_ 母には毎日電話。格安の国際電話のかけ方でかけるものだから、大声を張り上げないと、向こうには聞こえないらしい。母たち三姉妹は昨年から宝塚観劇にはまっている。今回も、出発前にベルサイユのばらのチケットを代理購入した。このチケットを取りに行きがてら、中山寺を参詣。帰りに新装開店した阪急百貨店を冷やかした。次の宝塚観劇は、カサブランカの予定。わたしも一緒に行く。母に電話した後は必ず、今日も声を聞くことができたとセンチメンタルな気分に襲われる。そしてまた明日の朝まで、声を聞くことができるだろうかと、一日中不安がってしまう。まるで神経衰弱だ。
_ あれ、昨日書いた日記が消えているような。。なんでかな。
到着後の数日は夫の実家で過ごし、その後、街に戻って普通の生活。勝手が違うので、それほど活動的になったわけではないのだが、それでも毎日、少しずつ進めている。予定していたことのうちのひとつは、どうもうまくいきそうにない。それをどのように解決するか、思案中。夫と過ごす時間が思うように取れず、これじゃあ日本と某国とで離れているのと変わらん、と言われる。これまで一人の生活で、わがままし放題、なんでもかんでも自分中心のスケジュールで動いてきた。日本での内輪のお祝いの会のときに、恩師に、「相手あっての結婚生活、いままでと同じに振舞っていてはだめ。つねに相手のことを考えるように」といわれたのに、気がつけばいつのまにかマイペースどころか、まるで夫などいないかのように一人の生活時間を中心に過ごしている。長い独身生活を送ってきて、相手に依存しない生活はできるようになっているかもしれないが、それが過ぎてまるで結婚していないみたいになってしまうのはやはりまずい。もっと相手のことを考えるようにしなければと深く反省。今朝など、夫と電話で話したのだけど、とても暗い声で申し訳なかった。