_ おとといの朝、如月さんから電話があって、「大きな地震があったようで、こちらのテレビでも報道していた。大丈夫だったか」という。え、地震なんてあったっけ。で、昨日の朝、地震で目が覚めた。記憶が前後しているのか、本当に一昨昨日、地震があったのか。夏ぼけか。
古本市も陶器市も見に行かず。この時期に日本にいるのは久方ぶりだから、古本市は見に行きたいんだがな。
サンミュージックの社長さんが、とうとう最後まで連絡を寄越さなかった人に対して、「そんな仲じゃないだろう」と嘆息していたのをみる。そういう思いを人にさせたことがあったなと思い出す。もちろん事情は異なるけど、連絡したい人ほど連絡ができないときって、確かにあるように思う。というのは、言い訳なのだけども。
腹帯をきつく巻きすぎているのか、またよろしくない気分になってくる。食事時は食べられないし、空腹になると余計によろしくない。昨日も、間違ってついふらふらとミスタードーナツに入ってしまった。いきつけの場所ではないのにもかかわらず、今、百円だからなのかな。夕方だったからか、自分の年齢の半分くらいの若人ばっかりで、たいへん落ち着かない思いをした。年寄りはこういうとき、どんなお店に入ればよいのだろうか。そういえば、昔、河原町にあったおばさま御用達の青山という24時間喫茶、いつのまにやらなくなっていたなあ。夕方になると、ウェスタンな格好をして、大きな大きな犬を二匹つれて、窓際の席に陣取っている夫婦がいたものだ。ここにはいっぺんしか入ったことなかったから感傷はないのだが、なぜかあの犬を思い出す。昔、四条にあったトレッカという古い喫茶店が好きだった。若い時分は舞妓さんだったようなおかみさんと、ベレー帽などを被った旦さん(あるいは社長)が、宇治金時パフェなどを食べながら、楽しそうに談笑していたりしたものなあ。