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  1. ね (05-07)
  2. pyonpyon21 (05-07)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

23-05-2010 / Sunday [長年日記]

_ 朝ご飯を食べて身支度を調えてから、カルガモさんがまた寝てしまうのに付き合って、わたしも二度寝。正午前に起きて、のんびり昼食を取る。

久方ぶりに沢木耕太郎を読んだ。この人の映画エッセーは、まるで一編の短編小説を読むような味わいがある。紹介されている映画をみたくなることはもちろんのこと、その沢木耕太郎のフィルターをとおしてまだ観ぬ映画の主人公たちが勝手に自分の頭の中で動き出して映画を作り上げてしまうような、視覚的な刺激を得るのである。子どもの頃は、新しい本を読む度に、頭の中に主人公の部屋、住む街、食べるものが映像となって、浮かび上がってきたものだった。わたしだけの映画を撮影するような感じとでもいおうか。沢木耕太郎の映画エッセーは、そのような忘れていた読書の刺激を思い出させてくれる筆致が素晴らしい。他の映画と比べることもあるのだけど、悪くいうための比較ではない。どんな映画も素晴らしいんだ、というような深い愛情が感じられるエッセーである。だから実際にその映画を観て、正直なところ映画としてはいまいちだなと思ったとしても、美しい掌編を読んだなあという感想は残る。そういうレビューを書きたいものだ>かれこれ三年越しの書評を抱えていて、わ〜、しまったなあ〜、と今さらながらに思っているわけであります。。もう創作するしかありません。

_ 高齢出産仲間の高校の同級生からのメールを読んで、をを!と思うことがあった。友だちの娘さんも小さい頃、外出や遠出の後、興奮がなかなか冷めなくて、熱を出したり寝付けなかったりということがあったとのこと。あるときは、小児科で鎮静剤を打ちましょうかとまで言われたという。カルガモさんもそういうことなのかも。なるたけストレスがないように、人の少ない時間帯に電車に乗ることを心がけてはいるのだけど、長い距離を移動して、大学に行っても慣れない急ごしらえのベッドに寝かされたりするから、きっと疲れているのだろうな。同級生の娘さんも、保育園が始まり、やはり家に帰ったらほっとしてなのか、熱を出してしまったのだという。ゆうべは、夜中も何度も目を覚まし、うなされているような声を出していた。そのたびにこちらは飛び起きて、様子をうかがい、場合によっては名前を呼びかけるのだけど、本人は目を閉じたままで、半覚醒状態のようだ。今度の某国行きは、だいじょうぶだろうか。飛行機の中で寝ないだろうことは予想されるので、おもちゃなど気晴らしをしっかり準備してあげないといかんかな。


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