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lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

04-07-2008 / Friday [長年日記]

_ 事故に遭った。右側面からバイクに当てられた。気を失う直前に、辛うじて連絡先を助けてくれた人に伝えたらしい。その助けが来る前に、ふらふらとまたバイクに乗り、走り出したらしい。そして途中で気を失い、前を走っていた車に追突して転倒したらしい。どのようにして助けが来たのかわからないが、とにかく病院に運ばれ、すぐにCTスキャンを受けたらしい。医師は、頭蓋骨骨折、脳挫傷の疑いありと診断を下し、緊急入院を指示したらしい。なのにわたしは家に帰ると強硬な態度を取り、医師は一筆書かせた上で、帰宅させてくれたらしい。葬式みたいな雰囲気の車の中の風景を、なんとなく覚えている。その後、わたしは自分がなにをしていたのか、まったく覚えていない。それどころか、ここまで書いたことは、すべて、人から聞かされたことで再構築した記憶のつぎはぎである。一昨日の夜、雑踏の中を歩いているとき、日本からの電話で自分が事故にあったことを知り、慌てて、大きな街に出てきた。今度はMRI検査を受けた。頭はまったく正常で、骨折どころか脳内出血もまったくないという。目立った外傷は右肘の擦過傷と、倒れたときに圧迫されたのか、指輪をはめていた指の内出血のみ。記憶は喪失するし、外傷はないし、何を聞かされても知らないことばかりで、それなのに元気である。こうして日記を書いているわたしは生きているわたしなのか、そうでないのか、どうやって確かめたらいいのだろうか。胡蝶の夢?わたしは誰なのだろうか。人は自分が自分であることを、どうやって確かめることができるのだろうか。


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