_ 子どもがクマのぬいぐるみをおんぶして、「くまちゃんが熱を出したよー」という。そりゃ、たいへんやなーといって、引き出しから体温計を出すと、たいへん慣れた手つきでボタンを押し、くまちゃんの脇に挟んでやったりしている。エラー表示が出た体温計を見て、「お薬を飲むの!」という。冷蔵庫に常備している熱さましのジェル状シートを出して欲しいという。くまちゃんの額にシートを貼って、子どもは枕元に座り、ときどきタオルで汗を拭いたりしてやっている(らしい)。子どもって、ほんとによく見ているものだ。。
子どもの髪が伸びてきたので、新聞を床に敷いて、散髪屋をした。子どもは神妙な面持ちで、じょきじょきという鋏の音に耳をすませ、微動だにしない。そして時折、持たせている手鏡を見ている。こちらは緊張の度合いが高まり、手が震えて、恐ろしくおかしな髪型に切ってしまった上、一人で大爆笑してしまったりした。すると子どもも何か楽しいことがあったんだねおかーさん、という表情でやはり笑っている。いつまでこうして髪を切らせてくれるだろうか。
そうそう、おままごとや看病のしぐさなんかに、自分のくせや動きが模写されてるようでどきっとしますよね。いまは、片付けの仕方(根本的な整理をせず、とりあえず引き出しに押し込む・・・)がわたしにそっくりでとほほな毎日です・・・。
散髪屋さん、いいですね。うちは、もう切らせてくれなくなりましたが、私自身はたしか小学校中学年くらいまでは「おかあちゃんの散髪屋さん」でした。懐かしいなあ。
ほんと、子どもは親を映す鏡なのですね。。しみじみ(笑)。
うちのこどもの散髪屋なのですが、前髪がいつもぱっつんぱっつんで、ちょっとヤノマミ族のみなさんのような髪型になっています(ヤノマミのみなさん、例に出してしまってすみません)。しかしよく言えば、ちょっと前髪を切りすぎたヘプバーン@ローマの休日、、、にも見えなくないようで、保育園で上のクラスの先生が「今時珍しいけれど、懐かしい髪型!子どもらしくて○!」とコメントしてくだしました(笑)。かなりオーバーなほめ方ですが、いつか子どもが大きくなって、髪型失敗した〜などといって泣いたりしたときには、この言葉を贈ろうと思っています!