揚げ物食べないと、というお告げがあったようだった。

ベッドに就いたときの体温は39.5℃。それから30分おきに検温すると、3回目の検温で40.5℃。これが一晩続いたら、明日は救急車を呼ぼうと思って、買っておいた粉末のポカリスウェットを溶いて枕元において、がぶ飲みする。で、次の朝、熱は8℃台で安定している。夜中に目を覚ますことなく熟睡できたのが僥倖だったのか、あまり体力を消耗せずにいたみたい。それで9日だけ丸一日休んで、10日はデート。11日に日付が変わるころに深夜興業の演劇を見に行って12日はダウン。13日も終日ダウン。14日デート。。。。

と、なぜ自分が倒れたのかという原因を客観的に見ると、十分に休んでいないということにつきるのかなあと。16日には重要な発表があったので、その前は半徹夜、16日、友だちが泊まりに来てくれたので、次の日の用意をしながら、やはり半徹。17日、日本の友だちに頼まれた買い物をしたり、自分の買い物をしたりで、早起きして、午後はずっと食事の準備。その後、某所で痛飲して、死ぬ思いで飛行機に乗ったりしたので、帰国してからずっと寝ていましたです。。自己管理出来なさすぎ。そういうのを注意してくれる人の必要性をつくづく感じたことでしたな。


25-02-2007 / Sunday [長年日記]

_ 来週末、すんごいひさしぶりに関ヶ原から向こうに行くのです。ひさびさに行きたいところとか、お会いしたい方がいるので、ちょっと時間割を見てみたら、なんかすものすごいタイトな時間割であちこち移動させられるみたい。ずっと三四郎大学の人にアテンドされる模様。脱走を試みたいと思いますが、泊まるところもわかんない。ほんとにわたしは日本国民なのだろうかというくらい、東京に不慣れな人間なんだなと、ヘンな感慨に浸っています。ま、凸凹はなんと言っても東京なんかよりずっと古い都なんだから、いいんだ。

_ おうちでもヨガをしてみた。インターネットで調べてみたら、わたしが買ったヨガの本は、わりと評判がよいものだったよう。これからもがんばって、きちんと毎日のリズムを作っていきたい。ところで相当に痩せたはずなのに、今までにコメントをくれたのがふたりだけってどういうことなんだろうか。母に至っては、外国から帰ってきたら大概、痩せているから別にどうということはないとのコメント。まあ、もうどうでもよい。ちょっとひさびさなので、サザエさんでも観てきます。

_ 洗濯2回。あと髪をどこで切ろうかと検討した結果、某有名店に行くことに。やっとアブスト提出。たかだかこんな短い文章でなにをしてんだかなあ。というか本番用の原稿が問題だね。。どうしよ。。

_ なんかまだしんどい。ぐだぐだしていたいけど、さすがに今日はもう起きないといけないなあ。寝過ぎて疲れると言うこともあるわけだしね。

_ 日本の携帯電話の使い方が全然、思い出せなくて。とうとうスイッチの入れ方まで忘れていました。ずっとOnというボタンを押していたのだよね。すると、スイッチを入れるのは、Offというボタンなんだとか。なんとなれば、Offボタンの下に小さくpowerって書いてあった。しらずに、充電が切れたのだと思って家中ひっくり返してアダプターを探したら、きちんといつものあるべき場所にあった。

さてSMSを送ろうと思ったら、日本語でしか送られないのだった(→翻訳:変換するのが面倒なのでローマ字で送りたかったのだが、どうすればそうできるのかわからなかったということ、、ながっ)。変換するのがむずかしー。予測変換というのがむずかしすぎて、ぜんぶひらがなでしかかけませんでした。日本になかなか慣れません。あと、留守番メモがはいっていたのだけど、どうやって聞けばよいのかもわからないので、捨てちゃった。

昨日の夜、彼と、現地で私の代わりに仕事をしてくれている人に電話。国際電話だからというので、ほとんどなにもはなさい。Skypeって、専用マイクがいるんだよね。あれ買ってこないといけないなあ。


26-02-2007 / Monday [長年日記]

_ 学校。

帰りにシャンプーとか歯磨き粉とか。スカイプ用のマイクみたいなのを買ったら、これはMacでは使えないと書いてあった。

疲れる

昼餐をばと思い、えいやと開けた扉の向こうで知った顔が見えた。場所を移して、食事をしながら、お茶をしてもらう。今やろうとしていることの片鱗を話して、あれ、いつからこんなにほら吹きになったんだとか思い始める。聞いてくれる人がいると饒舌になる。そのあと、上の人と話。一方的に話す人の前だと、無口になる。明日までに返事しないといけない。。


27-02-2007 / Tuesday [長年日記]

_ いろいろ。某さんと久しぶりにあって、この3ヶ月の話など。一保堂で切らしていた番茶と煎茶。雨が降ってきたので、アーケードまで走って、久しぶりにスターバックスへ。桜シフォンケーキが意外においしかった。チャイラテ。ぼーっと本を読んだり。発作的に香水を買ったけど、ほんとはこれも切らしていたオリジンズで買うつもりだったのに、香水ディスカウントショップで、おそらくは偽物に違いないエリザベス・アーデンのもの。なんかいろいろ、悩ましい。先週の月曜日の朝に、某国の小包局から送り出した書籍がもう届いた。自分の旅が終わったような感慨。某国語辞書が三冊入っていて、頁をめくるたびに毎晩、宿題に追われていたことを思い出して、センチメンタルになる。先生の指先とわたしの指先が辞書にの上に見えるようで、寂しい気持ちが押し寄せてきた。でも、ほんとはなにも心配する必要はないのだけど。ラジオをつけても、もう某国語は聞こえてこなくて、よく知らない日本の曲が流れている。帰国してこんな感傷に浸るのは、いつ以来のことだろう。明日までにやらないといけないことがやまのように積み上げられているのに、まったく手に着かない。どうすればよいのか、もうわからないなあ。光ある方に進むしかないのかもしれない。もうあまりなにも考えずに。


28-02-2007 / Wednesday [長年日記]

_ 有給消化日。立派なお店にカットにいく。敷居はほどほどに高いけど、入ってみれば、おばちゃんとおじちゃんの多いお店だった。よい髪型にしてもらう。ついでに髪の分け目も左から右に変えて貰った。ヘッドスパなどを頼んで見るけど、某国のあんまやの方が断然安くて、上手い。無印でセールのカーディガン。かわいい服を買いそうになったけど、もうおとなだからと思い直して買わなかった。よくがまんした。

某さんと待ち合わせて、初めてのお店へ。とおりすがりに発見したお店だったのだけど、これが大当たり。まず、店員さんの教育がすばらしい。マニュアル語を話さない若者と、久しぶりに出会った。店員さんと会話ができるダイニング・レストラン(ってなんだ?)は素晴らしいねえ。やまほどいろいろ食べた最後にデザートが、もう普通のダイニング・レストランの域を超越して素晴らしかった。感嘆する。話をいろいろしたのだけど、なんか、そだなあ。いろいろ。いろいろ。いろいろなんだな。いろいろありすぎて、自分が自分でないような気持ちになってくる。


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