_ 査証を取りに某所へ。今回は親族用の査証を申請してみた。この申請にも親族からの招聘状や日本人の家族からの推薦状が必要である。おかしな話だが、招聘状は夫の名前で私宛に出される。要は「会いたいから来なさい」という内容であり、推薦状は「この人はわたしの娘であり、間違いなく招聘状の差出人の妻である」ということを証明(certify)する内容なのである。そして窓口でさらに、「なにしに某国へいかはるんですか?」と問われ、「夫に会いに行くのです」という会話をしなければならない。すごい会話だ。
_ 大学に戻る前にお昼を食べようと思ってうろうろ。どこもビジネスな人たちばかりで、なんとなく気後れし、日本ではおよそ500年ぶりにマクドナルドへ入る。すみません、とミジンコさんに謝る。戻って仕事と某手続き。ここでも間違いなく妊娠しているという証明書を提出することを求められる。子どもが生まれたら、出生証明書も出さないといけないらしい。海外で出産した場合は英語で出してください、とふつうに言われるが、英語を公用語としている国は、そんなに多くないはずだよなー。ぱっと思いつくのは、英国およびその関連国(加、豪、NZなど)、合衆国。。あれもっとあったっけ。日本は外国語というと英語の国だから、ときどき不思議な気持ちになるのであった。世界のほとんどの人は英語を公用語としていないのにな。おなかの大きな人を間近でみたり、生まれたての乳児を見るだけでは不足で、書類によって証明されない限りは、結婚も妊娠も出産も認められないということを勉強した。