_ 今は昔、今や◎×大学の重鎮某氏、△◆大学の最重要人物某女史、×÷Σ大学の主柱たる第二某氏など、そうそうたる先輩方の末席で、某御大のκβα茫々論というゼミの末席を汚していたことがありました。その先輩の某女史から連絡が世紀末以来初めてあり、畏れ多い思いをしながら開封してみると、某所にて博士論文を書いている某国人博士学位候補者の博論の外部審査員をして欲しいという依頼でありました。もちろん恐悦至極に存じますが、其れがしは斯様な器ではござりませんとお詫び申し上げたのでありました。しかしひじょうにお世話になった先輩でもあったので、念のため、わたしの専攻の先輩にも相談してみて、もっとも適切な方をご紹介申し上げました。久しぶりの小僧仕事で、緊張しましたが、某国研究のうち、某分野に関しては、先陣研究者があまりにも偉大すぎて、後継者が育たなかったんじゃないかなと言う説があったりもします。まー、わかんないんですが、そんなことを思いがけず電話で長々と某先輩と語り合ったりしてしまいました。某国へ移住した別の某先輩女史からちょうど近況を知らせるメールが来たばかりでもあったので、そのこともついでにお知らせして、旧交を温めたのでした。みんな滅多なことでは顔を合わせることはないのですが、なんだか面白いなあと思って、久しぶりに楽しい夕方でした。