_ 高島屋地下の野菜売り場、えらく新鮮でしかも安い。デパ地下だから高いという思い込みでなんとなく敬遠していたけれど、だからいつも混雑していたんだな。でも魚とかお肉はわりと高い。卵も高いのしかおいてなかったりする。
もうお菓子とかそういうのに全然興味がわかない。おいしい野菜とか魚には興味があるので、いろいろお店を開拓中。
_ 用事があって心斎橋筋商店街。本町を通り抜け、淀屋橋界隈のビジネス街を抜け、梅田まで歩く。商店街は昔から看板を掛けているようなお店がたくさんある一方、ドラッグストアやら百円ショップなどのような新興勢力も進出している。船場センタービルを越えるとちょうど昼時だったので、お弁当やさんがたくさん机を出している。400円から500円で、とてもおいしそう。バンの後部や側部を改造して、ほかほかのカレーやらを出しているお店もある。そういえばわたしが小さい頃、バンの後ろでホットドッグを焼いて売る車をよく見かけたけれど、今はもうないのかな。あまりみかけない。ビジネススーツの人々がまぶしかった。ちゃんと正業についていて、お給料ももらっているなんて、それだけで尊敬の対象である。
中之島のあたりでお弁当を食べてもよかったのだけど、さっさと帰らないといけなかったので、梅田から阪急に乗る。大阪の商店街は、安くて活気がある。とくに理由はなかったのだけど、結婚して新戸籍を作るとき、本籍地をかつて住んだ大阪某所にしてみた。本籍地というのは、任意の場所を選んでよいということを知ったからでもあるのだけど、巻き直しだとかなんとか思ったのだ。そういうこともあって、大阪市内に住むというのも楽しそうだななどと思った。
ネガティブ思考をなんとかせにゃいかんなと思って、いくつか啓蒙書を読んでみて、セルフチェックなどをしてみたところ、どこからみてもわたしは重度のうつ患者という結果が出る。病院にかかる余裕も健康保険に入る余裕もない生活だから自然治癒を待たねばならぬ。自然に治癒するとしての話だけど。そして本当に重度のうつ患者であればの話だけど。貯金がなくなる日のカウントダウンも始まった。なんとかしないといけない。大学に女性研究者支援センターというのがあるのだが、ここは正業についていて、結婚していて、子どもがいる研究者を支援する場所である。永遠に就職先を見つけていそうな女人は対象外。こういうとき男と女と、どちらが辛いだろうか。こういう辛さに男女差はないだろうけども。でも女人の中には、結婚しているかどうかというハードルがまずあり、次に子どもがいるかどうかという跳び箱がある。最後に定職があるかどうかマットの上で倒立前転する指示が出される。ハードルを倒しつつ、なんとか結婚することはできたけど、跳び箱も倒立前転も、もう無理だ。。。なんて考えるのがネガティブな人(笑)。あきまへんなー。時計台前の首切りアイランド、応援しましょうというメールが回ってきたりするんだけど、助けて欲しいのはわたしです。でもそういうことは灯台もと暗し。
_ ぼーっとしたり。
お昼前からしとしと雨で、夕方から霧が出る。寒い。ヒーターをつけたり消したりしながら、ぼーっとする。無力感溢れる午後。
_ 夜、久しぶりにDVD。『活きる』。一昨日は『ニュー・シネマ・パラダイス』、BSで。後者に関しては、完全版のほうが大傑作だなと思った。映画のための映画でもなく、郷愁礼賛の映画でもない。+と-でとんとんになれるはずなんだけど、その振幅が大きいと、とんとんになるんだろうかという不安が勝るとき、もうだめだモードに入っちゃうんだろうな。なんて。シチリアを出てから、トトは成功した映画監督となり、それなりに私生活も充実していることなのだろう。でも+に戻りきらない振り子を戻すのが怖かったんじゃないか。なんて思う。
_ 寝付きはとてもよいのだけど、とにかく睡眠時間が短くなった。あれこれ考えすぎて眠れないということはまずなく、(考えても仕方ないから寝てしまおう)と思うのかも。で、大概、夜中の三時頃に目が覚める。帰国してしばらくの間は、朝まで熟睡できていたのだけど、今はこんな調子。でも元気な気がする。
_ 苦しいよなー。
_ 「就活」ということばを最初に目にしたとき、連合赤軍の「総括」ということばを連想した。そんな世代ではないし、連合赤軍とはなんの関係もないのだけども。そして今、「婚活」ということばを目にしたり聞いたりする度に、やはりどきりとする。なんでどきりとするのかはうまく言えないんだけど。。
_ 夢。昔は仲良しだったけれどもう離れて行ってしまった人ふたりが登場する。夢の中でも意思疎通は難しく、一台のタクシーに乗ろうとするのだけど、一人が遅れたら一人が別の用事で車を降り、なかなか進めないという夢。暗示的?
_ 子どもの頃、朝、起きたら、手足がしびれていて、なかなか体を動かすことが出来なかった。中学に入る頃からそういうことはなくなり、爾来、最近に至るまでそんなことがあったと言うことすら忘れていた。この数日間、目が覚めると、手足に力が入らなくなっている。ほんの数分すれば、指先から徐々に動かすことができるようになるのだけど。ぐっすり眠っているからなのか、眠りが浅いからなのか、どっちだろう。もっとも子どもの頃から眠りが浅いというのはちょっとへんでもあるけれど。
最近読んだ小説の中のフレーズだったと思うのだけど、「ぐっすりと眠るにも体力がいる」らしい。この小説はなんだったっけ?梨木香歩だったか。
黒猫さんが集荷に来るので、スタンバイ中。
如月さんと電話。朝昼晩、わたしが生きているかどうか電話してくれる。
_ 今日はなんの花粉が飛んでいるのやら、もうえらい目に遭っている。久しぶりに顔が膨張、くしゃみが止まらず、鼻が出る。目はかゆいし、ああこりゃこりゃです。
洗濯して、お布団などすべて干し、掃除機かけて、余った食材を片付け、鍋釜を洗い、もうすぐ出発。今聞いているのはThe Laddar。プリンスの名曲。これとConditon of the heartは、一時期、わたしのテーマ曲だった。
いい音楽は人を救う。
_ 焦らずに、少しずつ匍匐前進。少なくともこの世の中にただ一人、いつも見守ってくれる人がいる。間違った方向に進んでいるときはきちんと正してくれる人。SOSを感知してくれる人。それでよいのだ。とりあえずは回復しなければならない。たとえ百年時間がかかりそうであっても。
_ にげら嬢 [いかがお過ごしでしょう? 私は「就活」「婚活」と聞くと、なぜか徴兵検査に並ばされている列が眼に浮かびます。“乙種合..]
_ ね [にげら嬢さま、コメントありがとうございます。お返事遅くなりました。 をを、「徴兵検査」のイメージ、なんかわかる。。そ..]