_ 某日。某師と昼食。子どもも同伴。QPさん、おとなしく椅子に腰掛けて、マイペースで食事。お店の人が用意してくれたお椀とスプーンで、楽しく遊びながら食べていた。食後、コーヒーが運ばれてきてから本領発揮。砂糖壺に注視、あれを自分も使いたいという。コーヒーに添えられていたフレッシュを、恐らく、生まれてきて初めてみたはずなのに、躊躇なく、コーヒーに注ぎ入れ、しかも丁寧にコーヒーで洗う(!)技まで駆使して、飲む意欲全開。あかんあかんでー、という声もむなしく、まずは右手握り拳をカップに潜水させた。熱いはずなのに、顔色ひとつ変えず、次は左手。三角に折りたたまれた紙ナプキンを取れとわたしに指示するので、思わずひとつ渡してしまった。それをどうしたかというと、、くちゃくちゃと丸めてカップに浸し、軽く握って、取り出して、顔を上向きにして口元で絞って飲んだのである。一体そんな技をどこで覚えてきたんだか、、。前世はロビンソン・クルーソーだったのだろうか。これなら、一人でジャングルに置いてきても案外大丈夫かもしれないぞ。恩師の前で、ひたすら恥ずかしい思いをしながら、そういうことを考えていました。