_ もともと、母親が大好きな子どもで、小学校までは、母のことはママと呼び、父のことはおとうちゃんと呼んでいた。がいつしか、父親っこになってしまい、もうずっと母とけんかになるたびに、父に仲裁役を求めた。わたしの味方になってくれることを知っていたからである。
それがいつしか次第に、母親っ子に戻っていたのか。毎朝、起きたら、母に電話をかけている。特に話すことがなくても、とりあえず電話して、声を聞くだけで安心している。こと結婚が決まってからは、話すことが多い。電話会社のキャンペーン中で、日本までの電話が一分30円ほど。お天気のことを話し、夕べは何を食べたかを話し、今日は何をするかを話したら、双方、話題がなくなってしまう。それでも毎日電話して、とりあえず、互いの生存確認の儀礼。遅まきながら、いろいろと親孝行中。心配かけるのも親孝行、安心させるのも親孝行と思って。
ところで、結婚しても、とくに生活は変わらない予定(笑)。相変わらず、行ったり来たりの暮らしを続ける予定。日曜日には指輪を買いに行く。買ってもらうことになるか、自分で買うことになるか、まだよくわかりませんが(笑)。ところで最初は反対を唱えた両親や親戚一同をどのように納得させたかというと、「オバマによく似ている」という一言であった。