_ 図書館で借りた本を電車で読むのだが、しばしば笑いを堪えるのに、地獄の思いをすることがある。最初はのどのいがらっぽさを払うまねをしたりしてごまかそうとするのだが、そのようなことで追い払えるような笑いではないため、時には電車を降りてしまうこともある。各駅停車しか止まらないような駅で降りてしまった日には、待ち時間の間にすっかりと冷静に戻って、ようやくやってきた電車に乗り込んだとたん、条件反射的に、途中下車の元凶となった本を開いて、また笑いを堪えるのに地獄の思いをすることを繰り返したりして、自分であきれてしまう。だめですね。