_ 今日は子どもの一時保育の日だし、やっと大学へ行ける…と思っていたら、母が風邪で倒れた。帰国早々、子どもがまず日本の寒さにやられ(冬生まれなのに)、保育園でもらった怪しい風邪をこじらせていた。プラスチックを飲み込んだ騒動があって、軽装で外出してしまったわたしも風邪を引き込み、ようやく落ち着いたと思ったところで、どうやら子どもの風邪が母にうつった模様である。珍しく高熱を出した上、寝込んでしまった。二日ほどで起き上がられるようになったけれど、病院へ連れて行ったりなんだかんだで、なかなかたいへんな日々が続いた。明日はなんとか日常に戻れるかな。
_ 市役所へ行った帰りに駅コンコース書店にて、帰国してほぼ初めてじっくりと本屋をみた。へえ〜、こんな本がある!!などと心躍らせながら手にとってみるも、本なんか買ったりしたら、ただでさえ子ども関係の支出がざわざわと増えてきたこの頃、もうお金がないよ〜と思い直し、きっと踵を返して帰宅。清貧の思想とかお金がなくても豊かな暮らしとかいろいろ美しいことばがあるけれど、今までのわたしの人生はいったいなんやったんやろ〜これからはもっとたいへんやな〜という甲羅をいつも背負いながら暗澹たる気持ちで生きているから、ああ、こんな本も買えなくなっちゃったという気持ちにつぶされそうになる。図書館があるではないかと思い直し、ちょっと元気だそうと思って、自動販売機でほっとレモンを買ってみた。