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  1. ね (10-09)
  2. ラギ (10-08)
lost luggages ねぶくろ 書簡
--sleeping bag・g-ism/ist--

03-10-2011 / Monday [長年日記]

_ ついに子どもに自分の風邪をうつしてしまい、土曜日の夜頃から青い鼻が出始めて、耳を触るようになった。中耳炎。今回は気をつけて、早めに薬も飲んだし、ずっとマスクもしていたのだけど、これだけ密着して生活していたらもうどうしようもないか、、と反省しつつあきらめて、病院に連れて行く。びっくりするくらい空気が冷たくなっている。どういうことなのか、先週から外出の度に、生まれたてのようにみえる新鮮な黄緑色の胴体をしたカマキリとよく遭遇する。今日も乳母車を押すアスファルトの前に、突然、風に乗ってなのか、ふわりと小さなカマキリが舞い降りてきた。こんな道路の真ん中ではかわいそうだねと言って、指でそっと背中を押すと、誰かが糸を引いているのかと思うくらいのスピードで、垣根に向かって走るように飛んでいった。来週の月曜日は、氏子神社で御稚児行列がある。その次の週は灯籠祭。秋がどんどんと深まって、もう冬支度のことを考えなければならなくなってきた。一年が過ぎるのは本当に早いものだなあ。

図書館で借りてきた「飛ぶ教室」は、わたしが持っていたものと翻訳者が違うからか、なんとなく違和感がぬぐえず。ヨナタン(ヨーニー)・トロッツは、ジョーニー・トロッツ、禁煙先生は、禁煙さん。印刷された文字を読む度に、脳内ではヨーニー、禁煙先生と自動翻訳が逐次おこなわれるので、なんだか頭が痛くなって、すぐに眠くなってしまう。ぽつぽつとしか読めないのだけど、初めて読んだ日の興奮を思い起こしながら、ページを繰っている。


04-10-2011 / Tuesday [長年日記]

_ 病院。肉離れは完治。あとはその原因となった膝がよくなれば大丈夫とのこと。膝はこれからもしばらくサポーターとトレンカみたいなものを穿いて、よくなるのを待つとのこと。ちょっとほっとする。


05-10-2011 / Wednesday [長年日記]

_ 今朝、子どもがはじめておまるで用を足すことができた!おまるを手に入れた当初は、とても喜んで、毎日、長時間、座り続けていたのだが、ついぞ用を足すことができず、今日やっとこさで、悲願を達成することができた。といっても、中耳炎の抗生物質を飲んでいるため、ちょっとおなかがゆるくなっていたから、ほとんど偶発的といってもいいような感じではあったのだが、そんなことは関係なしに、子どもはとてもうれしかったらしく、誇らしげな態度で、一緒になっていつまでもぱちぱちと拍手をしていた。拍手といえば、保育園に迎えに行くと、かならず子どもは自分で拍手しながら、満面の笑みを顔に浮かべて、わたしをめがけて走ってくる。それがなんだかとってもかわいらしくて、わたしも拍手しそうになったりする。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ラギ [初めてのおまる、おめでとうございます!拍手しながら走ってくるシーン想像したら、ほんと、拍手しそうになります(笑)。]

_  [ラギさん、ありがとうございます。 自分で拍手しながら走ってくるの図はいつ見ても、なんかちょっと笑えます。鄧小平とか、..]


07-10-2011 / Friday [長年日記]

_ いつの間にか、わたしもマック使いになって早6年ほどになる。最初の数年はWindowsと並行して使っていたのだけど、今では自分のパソコンはMacintoshだけになっている。スティーブ・ジョブズさんは、わたしが知っている何人かのプログラマの人たちの雰囲気に親しいものがあって、もちろん知り合いでもなんでもないのだけど、勝手に親近感を覚えていた。病気ということももちろん知っていたから、心配もしていた。しかしこんなに早くとは思っていなかったから、やはりショックである。まだ若いのにとても残念。もっといろいろな新しいことをやってみたかったに違いないと思う。これでアップルから先見性(ってことばがものすごく頻繁に使われているのが、今回の訃報ニュースで印象に残っている)が失われることがあったりしてはならないと思うのだけど、ジョブズさんだったら、彼だったらどんなことを考えただろうかということを、アップルの人も、ユーザーも、これからは常にずっと考えていくことになるのかなあ。ご冥福をお祈りするとともに、今までありがとうございました、どこで使っても全然ウィルスの心配しなくてよかったので、本当にストレスがなくて助かりましたと御礼を伝えたいです。

_ 足を悪くしていたので、行けなかった子どもの1歳6ヶ月検診を明日に控えて、記入しないといけない用紙を埋めていたら、子どもはなんと成長が早いんだと、驚いてしまった。うちの子どもは、6ヶ月くらいで、もうひとりで座って、ハイハイもしていて、8ヶ月頃にはつかまり立ちをして歩かんばかりになっていた。ひとりで歩くようになったのは11ヶ月の頃。初めて、「おかたん!」と叫んで、走ってきたのがちょうど一歳の誕生日だった。そんなことを思い出しながら、せっせと記入していたら、子どもが普通に何気なく近寄ってきて、いきなり用紙を取り上げてびりっと破いたのだった。満面の笑みを浮かべて、ニカッと笑った。質問項目に、「いたずらが激しいですか」というのがあったので、二重丸をつけたわけである。いや、ほんとにいたずらが激しいんです。毎回、きちんと叱ってはいるけれど、子どもはにかにかと笑うだけなので、もっと本格的に叱るべきかどうかを、明日は聞こうと思っている。ちなみに、夫の某国民は、絶対に子どもを叱らないし、叩いたりもしない。その度量の大きさというか子どもに対する寛容の度合いには敬服するばかりなのだが、日本で暮らしているとなかなかそういうことも難しい。保育園の先生も、いけないことはいけないとはっきり叱るべきだと仰るので、そうだそうだと思いつつも、叱り方というのは意外にも難しいところがあるなと痛感している。食事の進め方なんかもそうで、子どもは基本的にひとりでスプーンを握って、ひとりで食べたい人である。自分の食べ方で、一旦、両手でぐちゃぐちゃにしてから、改めてスプーンやフォークで、自分のペースでゆっくりと時間をかけて、きちんと完食する。そうするとわかっていても、こちらに余裕がなかったり、カレーだとかトマトを使っているようなものを、そうされると、つい「もうそこまで!」とお皿を下げたりしてしまうことがある。実際、食べ物で遊ぶようなことはだめだと教えるためにはお皿をすぐに下げるのは正しいのである。しかし、子どものやり方を尊重するとか考え出すと、大人の忍耐とか、上手にそんな食べ方はだめだときちんと伝えることを考えないといけない。そのためにも、子どもと一緒に自分もテーブルについて、自分の食事をちゃんと取ることが大事だろうと思っているのです。なので、6時頃に夕食を食べて、7時にはお風呂に入って、8時前に寝るようになりました。なので、時々、変な時間に目が覚めてしまって、夜中に眠れず起きていたりします。。もうすぐ1時。今日は、ジョブズさんのことをあれこれ考えたりニュースを読んだりして、余計に目が冴えてきた。


10-10-2011 / Monday [長年日記]

_ 氏子神社の秋祭りへ。母方の祖母の命日でもあることから、本当に長い間、この祭礼に足を運ぶことがなかった。今日は子どもを連れて出かける。御稚児行列は見逃してしまったけれど、その後の儀礼には間に合う。巫女さんが、笹の葉の束を使って、釜に沸かしたお湯を集まった人々に振りかけていくのである。お湯を振りかけてもらえば、向こう一年、無病息災に暮らせるという。子どもも静かに巫女さんの一挙手一投足に目を凝らしていた。儀礼が終わってから、図書館へ本を返却にいき、また金木犀の香りをたぐり寄せるようにして、家路についた。金木犀の花を少しだけ手のひらにとって、子どもの鼻先に近づけると、子どもはぷうーっと息を吹いて、全部飛ばせてしまった!元気でよろしおすな〜、と笑いながら今度は猫じゃらしを摘んで、子どもに持たせた。久々の日本の10月を楽しんでいる。


18-10-2011 / Tuesday [長年日記]

_ 朝、子どもと一緒にNHK教育をよく観る。「にほんごであそぼ」で、最近、よく歌われる歌がずっと頭の中で回っている。

わたしのまちがいだった/わたしのまちがいだった/こうして草にすわればそれがわかる

八木重吉の詩だそうだ。

わたしも、わたしもそういいたい。明日、草に座りに行こう。


21-10-2011 / Friday [長年日記]

_ 明日からしばらく某国へ行ってきます。いろいろと、クリティカルな局面を迎えている現実に対応するために。辛いことや我慢できないことがあったら、八木重吉の詩を思い出そうと思う。草の上に座るような余裕を持とうと思う。一番最初に海外旅行に出たときは、今となってみれば嘘みたいな話だが、小さなスポーツバッグひとつと、肩掛けショルダー(ずっとずっと、アフタヌーンティーの定番だったビニールのバッグで、結構、長くしつこく使い続けている人が今でもいると思う)の小さいのひとつだけだった。Tシャツ3枚に、Do!Familyのチノパンと綿パン、膝丈のキュロットみたいなのと計3本のズボン(うち、綿パンはパジャマ)、靴下3足、着替え3セットだけだった。化粧品は日焼け止め、ファンデーション、アイブロウペン、リップクリームだけ。なんであんなに荷物が少なかったのだろう。小さなノートには、ぎっしりといろいろなことを書き綴った。レシートも貼った。懐かしいなあ。今は二人になったからというのもあるけれど、小さい人の荷物ばかりで、わたしの荷物は実はほとんどなかったりする。それなのに、毎回トランクはぎっしりになるし、それ以外のサブバッグも、一体なぜこうなるのかわからないが、ぱんぱんにものが入っている。いつか、ほとんど荷物を持たない旅行に行きたいものだ。子どもが大きくなって、自分の荷物を持てるようになったら、もっと楽しい旅ができるだろうか。明日は大雨だという。飛行機が無事に飛びますように。


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